中山雪覆道についてはすでに一度報告したが、続編を紹介したい。 下の写真①は前回のものとほぼ同じアングルのものであるが、道路の覆い部分への土砂崩れが見て取れると思う。写真からも確認できるが、この先へは立ち入り禁止となっていた。
▲写真①
しかし、せっかく来たのであるからとの思いに負けた(不謹慎だけど笑)。この日は休日であったので、作業をしているわけでもない。いったい中や向こうがどうなっているのか、結局悪いとわかりながらも入ってみることにした。
▲写真②
一見すると大した被害を受けていない感じがしたが、歩いていくうちにあちこち修復の必要な部分が見えてきた。上の写真②は道路中央部に生じた陥没。下の写真③は天井部で生じた食い違いである。
▲写真③
この食い違いは比較的はっきりとわかる方であるが、天井のあちこちにコンクリートの欠けた部分が見えた。そのことは路上の方をしっかり見て歩いていればわかる。欠けて落ちたコンクリート片を見つけるだけだからだ。中には結構大きいコンクリート片もあった。
▲写真④
しばらく歩いて反対側に出てみた。振り返ると道路下部の崩落が見える(写真④)。わかるだろうか。これでは道路の陥没が生じるの仕方がない。さらに進んで移したのが次の写真⑤である。
▲写真⑤
こちら側にも立ち入り禁止の柵があったが、それを抜けて全貌が見えそうなところまで移動した。撮影してから2ヶ月が経つが、現在この道路がどうなっているか確認していない。素人判断ではすぐに復旧できるかなとも思うが、一つ前の写真④を見ると、こういう部分を修復するのであれば結構時間がかかるかなとも思う。
<写真撮影:2005.7/10>