goo blog サービス終了のお知らせ 

地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

鳥肌立つ。「杉池へ入る道」

2006年03月27日 23時57分24秒 | 佐渡地理



 小佐渡山脈の尾根。越佐海峡側の山腹に杉池がある。
佐渡の自然を楽しむ場所としては隠れた名所と言えよ
う。過去、何度か紹介してきた。

 撮影は昨年(2005年)7月1日である。霧が立ちこめる
日であって、現場にいて幻想的な雰囲気に包まれたこ
とを記憶している。


 たくさんの種類の広葉樹に包まれ、この地が豊かな
木々と、その木々を支える水分に恵まれていることは
すぐわかる。

 一人で歩くにはこの様な日は少し山としては奥が深
い。薄暗い山道を歩くうちに自然と鳥肌が立つ。これ
は何かへの警戒感、あるいは恐怖心からである。だが、
その何かがわからない。杉池はそんな雰囲気で来るも
のを迎えてくれる時がある。



 自然というのは案外そんなものでなくてはならない。
たやすく見て楽しめてと言うのが自然とばかり思って
いてはならぬと、知らしめる格好の場所であった。


---------------------------------------
写真撮影:2005.7.01
---------------------------------------
2006年 地理の部屋と佐渡島 sadotiri
---------------------------------------
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
---------------------------------------


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
杉池 (ねこいらず)
2006-03-28 09:26:55
おはようございます。



杉池は雰囲気がある素晴らしいところですね。

そこに至る道が、指摘の通りちょっと奥深く

初めての人は少々不安を感じるかもしれません。

「何かへの警戒感、あるいは恐怖心」のくだりは

本当に良く分かります。

それは自然への畏怖とも言えるでしょうね。

たとえ地図やコンパスを備えていても、そんな気持ち

になる。しかし、だからこそ出あえた風景などに感動

できる・・・。

遊歩道や道標が必要以上に完備されている人工的な

場所では、決して味わえないことですね。

返信する
朝もや (白熊)
2006-03-28 17:08:08
早起きして朝もやのある日には、カメラを持ち歩いていて良かったと、思える日です。

向こうの明るい日差しを感じ、シルエットで見える林の雰囲気が好きです。
返信する
Re.杉池 (かんりにん)
2006-03-28 22:10:46
ねこいらずさん。 こんばんは。



少し霧がかった日の杉池には神秘

を感じます。夏へと向かう季節の

撮影でしたが、一方で秋の深まる

紅葉の盛りや末期の霧がかった日

に撮影したいものと思ったりしま

す。



ただ、緑濃い季節はやはり森の深

さを感じますので、やはり夏が一

番でしょうかね..。



ここを知らぬ島外の方々にも楽し

んでもらいたい。そんな場所です。

返信する
Re.朝もや (かんりにん)
2006-03-28 22:12:51
白熊さん。こんばんは。



そちらにも以前紹介しておりました

池がありました。あの池なんかでは

霧がかると秘めた神秘性をあらわに

するものと思います。



季節が良くなるときっと撮影が..。

ただ、藪こぎが待っているか?

ネイチャーフォトはなかなか容易に

は成果を出せませんねぇ~。



返信する