新潟地理歴史・写真撮影:2008.11.15
秋葉公園からの風景である。
Photo-01 (秋葉神社)
公園は栃尾の街を見下ろす高台の上にある。栃尾は上杉謙信旗揚げの地。園内には謙信公の座像もある。今回紹介しているのは園内にある秋葉神社とその奥の院。そして謙信公像である。撮影は11月15日。越後に初雪の降る前の小春日和のものである。以下は現地にあった説明を書き写したものである。
秋葉三尺坊大権現(秋葉神社)
天文二十年(1551)常安寺の守護神として上杉謙信が岩野蔵王堂からこの地に遷座したと伝えられ、遠州秋葉山とともに秋葉信仰の二大霊山の一つとして有名です。
祭神の秋葉三尺坊は厳しい修行の末霊験を示し、我が名を唱えれば失火と延焼といっさいの火難を逃すと宣したことから火防(ひぶせ)の神として信仰されるようになり、江戸時代には全国から大勢の参詣者が集まりました。
社殿内には、明治二十六年市内新山の須佐嘉左エ衛門が奉納した、擬宝珠(円錐)の体積計算に関する出題、解法、解答を示す算盤が掲げられています。
長岡市
栃尾市指定有形文化財 秋葉神社算額 所有常安寺
当神社には、市内新山の数学者須佐嘉右門嘉継とその弟子によって研究された、非常に珍しい和算の額が一面奉納されています。和算は、江戸時代、日本で独自に発達した数学で、当時その研究は、天文学的な高等数学にも及び、測量技術などに生かされていました。
この算額(同形の複製品)には、平面や球体の総積から各図形の辺の長さと扇状の弧や径を求める三問の問答が表されております。
嘉右エ門は、父長山(医師俳人)母卯香(画家)の長男として医師の傍ら、算学者としても活躍しました。明治二十六年に奉納された算額は、損傷を防ぐため別に保管されています。
平成元年五月二十五日 建立 栃尾市教育委員会
Photo-02 (秋葉神社)
Photo-03 (秋葉神社)
栃尾市指定有形文化財 秋葉神社奥の院 所有者 常安寺
この建物はすべて欅材で作られており屋根は一重切妻造で檜皮葺となっています。外側の瓦葺きの建物は、この奥の院を守るための鞘堂(さやどう)です。奥の院の腰長押(こしなげし)と内法長押(うちのりなげし)との間には厚さ二十四センチの欅の一枚板をはめ込み東側には烏天狗の酒宴、南側には大天狗の前で烏天狗と若武者の試合、西側には烏天狗の敗北の図を彫り出しています。
また、土台から破風にいたるまで豪華な彫刻で埋め尽くされています。この彫刻は安政年間に、石川屋安兵衛と熊谷源太郎の二人によって八年間の歳月を費やして彫られたものと伝えられています。
石川屋安兵衛は雲蝶(うんちょう)と号し、本名は正照といい、江戸雑司ヶ谷の生まれです。若干二十才頃にすでに彫刻の奥義を究めたといわれ、その後越後に入りました。新潟県を代表する彫刻家であり、各地に作品を残していますが、小出町大浦の開山堂の彫刻など特に有名です。
栃尾市教育委員会。
Photo-04 (奥の院)
Photo-05 (奥の院)
Photo-06 (奥の院)
Photo-07
Photo-08
Photo-09
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写真撮影:2008.11.15 旧栃尾市秋葉公園(現長岡市)
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2008年 地理の部屋と佐渡島
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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「極楽も 地獄も先は 有明の 月の心に 懸かる雲なし」・・・
辞世を考えているのでしょうかね?
山形市にある謙信像はもう少し柔和にできているようですが、こちらの表情は迫力をもって迫ってくるようです。
今日は、お休みですがそろそろ雨が降りそうです。
冷え込んでいます。
秋葉神社、ずいぶん広い境内のように見えます。
謙信候、なかなか威厳がありますね。
山形市のものは見たことがないですね。
両方を見れば比較もできましょうが、
残念。裕さんの印象でイメージさせて
いただきますね。辞世の句良いですね
え。
こちらも曇りが強くなってきました。
降りそうですが我慢している。
そんな感じです。今日は結局一日
家のことをして過ごしました。
掛川の奥にあります。
東海自然歩道を歩くと秋葉寺につきます。
ここに秋葉三尺坊大権現が祭ってありました。
年に一度「火渡り式」が行なわれていました。
秋葉山の頂上に奥の院があります。
栃尾にあるとは知りませんでした。
栃尾には仕事で何度か行きました。
深い雪の中で「浄化センター」の仕事をしていました。
大きな油揚げを焼いて酒のツマミにしていました。
雪の降る前だったのですね~。
紅葉の秋葉神社、静かな佇まいですね。
歴史の勉強をしながら、ゆっくりと訪れてみたいです。
謙信像は威厳があり、とても印象的でした。
今日は、午後から予報通りの雨となってしまいました。
あの油揚げ食べられましたか。
それは嬉しいことを聞きました。
とってもおいしいですよね。
栃尾名物です。
さて、遠州の秋葉神社に行かれ
たことがあると言うこと。うら
やましいですねぇ。しばらく静
岡には行っていないですしねぇ。
謙信公ゆかりの地です。
寺や神社、そして紅葉。
なかなか良いところですが、
謙信公旗揚げの地としての
縁もなかなか思い深いもの
を感じます。
さて、こちらも夕方より
雨となりました。
謙信公の銅像威厳がありますね!
謙信の名はどうしても信玄との川中島の合戦
のときに、名前が出る程度で、具体的な功績
が掴めない状態の今日です。
来年の大河ドラマでこの点を勉強しようと
思っています。
多分そうなのではないかなと思います。
上杉は甲斐武田軍、相模の北条軍とも
戦いましたが、織田郡とも刃をあわせ
ています。色々なことを大河で放送し
て欲しいなぁと、願っています。