
【概要】
刈谷田川は、その源を守門岳(標高1540m)に発し、途中増沢川、幾地野川、及び来伝川を合わせて山岳地帯を抜け、栃尾市を貫流し、さらに西谷川、塩谷川、稚児清水川を合流して、平野部に出て、見附市の南側を西流し、JR信越線を経てから方向を北に変え、信濃川に合流する流域面積240K㎡、流路延長50Kmの一級河川であり、下記を目的としたダムである。
【目的】
(1)洪水調節
洪水調節は洪水期間(6月15日~9月30日)において標高249.50mから標高271.50mの間の容量3,250,000m3を利用してダムサイトにおける計画高水のピーク流量240m3/Sのうち170m3/Sを調節する。(はんらん防止区域、栃尾市、見附市、長岡市、三条市、中之島町、栄町、4市2町)
(2)都市用水(上水道用水及び工業用水)
栃尾市の都市用水に対して、標高235.00mから標高249.50mの間の容量900,000m3を利用して栃尾地区への上水道用水として日量6,400m3/日(0.0737m3/S)を栃尾市栃堀地点で、また栃尾地区の繊維工業への工業用水として日量30,500m3/日(0.3532m3/S)を栃尾市大川戸地点で合わせて36,900m3/日の取水を可能にするものである。
(3)総貯水容量
有効貯水容量は4,150,000m3として、これに流域の状況及び上流の砂防計画を考慮し、125m3/Km/年として堆砂容量を確保し、総貯水量は4,450,000m3とする。
注:以上、ダムサイトにあった説明書きによる。市町村合併により、栃尾市及び中之島町は現在長岡市。榮町は三条市となっている。
写真①(ダム近影)
写真②(ダム説明図)
写真③(ダム及び貯水池諸元)
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写真撮影:2006.07.30 長岡市・刈谷田川ダム
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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反応してしまいますねえ・・・(大笑い)。
脱ダム宣言のおじさんが負けてしまいました。理想と現実はなかなか一致しませんが、結局は、「やりよう」でした。
主張だけでは、人は付いてこないのかも知れません・・・。
治水と利水というてんでは、このダムは
大変役立っています。刈谷田川は古くか
ら暴れ川として知られていた川ですし、
また、下流部、つまり信濃川との合流点
に至るまでが、低く平らな地形でものす
ごい蛇行をしていた川なんです。
いまでこそ流路の直線化とダムのおかげ
で穏やかになったと言えますが、2年前
のような大水害。本来持っていた牙をむ
き出すこともありました。
長野の田中さんの落選にはやや驚きまし
たが、何事も一方的に見ていてはならん
と言う例となってしまったかも知れませ
ん。
いや、ダムが好きというよりダムの近くにある資料館が好きです。
でもダムそのものも好きです。
最近ダム見学ツアーというのが計画・実行されてるようですね。
各地のダムを見て回るツアーです。
特別に関係者以外立ち入れない管理用通路も通ることができるようです。
ああ私も参加したい。。。
ダムが好きであるとのこと。
ありがたいです。
私も好きです。
新潟県内は結構大型のもの
がありますので、紹介した
いものと考えていました。
機会を見て続編を..。
考えたいな.