喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「ああ栄冠は」が今日流れる。

2019-08-22 08:00:28 | 神戸っ子
今日の甲子園でこの歌が流れます。
「栄冠は君に輝く」https://www.youtube.com/watch?v=A3pd2U_6Fxk

そして、この歌にまつわる感動的な話。「ああ栄冠は」

決勝戦が終わって、優勝チームの選手を先頭に、それに続いて敗者のチームがグランドを一周します。
その時にこの曲は流れます。
しかしこの歌は、勝者よりも敗者への賛歌ではないかとわたしは思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「半どん」から2篇

2019-08-21 07:50:53 | 続・コーヒーカップの耳
「半どん」172号に仮称「続・コーヒーカップの耳」からの2篇を載せていただいてます。

←二段階クリック。

「チョコレート」と「椅子」です。

「チョコレート」は「喫茶・輪」の隣の「日本盛」でフォークリフトの運転手として働いておられた珍しい名前の助代さん。
今は種子島で悠々自適の生活を送っておられます。
お盆前に収穫の新米を贈ってきてくださいました。

「椅子」は辛い話です。
明石のり「鍵匠」さんの営業部長だった人。
「喫茶・輪」を前線基地のように活用して頑張っておられました。
今はもう…。

仮称『続・コーヒーカップの耳』は160篇の話を草稿として今推敲を重ねていますが、本になる時には、いくつかが削除されることになります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「あおり」

2019-08-20 17:02:58 | 続・コーヒーカップの耳
仮称『続・コーヒーカップの耳』の推敲をしていた。
机の上はパソコンと資料でいっぱいなので、横の絨毯の上に原稿を広げ、背中を丸めて、あぐらをかいて赤鉛筆入れてたら、
そばを通った家内が、「kohちゃんとおんなじ恰好してはる」と。
そういえばkohも本を読んだり勉強するとき、こんな格好をよくしている。

さて、さっき推敲していたページに「あおり」という短い一片がある。
今まさに世間で話題になっているもの。
これは読んで笑えてしまう。
160篇の中にはこのような軽いもの、笑えるものも息抜きとして入れてある。

《トレーラーで有料道路を走りよったんや。そしたら後ろからあおりよるんや。ええ車や。追い越ささんと出口まで来て 俺 料金所の係員に言うてやった。「金は後ろの社長にもろてくれ」て。そのままサーッと出て 次の交差点で信号待ちしよったら その車が追い付いて来て 兄ちゃんが降りてきよった。えらい文句言いよるから 「お前 払てくれたんか」て訊いたら 「いいや」て言いよる。「それやったら文句言うな」て言うてやった。》
まだETCが十分に普及していない頃の話である。
これを話してくれた村上さんも、今はない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地蔵盆祭りへのご案内

2019-08-20 08:17:18 | 地蔵さん
ことしもまた地蔵盆が近づいてまいりました。
もう西宮では、このような、隣保一丸となって執り行うような地蔵盆はないのではないでしょうか。
わたしができるうちはなんとか続けたいと思っていますが、
いつ、「今年でお終い」となるか分からない状況です。
どうかお参り下さい。

←二段階クリックでどうぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また休みます。

2019-08-20 07:32:08 | 喫茶・輪


「喫茶・輪」は今日久しぶりに再開ですが、23日(金)は地蔵祭り準備のために休業させていただきます。
よろしくお願いいたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出版へ向けての推敲

2019-08-19 19:21:39 | 続・コーヒーカップの耳
来年の2月に刊行が予定されているのですが、仮称「続・コーヒーカップの耳」を推敲しています。



前作の詩集『コーヒーカップの耳』は35篇でしたが、今度は約160篇あります。
全国販売なので方言のチェックも。編集者さんによれば、説明が必要なものもあるようで。
隣の地蔵さんのお祭りを24日に控えていて、その準備に忙しいのですが、合間を見てちょっとずつ。
さすがに大手の出版社からの刊行ということで、簡単ではありません。
企画出版が決まってから、出るのは半年も先。これでも早い方だそうです。
その時にはご支援のほど、よろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

工場のアゲハ

2019-08-19 07:47:32 | 
今朝の神戸新聞「読者文芸」欄。
わたしは特選作よりも、入選作の「工場」に目が奪われました。

←クリック。
きっぺいさんの「工場」です。
タイトルの「工場」と「アゲハ」という言葉が並んでます。
その姿が目に入った瞬間にわたしは「アッ」と感じたのでした。

選者、時里氏の評です。
《だれの目にもとまらないような工場の機械や車両に紛れている季節のしるしを拾う眼差しがいとおしい。》
いつも通り、情のある評です。

ところでわたしがアッと感じた理由です。
昔の自分の詩を一気に思い起こしたのです。

1998年に出したわたしの第一詩集『工場風景』の中の一篇。

←クリック。
これを思い出したのです。

そうか、アゲハ蝶は工場が好きなのか。わたしが勤めていた工場だけにやってきていたわけではなかったのか。
いや、そんなことではない何かを、わたしはこの、きっぺいさんの「工場」から感じたのでした。
但し、きっぺさんの「工場」は明るい詩です。比して、わたしの「蝶」は暗く重いですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

施餓鬼

2019-08-18 14:00:20 | 日記
菩提寺、茂松禅寺の施餓鬼にお参りしてきました。
わたしたちは久しぶりです。
新しい本堂が建立されてからは初めて。
本堂には200人以上の檀信徒が集いました。
そして僧侶が15人、いや、お寺のお世継ぎの小坊さん(幼稚園児)の僧衣姿もあり、16人でした。
これだけの僧侶の読経は迫力がありました。
お経のシャワーを全身に浴びました。
約一時間の儀式。
荘厳なものでした。

お寺のそばには硅化石が。

そして楠の大樹。

山門です。

本堂が立派に再建されていました。

帰りに、供養のおこわをいただきました。


これがおいしいんです。「絹笠」のおこわ。お昼に頂きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芦屋、RR荘

2019-08-17 22:09:51 | 日記
夕方から、sato一家と芦屋へ。


帰りはRR荘を通って帰ってきました。

道路に電柱電線がありません。
全て地下埋設。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついに引退

2019-08-17 11:24:04 | 日記
もう何年使ってきただろうか、10年近くになるのでは?しかも二人で酷使してきました。
プレゼントしてもらったマッサージ器がついにご臨終。
最近モーターの動きもソロリソロリになってきていたのですが、ついに止まってしまい、カバーを外してみると包んでいた布が破れていてモミ球がむき出しに。
破れた繊維がモミ玉の芯に絡みついていました。こうなると危険なので使うな、とのことです。
修理を考えましたが、どうも無理とわかりました。
で、自分たち二人の誕生日プレゼントとして新調しました。
二人とも今週が誕生日です。



今度はグレードアップしてモミ玉が8個あるやつ。前のは4個でした。
早速家内が「どれどれ」と言ってうれしそうに使いました。
そして、「お先に失礼しました」とわたしに。
具合いいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地蔵盆準備

2019-08-17 09:20:25 | 地蔵さん
今朝は7時より、隣保総出で24日の地蔵盆祭りへ向けての準備、大掃除でした。



約2時間で終了。
今年は若い男衆が三人出てくれましたので、わたしは指示するだけ。
テント立ても敢えて黙って見てました。
ああだこうだと言いながら立ち上がりました。



もうわたしは代替わりをしてほしいのです。

地蔵堂横です。

大きな石臼があります。
わたしが子どものころから境内にありました。
ということで戦前からの遺物。
奥の煉瓦塀の煉瓦も戦前からのもの。
戦災で焼け焦げた煉瓦を利用してます。
ブロック塀にしようという案があったのですが、わたしが強硬にこれの再利用を推したのでした。
数少なくなった戦争の遺物です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誕生日

2019-08-16 22:39:09 | 日記
今日76回目の誕生日。
我がこととは信じられず。
mixi、fbに祝いの言葉多くいただく。
ありがたし。

エッセイ、2本仕上げる。
なかなか面白し。
ハガキ一通落手。
手紙一通落手。
いずれも文と共にある人から。
「KOBECCO」から校正原稿。
2ヵ所修正。

ビール、350ミリリットル、一本。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

災害派遣の自衛隊員は

2019-08-15 16:47:40 | 本・雑誌
小説『ハリケーン』だが、

若い自衛隊員が登場する。
中村一等陸士。
子どもの時に一家で交通事故に遭い、自分一人が助かる。
叔父に育てられるが、肩身の狭い思いをし、学校を出てすぐに自衛隊に入る。
土砂被害の広島、安佐北区へ救出活動に行く。
5年前のあの、77人が亡くなった安佐区である。
そこで一人の子供を救出する。
その子はその災害で家族をなくし、一人だけ助かる。
上司からは事前に「個人的な感情を入れるな」と指導されていた。
災害派遣は、任務を遂行するだけだと。
ところが半年後、その子からひらがなだけの宛名の手紙が来る。
「いっとうりくし、なかむらしんいちさま」と。
返事を書くことをためらったが、自衛隊の絵葉書に名前だけを書いて送る。
受け取ったということを知らせるためだけに。
それから毎月、子どもから手紙がくるが、返事を書いたことがない。

と、こんな場面があって切なくなる。
著者の高嶋哲夫さんは、この小説を書くにあたって、やはりよく取材されている。
日本の災害のことも自衛隊のことも、数字を交えて詳しく書かれている。
単なる数字の羅列ではなく、生きた文章の中にあって、読みやすい。
まだ50ページをちょっとすぎたところだが、おもしろい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ハリケーン』

2019-08-15 10:42:17 | 本・雑誌
なんというタイミングだろうか。
この本を読み始めることになりました。



『ハリケーン』(高嶋哲夫著・幻冬舎文庫・令和元年8月10日初版発行)です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「麦藁帽子」

2019-08-14 08:44:47 | 文学
kohが「ジーチの青春の一冊は?」というので、それならこんなのが、と
「ただ麦藁帽子のかすかに焦げる匂いがするきりで」という一行の話をしてやりました。
すると「あ、それにしよう」と。
学校からの課題で、身近な大人が推薦する青春の一冊を取り上げて感想を書き、それに推薦者がコメントをするというもの。
なかなか面白い宿題だ。
丁度年頃もkohにピッタリ。
早速ブックオフへ行くと、kohは通路に入っていったかと思うと「あった」と言って出てきた。


その小説はこう始まる。
《私は十五だった。そしてお前は十三だった。》

もう60年も昔、中学生のわたしがそのころ読んでいたのは主に江戸川乱歩、コナン・ドイルなどだった。
そんな中で、毎月取っていた学習雑誌に載っていた堀辰雄の「麦藁帽子」を読んで衝撃をうけたのだった。
「これが大人の文学なのか!」と。
そして先の一行「ただ麦藁帽子の、かすかに焦げる匂いがするばかりで」が頭に刻み込まれたのだった。



この度、60年ぶりに全編読むことになって、内容はすっかり忘れていることに愕然とした。
しかし、青春の入り口の精神状態の細やかな描写など、雰囲気はそのまま蘇ってきて、いい時間を持つことができた。
但し、kohが印象的に思った一行と、わたしの「ただ麦藁帽子の」とは違ったようで、それはまた当然でもあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする