思わず西岡常一さんの「木に学べ」を思い
出した。照らし出す陽の光の具合もあるが、
やや黄ばんだ壁に癖のある梁がうまい具合に
組まれている。
「木組みは人組。」と西岡さんは法隆寺の
解体修理の経験から語っている。この家を建
てた棟梁はどうであったのだろうか..。
曲った木を組み、それでいてなお家の強度
をがっちりと保つ。「くせ組」とも表現され
た、個々の材木の性質を活かしているかのよ
うにも映る。
我が家は残念であるが、こんなところに古
い家の作りと風合いの良さを感じる。
法隆寺iセンターHP
http://www1.kcn.ne.jp/~ikaruga/icenter/i1060.html
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写真撮影:2006.1.29
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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よい本ですよねぇ~。
BE-PALで知ったとか..。
当方も紹介されていたのを
なんとなく、記憶しています。
以前、毎月とっていたので...。
さて、「佐渡にんげん巡礼」で
すが、たぶん読んだり見たりし
ていないものと思います。
我が家の本棚を探すと出てくる
かも知れません。
時折、自分でも買った記憶のな
いものが出てきますので..(笑)。
買ったのに読まないでストック
しておいて、後でそんな始末です。
今度探してみますね..。
最近では、昨日届いた「国家の品格」
を読みました。4126nkさんのお薦め
でしたので..。
これもあっという間に読み切ってしま
う本です。というより、読み切りたく
なります。
おかげで、新渡戸稲造の「武士道」を
読まねばと、図書館から借りてきまし
た~(笑)。
「木に学べ」手元の文庫版の奥付を見たら
1995年7月。
この本を知ったのは、雑誌「BE-PAL」なんです。
帯に書かれている
「木のクセを見抜いて適材適所に使う」を読む
だけでも、読みたくなる本ですね。
「木」を「人」に置き換えたも・・・。
私は読んだ本の内容は、けっこう忘れてしまい、
何度も読み返すことがありますが、この本も
たまに拾い読み。
一番よく憶えていたのは「樹齢千年の木は
千年もつ」でした。
単純ですが自然はすごいと思いました。
本といえば、「佐渡にんげん巡礼」という本を
ご存知ですか?
某新聞社、佐渡支局記者が地方版に書いた人間
ルポルタージュ。
もう25年以上前の発行なので、発行元では絶版
ですが古書のオンラインで見つけることは可能、
たぶん新潟県内の大きな図書館にもあるかと
思います。
もし、未読でしたらぜひ一度読んでいただけたら
と思います。
私は発売当時佐渡にいなかったので、12年ほど前
佐渡に戻ってから読みました。
そしてやはり繰り返し読む本のひとつ。
(自分にとって至極身近な人が載っているという
こともありますが)
ごく最近、私が加入している佐渡の自然を考える
MLで話題になって驚いたのですが「木に学べ」
といい、良い本は語り継がれていくものだと
つくづく実感しています。
先人の巧みな技を見るに付け、
合理的とは何かを考えてしま
います。
高度で最先端の技術だけをさ
して、合理的とは言えないよ
うな、そんな気がいたします。
>教授の意図が分かるのは、
ずっとずっと後!
お恥ずかしい話ですが、私も
人生そのものからそういった
反省の山です..(笑顔)。
現在は、ほんの一部の宮大工しか使わない言葉になってしまったのかどうか・・・。
おそらく、解体すると、その大工の人間性、生き方、いのちが理解できるのでしょうね・・・。
蛇足です。「学生時代、住宅の骨組みを作成するのが必修科目でした。当時は、『何でこんな子供だましのような・・・』と文句をたれていましたが、教授の意図が分かるのは、ずっとずっと後!」
「木に学べ」は、あっという間に読みました。
私はその「本に学び」ました。
良い本でした..。
見てもらえるHP。自分で実感するのはなか
なか難しいですね。でも、思いの外人に見ら
れているような気もいたします。
当方も頑張らなくっちゃです。
職人という言葉がいかにすばらしいことかを腕で示した方ですね・・
口先だけでは千年は持たないと・・・
そんなことを学ぶことができる方ですね。
少しでもみてもらえるようなHPを目指しているのですがなかなか・・
分野は違えど足元のつめの先にもにも及びません・・・
文からすると、管理人自宅のように思える表現でした。
自宅ではありません。