信濃川の堤防近く。場所は越路橋に近い。あれから8ヶ月たった2005年6月となっても、その際できた地震の爪痕を見ることができる。
液状化は軟弱な地盤で震災時に発生する現象の一つ。その証拠となるものがここまでもったのは冬期間の降雪によるといってよいかもしれない。発生直後に撮影できなかった不運を残念に思いもするが、あの時は土手ののり面の亀裂のせいで通行止めだったとあきらめられる。せめてこの日(2005.6.19)に撮影したことでもよしとせねば..。下に液状化(現象)に関する説明を掲載するサイトを幾つか紹介している。。
▲液状化1
▲液状化2
▲液状化3
▲信濃川右岸土手道(越路橋に近いところ)
▼液状化とは(←地震災害のメカニズム←地震被害0をめざして) http://contest.thinkquest.gr.jp/tqj2000/30295/mechanism/liquefaction/
▼液状化のしくみ(同上) http://contest.thinkquest.gr.jp/tqj2000/30295/mechanism/liquefaction/mechanism.html
▼液状化現象とは(←新潟地区地震対策連絡会←ほくりく防災情報←国交省北陸地方整備局) http://www.hrr.mlit.go.jp/bosai/niigatajishin/paneru/ekijoka/introduction.html
追記:土石流について
新潟県中越地方の山間部は地盤としては軟弱なところが多い。全国有数の地滑り地帯といっても良いであろう。西日本から見れば降水量に対する抵抗力は低いと言われる。
台風7号のようにまとまった雨をもたらすといったアナウンスが入ると、土石流にも警戒を要する。崩れかけた斜面が降水によって川を塞ぐようにしてしまうと、その土砂の決壊が起こった場合に土石流となる危険性を持っているからだ。
山間部の被災地をまわると中小の川沿いに土砂崩れの痕跡をあちこちで見る。人目につきにくいところで川を塞ぐような斜面崩落があると...。天気予報や解説などで言っている、「川の流れが止まった」という変化はこの様な現象によるものだ。
▼国土交通省 砂防のやくわり http://www.mlit.go.jp/river/sabo/index.html
山腹、川底の石や土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へと押し流されるものをいいます。 その流れの速さは規模によって異なりますが、時速20~40kmという速度で一瞬のうちに人家や畑などを壊滅させてしまいます。 <砂防のやくわりからの文抜粋>