春が来た 13

　さらに柿川の川端まで接近した。土砂が崩れ落ちてきた状況を見て取れる。さほど傾斜はなさそうに見えたが、ここまで接近すると案外傾斜があるものだと思える。

　左右の土砂のない付近から考えると、崩れ出てきた土砂の厚みは相当ありそうだ。昨年の水害が脳裏をよぎる。再び大雨を経験するとさらなる土砂の流出が懸念される。崩落した箇所上部からの作業が必要になるはずだ。四月～五月は大雨の心配は少ないが、六月さらに梅雨末期の七月までにはめはながたたぬものか．．？

　希望的観測を言ってもどうにもならないが、この現場以外にも深刻な現場がたくさんある。ただ、ここは長岡の市街地に近いと言うことで急いでもらいたい現場と言える。

　まもなく、まわりの木々も新芽を芽吹かせ緑に包まれる。春を本格的に迎えるが気もせく春到来だ．．。