地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

河井継之助の足跡をたどり① 福島県南会津郡只見町へ行こう

2019年09月19日 05時06分46秒 | 新潟地理歴史

新潟地理歴史・写真撮影:2019.08.17

 

 長岡にいて、幕末維新期のヒーローとして長岡戦争を指導した河井継之助を知らぬではいられない。佐渡より長岡で暮らした期間が長くなると、故郷佐渡への愛着も大切にしたいが、一方で長岡にも肩入れをしてしまう。

 長岡というと、「米百俵」の精神・小林虎三郎だとか、本当は日米開戦を避けたかった山本五十六。など話題性のある偉人もいるが、河井もよい。

 司馬遼太郎の『峠』は面白く彼の人生を書いている。最後会津に逃れる際に峠を越えた福島県側の只見町で最後を向かえた。今回はその墓もあるというのでTR250を駆り行くことにしたのだ。少しシリーズしてみる。

 

 

 

 


Photo-01
栃尾の道の駅(R290とちお)です。ここでしばらく小雨がやむのを待ちました。
ここは良いところで、栃尾名物のあぶらげも食せますし、地場の野菜の直売所もあります。

 

 

 

 

Photo-02
国道290号を進み、渋川交差点で左折。以後国道252号線を進みます。
しばらく行くとJR東日本・只見線の大白川駅です。
国道を左折すると、守門岳や浅草岳に通ずる登山口へと行けます。

 

 

 

 

Photo-03 大白川駅前です。入広瀬は「山菜共和国」を名乗ります。

 

 

 

 

Photo-04 赤茶けたタンクはかつてここに蒸気機関車が通っていた名残でしょうか。

 

 

 

 

Photo-05 この地の川は基本的には信濃川水系で、分水嶺の向こうは阿賀野川水系なのです。

 

 

 

 

Photo-06 災害復旧から回復した。只見線はやっと全通したと聞きます。

 

 

 

 

Photo-07

トンネルを抜けるとそこは福島県只見町です。

長岡から290号を経てくると只見町までは約100Kmほどです。

 

 

 

 

Photo-08 水際は目に見える等高線。水面の標高はどのくらいでしょう。

 

 

 

 

Photo-09
このダム湖は田子倉湖といいます。湖底に同名のマタギの集落が沈んでいるはずです。

 

 

 

 

Photo-10
実はこのダム湖の更に上流にも大きなダムがあります。
ダム湖は奥只見湖と言います。

そこも水没した集落があり、銀山平と言います。

 

 

 

 

Photo-11 トンネルだけで無くてこうしたスノーシェッドも雪国の山間ならではです。

 

 

 

 

Photo-12
昆虫ファンの皆さん。マナーを守ってね。

いや、ファンを相手に大量捕獲し、商売を考える方。
やめて下さいね。

 

 

 

 

Photo-13 湖の周囲は1200m~1500m級の峰々で覆われています。

 

 

 

 

map-01 国土地理院・地図閲覧サービス

 

 

【TR-250 所有者の不満】 

 KAWASAKI TR250というバイクに乗っていて唯一の不満がタンク容量の小さいところです。タンク容量は7リッターです。5リッターほど使うとリザーブにしなくてはなりません。ツーリングに出るとだいたいリッター30Kmくらいの値(燃費)が出ますが、150Km走ったらGS(ガソリンスタンド)を探す羽目になります。

 リザーブにとって置く量が2リッターはありがたく、切り替えてもまだ同条件で走れば60~70Km行けますから安心です。しかし、そもそも人気の無いところを移動しているのですから、リザーブになるまでには200Kmほどは走りたいのです。となるとざっくり計算して9リッターのタンク容量が欲しいところです。安心してツーリングを楽しむ為に。以前乗っていたKL250は9リッターは容量がありましたしねぇ。北海道なんか走る時にありがたかったです。

 カワサキオートバイでは兄弟車にエストレヤというエンジンを共通する250CCのバイクがあります。あちらは確か13リッター程は容量があったはずです。付け替えは可能と聞きますが、そもそもコンセプトの異なるバイクですのでそれはしたくないところです。絶版車ですから今更無理でしょうけど、10リッター程のタンクにして欲しかったなぁ。スリムなデザインは町乗りをメインとした格好を優先ですから仕方無いけど..。カワサキファンとしては少し無念です。

 

 

 

 

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写真撮影:2019.08.17
長岡市(旧栃尾市)~魚沼市(入広瀬村)~福島県只見町
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2019年 地理の部屋と佐渡島 
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (つちや)
2019-09-19 05:51:20
お早うございます
山菜共和国、愉快な国があるものですね。(笑)
こんな所で山菜採りをして見たいですね。
上から見下ろす田子倉湖の眺望が」いいですね。
この辺りの紅葉もいいでしょうね。
昨年の奥只見の紅葉を思い出します。
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只見町 (mcnj)
2019-09-19 06:33:08
お早うございます。

数年前、魚沼の方から、奥只見湖へ行きました。
水車のようなスクリューの遊覧船にのって、一周してきました。
帰りは、只見川沿いに、おりて、新潟空港へ出ました。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2019-09-19 08:06:45
久し振りに河井継之助の名前を見ました。司馬遼太郎の本はほとんど読んでいます。また『峠』を読み返してみるのも良いですね。
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Unknown (hirugao)
2019-09-19 08:12:53
素晴らしい景観ですね~
鉄橋もいいし・・・いい季節なんでしょうね。
私は行くことは無いけれど楽しませていただきました。
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Unknown (山小屋)
2019-09-19 09:27:30
奥只見までのルート・・・
トンネルの連続でした。
トンネル内は夏でも気温が低くて
窓ガラスにびっしりと水滴がつきました。

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Unknown (koyuko)
2019-09-19 10:08:19
ずいぶん昔に奥只見湖にいきました。
美しい景観ですね。

長岡には独身の頃 何回も行ったのですが、ずいぶん変わった事でしょうね。
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お越しの皆様へ。 (かんりにん..)
2019-09-19 19:26:48
こんばんは。今日は秋らしい
気温の一日でした。いよいよ
地理佐渡が好む気候になって
きました。

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■つちやさんへ。
以前地方では●●共和国と名乗る
のがはやりましたよね。佐渡も真
野町がアルコール共和国と名乗っ
ていましたよ。

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■mcnjさんへ。
奥只見湖に行かれて遊覧船乗った
のですね。紅葉の季節が一番だと
思います。当方も一度行ってみよ
うかなぁ。

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■多摩NTの住人さんへ。
>司馬遼太郎の本はほとんど読ん
 でいます。

それは嬉しいことです。当方も佐渡
単身赴任中に六四巻程ある全てを読
み終えています。『峠』も良いので
すが、佐渡人ですから『胡蝶の夢』
も楽しかったです。

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■hirugaoさんへ。
四季折々の風景が楽しめる地です。
冬が来ますと只見線も国道も県境
は往来できなくなります。

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■山小屋さんへ。
そうですね。奥只見へはあの長い
トンネルが続くので書かれている
通りになります。いつも路面が濡
れていますから、二輪車は通れな
いです。

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■koyukoさんへ。
いずれ奥只見湖にも行きまして
撮影してきましょう。とりあえず
久しくダムに行っていないので..

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こんばんは (karin)
2019-09-19 20:58:46
地理佐渡..さん こんばんは

栃尾の「道の駅」、懐かしいです。
そう、ここで「あぶらげ」を食しました。
美しいダム湖、、、この湖の底になった
集落のことを思うと胸が痛みます。
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■karinさんへ。 (かんりにん..)
2019-09-20 06:30:08
おはようございます。

思い出のある風景が出て良かったです。
秋は秋で栃尾は良いです。稲刈りが進
んでいます。今のうちに一度風景を楽
しみにいかがですか?

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