地図にはこうあった。
明治四十四年測図昭和六年修正測図同二十三年資料修正(行政区画)
昭和二十三年一月二十五日印刷同一月三十日発行 著作権所有印刷兼発行者 国土地理院
新潟県見附市は、信濃川支流の刈谷田川沿いにある町である。以前の刈谷田川は暴れ川として知られていた。今では、上流栃尾市(現長岡市)に刈谷田ダムがあり、また流露の直線化工事も施され、水害の発生率はずいぶん低くなったものと思っていた。だが、2004年7月13日は新潟県から隣の福島県にかけての広い範囲で大洪水となった。
7.13水害写真抜粋(サイト名の詳細わからず)
http://www5d.biglobe.ne.jp/~senryaku/kouzui.htm
2004 7.13水害での対応(エムシーアクセス信越HPより)
http://www.smrc.or.jp/case_study/analog/mitsuke/mitsuke_suigai.htm
その水害で見附市街はあふれ出た水によって、深く水につかるところと、かろうじて水没を免れた場所との明暗がくっきり表れた。このこと、市街中心部の以前の姿を考えると納得する。なぜなら蛇行する川筋は今日直線化されているが、その時の土地の高低は同じにならされていなかったからである。
古い地図を見ると、かつての地形から土地の高低などを想像できる。そういう意味でこの地図は読むに値する好例となっている。また、現地の人には懐かしいトッテツの上見附駅も記されていることを付け加える。
旧版地形図の修正リスト
http://www.gsi.go.jp/cgi-bin/zureki/25man.cgi?81-3-2
国土地理院・うぉっ地図(アップしている図の右端に観音山の麓がかすかにある)
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=56382700
図はスキャナーにかけたのち、トリミングとリサイズを施されている。そのため、不鮮明な部分があることをご容赦いただきたい。よくみると葛巻(の地名)を鉛筆で囲んだままであった。
2004年7.13水害についての追加資料
平成17年
国立大学法人長岡技術科学大学公開シンポジウム
7.13新潟豪雨災害公開シンポジウム
7・13新潟豪雨の歴史的位置付けについて
長岡技術科学大学環境・建設系
陸 旻皎2005年6月11日
http://globe.nagaokaut.ac.jp/study/suigai713/presentation/2_lu_sympo.pdf
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geographical figure graph list 014
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地理の部屋と佐渡島 2006.4.04
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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地図を見るのが大好きです。「立体視」もできるんですよ。(当たり前か?)
いい?地図ですね。「刈谷田川」随分蛇行していて大暴れしていたのですね。今は見事に直線化されていますが。「新田」という地名も見かかられます。
>懐かしいトッテツの上見附駅
私鉄があったのでしょうか?
管理人さんは「カシミール3D」ご存知ですか?
私は最近このソフトで遊ばせていただいてます。
「国土地理院」のHPも楽しいですね。
嬉しい限りです。
色々な地図を紹介したいと思っ
ています。ご期待を..(笑)。
ただ、古いものについては限界
もありますが..。
さて、トッテツですが、長岡市と
見附市、(旧)栃尾市を結んでい
ました。どちらもニットの町とし
て繊維産業でにぎわった町です。
さてのさて、カシミール3Dは所
有しています。大変良くできたソ
フトです。国土地理院の数値デー
タのCDも全国をカバーする分を
持っています。最近はあまり使い
ません。
ついでですので、マウンテンビュー
というソフトがあるのをご存じで
しょうか? カシミールとはまた
違ったもので、これはこれで良く
できています。
mountain view で検索をかけて
みると良いでしょう。ただ、こちら
はシェアウェアです。