江口節さんから詩誌「鶺鴒」8号をお贈り頂いていた。
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表紙詩は増原順子さんの「無限の中で」。
なるほどと思わせられました。
わたしの好きな将棋は81マス。その中に無限の広がりがあります。
初々しい同人(年齢は知りませんが)のみなさん16人の作品が並んでいます。
みなさん素朴に書いておられて好感が持てます。
発行人の江口さんのお人柄でしょうか。
今号、原和子さんの「カラス」に感心しました。
探しているものが
探しても 探しても見つからなくて
どうでもいいものばかり出てきて
イライラしていると
窓の外で カラスが
しきりに鳴くので
急に 心がやさしくなって
固くなったパンを投げると
ピョン ピョンはねて くわえて
小鳥の水吞場で やわらかくして
食べている
探しているものが
見つかってよかったね
(カラス)
なんでもなさそうだが、わたしは「うまい!」と思いました。
皆さん個々の寸評は、江口さんにお届けします。
ありがとうございました。
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表紙詩は増原順子さんの「無限の中で」。
なるほどと思わせられました。
わたしの好きな将棋は81マス。その中に無限の広がりがあります。
初々しい同人(年齢は知りませんが)のみなさん16人の作品が並んでいます。
みなさん素朴に書いておられて好感が持てます。
発行人の江口さんのお人柄でしょうか。
今号、原和子さんの「カラス」に感心しました。
探しているものが
探しても 探しても見つからなくて
どうでもいいものばかり出てきて
イライラしていると
窓の外で カラスが
しきりに鳴くので
急に 心がやさしくなって
固くなったパンを投げると
ピョン ピョンはねて くわえて
小鳥の水吞場で やわらかくして
食べている
探しているものが
見つかってよかったね
(カラス)
なんでもなさそうだが、わたしは「うまい!」と思いました。
皆さん個々の寸評は、江口さんにお届けします。
ありがとうございました。
昨日、島田ギャラリーの島田誠さんから、うれしいお便りとともに送ってくださった。
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これはうれしい、山本忠勝さんの美術評論集『坂の上の作家たち・ギャラリー島田という絶壁』(ギャラリー島田・2016年5月25日)
山本さんは神戸新聞で美術記者を長く務めた人。退職されてからの消息を知らなかったが、お元気だったのだ。良かった。
氏が書く個展評はいつも感動的だったのを覚えている。
わが菅原洸人画伯のことも何度か取り上げてくださっていた。
島田さんが「あとがき」で書いておられる。
「対象への深い理解と愛情があり、評する相手を密かに励まし、導いた。その言葉を心に刻んで歩んだ多くの人を知っている。もちろん、私もその一人だ。取り上げられた人(多くは作家)は自身の深層意識まで掘り当てられ、しばしば感嘆し感謝し、ゆくべき指針を心に抱くこととなった。なぜ、そこまで見えるのか?」
そう、真にそのような文章だった。
これから読むのが楽しみ。
しかし、これまでに送って頂いている本で、まだ読ませてもらってないのがある。
それを読んでからのお楽しみ。
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これはうれしい、山本忠勝さんの美術評論集『坂の上の作家たち・ギャラリー島田という絶壁』(ギャラリー島田・2016年5月25日)
山本さんは神戸新聞で美術記者を長く務めた人。退職されてからの消息を知らなかったが、お元気だったのだ。良かった。
氏が書く個展評はいつも感動的だったのを覚えている。
わが菅原洸人画伯のことも何度か取り上げてくださっていた。
島田さんが「あとがき」で書いておられる。
「対象への深い理解と愛情があり、評する相手を密かに励まし、導いた。その言葉を心に刻んで歩んだ多くの人を知っている。もちろん、私もその一人だ。取り上げられた人(多くは作家)は自身の深層意識まで掘り当てられ、しばしば感嘆し感謝し、ゆくべき指針を心に抱くこととなった。なぜ、そこまで見えるのか?」
そう、真にそのような文章だった。
これから読むのが楽しみ。
しかし、これまでに送って頂いている本で、まだ読ませてもらってないのがある。
それを読んでからのお楽しみ。
『触媒のうた』のアマゾンの売れ筋ランキングだが、新刊本が売り切れてしまっている。
だから、1位から2位に転落。そりゃ売れないもんね。
1位は『故郷七十年』だ。これは柳田本で、『触媒のうた』で何度も取り上げている本。その影響ではないかな?
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ところが驚くことがある。
『触媒のうた』は二冊が古書で出ていたのだが、どうやら一冊売れたらしい。
それは3888円とかで出ていた。
気の毒に、そんな高値で買って頂いたのだ。わたしに言ってくだされば新刊価格でお送りできたのに。
もう一冊は残っている。11433円だと!
もう、こんなのは買わないでくださいよ。
それにしてもなぜ古書で出ているのだろう。
わたしが献呈したどなたかが古書市場に出されたということか?
今日、宮崎翁をちょっとお訪ねしました。
お元気でした。
感激することがありました。
翁が初めてわたしに『触媒のうた』のことを「見事な本です」と褒めてくださった。
本を出してからこれまで翁には何度もお会いしている。
しかし、ちゃんと褒めてくださったことがなかった。
多分、翁にとってはご不満がいっぱいあるのだろうと思っていた。
それでなんにもおっしゃらないのだと思っていた。
しかし「いい本です。だれも文句のつけようがありません」と。
わたしは思わず涙がこぼれそうになりました。
部屋には地球儀が置いてある。

もうこの部屋になじんでいる。
しかしこの地球儀、実は施設のリビングに置かれていたもの。
「だれも解らないから、ぼくが預かってる」とすましておられる。
「これがなんだということも、どう使うものかも、ここの人たちは解ってないんだから」と。
いいなあ。
だから、1位から2位に転落。そりゃ売れないもんね。
1位は『故郷七十年』だ。これは柳田本で、『触媒のうた』で何度も取り上げている本。その影響ではないかな?
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ところが驚くことがある。
『触媒のうた』は二冊が古書で出ていたのだが、どうやら一冊売れたらしい。
それは3888円とかで出ていた。
気の毒に、そんな高値で買って頂いたのだ。わたしに言ってくだされば新刊価格でお送りできたのに。
もう一冊は残っている。11433円だと!
もう、こんなのは買わないでくださいよ。
それにしてもなぜ古書で出ているのだろう。
わたしが献呈したどなたかが古書市場に出されたということか?
今日、宮崎翁をちょっとお訪ねしました。
お元気でした。
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感激することがありました。
翁が初めてわたしに『触媒のうた』のことを「見事な本です」と褒めてくださった。
本を出してからこれまで翁には何度もお会いしている。
しかし、ちゃんと褒めてくださったことがなかった。
多分、翁にとってはご不満がいっぱいあるのだろうと思っていた。
それでなんにもおっしゃらないのだと思っていた。
しかし「いい本です。だれも文句のつけようがありません」と。
わたしは思わず涙がこぼれそうになりました。
部屋には地球儀が置いてある。
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もうこの部屋になじんでいる。
しかしこの地球儀、実は施設のリビングに置かれていたもの。
「だれも解らないから、ぼくが預かってる」とすましておられる。
「これがなんだということも、どう使うものかも、ここの人たちは解ってないんだから」と。
いいなあ。
いろんなブログで『触媒のうた』を取り上げていただいています。
ありがたいことです。
みどり文庫さん。 http://kturezure.exblog.jp/26720369/
Mさん。 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960485571&owner_id=8175386
明日香さん。 http://nishinomiya.areablog.jp/page.asp?idx=1000061331&category_idx_sel=10068940
平野さん。 http://hiranomegane.blogspot.jp/2017/06/blog-post_25.html
林さん。 http://sumus2013.exblog.jp/27964944/
ほかにも上げてくださっている方があるかもしれませんが。
みなさん、ありがとうございます。
それからこれはブログではありませんが、作家、出久根達郎さんが「古書通信」に書いてくださった書評。
←二段階クリックで。
「喫茶・輪」でもお求め願えます(電話・FAX0798-33-0896)。
いまのところ在庫があります。
ありがたいことです。
みどり文庫さん。 http://kturezure.exblog.jp/26720369/
Mさん。 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960485571&owner_id=8175386
明日香さん。 http://nishinomiya.areablog.jp/page.asp?idx=1000061331&category_idx_sel=10068940
平野さん。 http://hiranomegane.blogspot.jp/2017/06/blog-post_25.html
林さん。 http://sumus2013.exblog.jp/27964944/
ほかにも上げてくださっている方があるかもしれませんが。
みなさん、ありがとうございます。
それからこれはブログではありませんが、作家、出久根達郎さんが「古書通信」に書いてくださった書評。
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「喫茶・輪」でもお求め願えます(電話・FAX0798-33-0896)。
いまのところ在庫があります。
『触媒のうた』が神戸新聞総合出版センターの売れ筋1位になっていたわけがわかりました。
林哲夫さんがブログで取り上げてくださったからでしょう。
「daily-sumus2」
微に入り細に入りの丁寧な書評を書いてくださっている。
林さんのブログはたくさんの本好きが閲覧しておられる。
ありがたいことです。
林哲夫さんがブログで取り上げてくださったからでしょう。
「daily-sumus2」
微に入り細に入りの丁寧な書評を書いてくださっている。
林さんのブログはたくさんの本好きが閲覧しておられる。
ありがたいことです。
神戸新聞さん、記事拝借お許しを。
今朝の「正平調」です。
←クリック
中川一政さんのエピソードが載っている。
富士山のことを「完成しているからね。だから、あれ以上に描けないね」との言葉。
それに関連して拙著『触媒のうた』101ページにこんな話が。
←クリック
宮崎翁が中川さんから聞いた話として、
「きれいな所は絵になりませんね」
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今朝の「正平調」です。
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中川一政さんのエピソードが載っている。
富士山のことを「完成しているからね。だから、あれ以上に描けないね」との言葉。
それに関連して拙著『触媒のうた』101ページにこんな話が。
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宮崎翁が中川さんから聞いた話として、
「きれいな所は絵になりませんね」
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先日、9日に久しぶりに会った従弟同士。
パソコンが壊れてから、わたしのyoutubeが行方不明になってたのですが、やっと見つかりましたので久しぶりにアップしました。
fumiとsyunta
パソコンが壊れてから、わたしのyoutubeが行方不明になってたのですが、やっと見つかりましたので久しぶりにアップしました。
fumiとsyunta
蝉の幼虫を見て、誰かが「孵る」という言葉を使った。「羽化」が正しいんですけどね。
するとそれを聞いたmioriが
「どこに帰るの?」と言った。
「帰るじゃなくて、脱皮」と言われて、
「だっぴてなに?」
新しい言葉とともに驚きの様子。
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同じ場面でsatoの言葉。
「羽化」という言葉を聞いて、
「お兄ちゃん、(受験に)受かるんや」と。
するとそれを聞いたmioriが
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「どこに帰るの?」と言った。
「帰るじゃなくて、脱皮」と言われて、
「だっぴてなに?」
新しい言葉とともに驚きの様子。
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同じ場面でsatoの言葉。
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「羽化」という言葉を聞いて、
「お兄ちゃん、(受験に)受かるんや」と。
アニメ映画「この世界の片隅に」を観てきました。
二時間余りの映画だったが、なかなか良かった。
適度の省略があって余韻が残った。
絵が素晴らしいですね。
よくもあんなに細かく見事に描けるものだと思いました。
『触媒のうた』よろしくお願いいたします。
←二段階クリックで。出久根達郎さんの書評です。
少部数の発行です。売り切れにならないうちにお買い上げ頂ければ幸いです。
二時間余りの映画だったが、なかなか良かった。
適度の省略があって余韻が残った。
絵が素晴らしいですね。
よくもあんなに細かく見事に描けるものだと思いました。
『触媒のうた』よろしくお願いいたします。
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少部数の発行です。売り切れにならないうちにお買い上げ頂ければ幸いです。