地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

良寛さんゆかりの塩之入峠

2019年03月14日 05時03分04秒 | 新潟地理歴史

新潟地理歴史・写真撮影:2019.02.24


しほのりとうげ、またはしおのりとうげと読む。

 

 長岡には志保入(しおいり)さんという苗字の方がいる。もしかして何か関わりがあるのかと思うが、今回の本題では無い(笑)。良寛さんは18世紀半ばから19世紀前半を越後で生きた曹洞宗の僧侶で、歌、漢詩、書に優れ、越後ではよく知られる。号は大愚というが、逆にそれがただならない。

 優れた人物は目指す境地のレベルが高すぎて、その理想に対する自己評価を名にするのであろう。決して至れぬ境地である。良寛の生き方には老荘思想に通ずるものを感じるが、まぁ、俗世のかんりにんがうぬぼれたことを言っていると思って聞き流して欲しい。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%AF%E5%AF%9B
ウィキペディア/良寛

 

 

 欲を極力そぎ落とし、最低限生きてりゃ良いさと生き方をシンプルに少しずつしていきたいものだと最近しみじみ思う。その時思い出したいのが良寛さんの生き方だ。峠の入口は人気も無くてひっそりとしている。かつて、戊申の役の時に兵達が往来した峠でもあろう。良寛さんの往来については良いが、戊辰のことはこれまた別としたい。

 

 

 

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Photo-05

 

 

 

 

map-01:国土地理院・地図閲覧サービス

 

 

 

 

Photo-06 峠入口で梅が咲いているのを見つけました。

 

 

 

 

 

Photo-07 2月下旬です。長岡にいたのでは見られません。

 

 

 

 

【塩之入峠・参考サイト】

http://www.pref.niigata.lg.jp/nagaoka_kikaku/1356812269960.html
新潟県/71 塩之入峠と旧道

http://www.pref.niigata.lg.jp/nagaoka_kikaku/1204737363647.html
新潟県/【長岡】越後長岡百景の「57 塩之入峠(与板)」を紹介します

http://tougeoyaji.ciao.jp/sionoritouge.htm
自転車・峠おやじ/塩之入峠(しおのり)

http://ryoukan.anjintei.jp/r-1520220-1011.html
良寛様のゆかり

 

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写真撮影:2019.02.24 長岡市
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2019年 地理の部屋と佐渡島 
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (つちや)
2019-03-14 05:57:16
お早うございます
「与板町」、懐かしい町名です。
今から80年前の小学校一年生の春です。
初めて佐渡を発って母と一緒に与板町へ行きました。
長兄が警察官となって初めての勤務地でした。
汽車に乗ったのもこのときが初めてで、忘れることが
出来ません。
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Unknown (山小屋)
2019-03-14 07:08:35
良寛さんが歩いたという峠道・・・
静かな山道のようです。
私も歩いてみたくなりました。

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おはようございます (メロン)
2019-03-14 07:27:37
良寛さんは越後国出雲崎生まれでしたか!
出雲崎は親戚がいて海産物を送って来てくれてました。
「欲を極力そぎ落とし、最低限生きてりゃ良いさと
生き方をシンプルに少しずつしていきたいものだ」
良寛さんもそのような方ですね。
憧れますが・・・私は欲がありそうです^^;
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Unknown (ローリングウエスト)
2019-03-14 07:54:31
内陸部長岡で塩の入り、面白いですね。海沿いによくある地名(汐入)というよりも塩が運ばれてきた街道の入口という意味ですかね。謙信が信玄を助けた塩の道もありますし・・。良寛さんの恋人・貞心尼は柏崎の方です。
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塩之入峠 (mcnj)
2019-03-14 07:59:10
お早うございます。

今でこそ、道もでき、トンネルもできていますが、
昔は、険しい山道だったことでしょうね。

雲出崎の良寛記念像を見に行ったことがありますあります。
天気はよかったのですが、佐渡は、霞んで見えませんでした。
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Unknown (hirugao)
2019-03-14 09:53:10
昔、良寛さんが歩かれたという道なんですね~
この字もなかなか読めませんね。
私も今日載せた雉の中の名前が読めなくて
調べました。
「欲をそぎ落として最低限に生きる」そうすれば断捨離を言わなくてもいいのですものね。
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Unknown (YAKUMA)
2019-03-14 19:01:10
結構険しそうな道ですね。
昔は歩くしかなかったのですから、今から見れば大変ですね。
一度ゆっくり歩いてみたいです。
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お越しの皆様へ。 (かんりにん..)
2019-03-14 19:12:12
こんばんは。冷たい雨交じりの雪。
そんな時間帯に外で仕事でした。
あらかじめ服装を準備していたと
言いましてもつらい時間帯でした。
しかし、その仕事の後雨雪はやみ
ました。なあんだ。と良いながら
もその頃には服も乾いていました。
ストーブがまだまだありがたい越
後です。

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■つちやさんへ。
嬉しいですねぇ。その与板町は今
は無く、長岡市与板です。

>初めて佐渡を発って母と一緒に
 与板町へ..

風景、いや情景ですね。
とても良いです。
そのお母様は今は..


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■山小屋さんへ。
>私も歩いてみたくなりました。

そうだと思います。お勧めですよ。
短いですけどそうした過去がある
地を歩くのだというところにロマ
ンもありましょう。

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■メロンさんへ。
>出雲崎は親戚がいて..

おおっ。それはすごい。町並みの
良い出雲崎です。小さな町ですが、
海沿いの方が良いですねぇ。
漁港ではセリもありますよ。
浜焼きやサザエで知られる出雲崎
です。

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■ローリングウエストさんへ。
>貞心尼は柏崎の方..

その貞心尼も後にこの峠を越えた
と思います。長岡にはそのゆかり
の地もあります。

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■mcnjさんへ。
>佐渡は、霞んで見えませんでし
 た。

やはり出雲崎から佐渡というのであ
れば夜ですよ。

荒波や
佐渡によこたう
天の川

出雲崎は芭蕉も歩いています。

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■hirugaoさんへ。
>断捨離を言わなくてもいい..

まさにそうですね。
でも欲があったって良いのです。
まだまだやりたいことがあるの
であれば、シンプルと言っても
物は増えます(笑)。
むしろそうした生き方がこれか
ら求められるかも..

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こんばんは (karin)
2019-03-14 20:46:04
地理佐渡..さん こんばんは

良寛さまと言えば国上山に登ったときに
「五合庵」に立ち寄ったことがありました。
「塩之入峠」の山道を歩いてみたいですねぇ。
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神に仕える見なれど・・・ ()
2019-03-14 21:56:33
こんばんは、地理佐渡管理人さん。

良寛さんに「・・・み坂つくりし神しうらめし」と云わしめる峠ということがわかるようです。
坊さんだから許されるのでしょうかね。
塩を内陸に運ぶ道の峠からきた名称?
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