林哲夫さん装幀の『宮本常一の風景をあるく ~周防大島久賀・橘・大島~』(周防大島文化交流センター編・みずのわ出版・2016年)2500円+税を読んでいる。
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読んでいる、といってもほぼ写真である。
見ているといった方がいいかな?
周防大島は山口県にある。淡路島、小豆島に次いで瀬戸内海で三番目に大きな島だという。
民俗学者、宮本常一の故郷である。
宮本の本は以前に何冊も読んだ覚えがあり、いずれも興味深かく面白かった。
そして、郷土史家であり石造文化財の専門家であった田岡香逸氏が、その昔親しくしておられて西宮にもよく足を運ばれた人でもある。
時代が合えば、わたしもお会いしておきたかった人だ。
さて、この本、昨日かかりつけのお医者さんへ行った時に待合の間にページを開いたのだが、いい写真がいっぱい載っている。
いずれも常一氏が撮影したもの。
昭和の香り、いや匂いと言った方がいいか、そんな写真がふんだんに出てくる。
それは懐かしいだけで済ましてはいけないのだろう。
そこから何かを学び、将来への糧にしなければいけないのだろう。
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と、こんな高尚な話は、わたしにはそぐわない。
ただ、楽しい本であることは間違いない。
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読んでいる、といってもほぼ写真である。
見ているといった方がいいかな?
周防大島は山口県にある。淡路島、小豆島に次いで瀬戸内海で三番目に大きな島だという。
民俗学者、宮本常一の故郷である。
宮本の本は以前に何冊も読んだ覚えがあり、いずれも興味深かく面白かった。
そして、郷土史家であり石造文化財の専門家であった田岡香逸氏が、その昔親しくしておられて西宮にもよく足を運ばれた人でもある。
時代が合えば、わたしもお会いしておきたかった人だ。
さて、この本、昨日かかりつけのお医者さんへ行った時に待合の間にページを開いたのだが、いい写真がいっぱい載っている。
いずれも常一氏が撮影したもの。
昭和の香り、いや匂いと言った方がいいか、そんな写真がふんだんに出てくる。
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それは懐かしいだけで済ましてはいけないのだろう。
そこから何かを学び、将来への糧にしなければいけないのだろう。
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と、こんな高尚な話は、わたしにはそぐわない。
ただ、楽しい本であることは間違いない。