地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

南新保の学校跡

2005年07月25日 21時40分28秒 | 佐渡地理
 赤泊の南新保は平地に乏しい。海岸沿いのわずかな平地を山手に上がると学校跡とおぼしき建物があった。確信があるわけではない。最後は物置にでもなっていたのだろうか..。

 登ってきた階段を振り返り見る風景も良いが、朽ち果てそうな建物を見ながら、かつて子供達の歓声、オルガンなどの音と共に聞こえたであろう唱歌の一節を思い浮かべながら、もの思いにふけるのも良い。

 地元の人々にも忘れ去られてしまったこの様な場所は、佐渡のかつてを偲ぶ良い場所となる。佐渡に来た際、この様な場所に入る時には入口で一呼吸を置いて入られると良い。現実の世界と昔を偲ぶ世界の境界であるから...。


追記

 果たしてここが学校跡と言って良いものか..。そう書いてはいるが確認をとっている訳ではないので少し心配である。事情のわかる方がおられたらコメントをいただきたい。

 とある風景に思いをめぐらし、懐かしさを感じたり、今の自分を振り返ると言うことは、より自分の育った場所に近い方がよい。原風景があるからと思う。

 ここは佐渡ではあるが、自分育った場所からは近いとは言えない。だが、なぜか心にふれるものを感じる。そんな非日常でよろしければ、佐渡には体験の場は多いか..。

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