半蔵金地区に守門神社・諏訪神社という神社がある。どうも一つの社で二つの名を持っているうだ。こんな事は初めてだが、そういうのもあるのだろう。
半蔵金地区の集落内をぶらぶら歩き始めたところで、偶然寺か神社か? いずれかのものと思われる急な石段を見つけた。偶然の事とはいえ登ってみて大きな被害が出ていることがわかった。小さな山村の人々にとっては、ここで出た被害はつらいものがあると察する。
登り始めはこんな感じ。大きな被害はないように見える。だが登り初めてわる。下の写真でそのことが少しはわかるであろう。階段上部の石段がずれているし、一部は崩れているのが確認できる。
また、コンクリートの壁のようなものにも何か違和感を感じるが、これはこの石段を登り切らないと全容がわからない。
さて、階段上部より来た方向を見下ろすとこんな感じである。結構石段は崩れている。ここを登り切るのは少し気をつけないといけない。足下は非常に不安定である。
奇妙に見えたコンクリート壁だが、上部から土砂に圧迫され傾いていた。その傾きは写真右側の方で顕著であるが、ここでは紹介しきれない。
何本もの杉が倒れている。神社の境内を取り巻いていた木々のうち、斜面にあったものが倒れたようだ。後に紹介するが、大杉と名付けられている杉の老木が震災で倒れてしまった。ここは、半蔵金地区にとって大切な神社。境内の大杉も村の自慢であっただろう。今となっては震災前の姿を思い浮かべるすべもないが、この地区の景観にとってずいぶん大きなものを失ったように感じた。
コメントありがとうございます。
地元出身の方とお見受けします。
貴重なコメントです。
一部しか写っていないコンクリート壁
が何かがわかりました。
それと、大杉はやはり村にとってはと
ても大切なものであったことも..。
これからも半蔵金地区を時折訪れてみた
いと思っています。
は昨年の半蔵金地区訪問の記事です。過去何度か同地区には入らせてもらっています。その都度写真を紹介はしていませんが、サイト内では昨年と今年の姿を紹介しています。