地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

弾崎灯台 (喜びも悲しみも幾歳月)

2005年02月20日 13時23分58秒 | 佐渡地理


喜びも悲しみも幾歳月 木下忠司作詞・作曲

俺ら岬の 灯台守は
妻と二人で 沖行く船の
無事を祈って 灯をかざす
灯をかざす

 映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となったことで知られる弾崎灯台は、大正四年、北海道に向かう貨物船「松島丸」の海難事故(三十余名の命を失う事故)を期に設置された。北緯38度19分42秒、東経138度30分57秒。灯台は水面から見ると73.6mの高さから12万カンテラの灯をともし、その光は22.5海里、約42キロ先までを照らすという。灯台そのものの高さは18.9mである。

 映画は有沢四郎(佐田啓二)、妻きよ子(高峰秀子)による昭和初期の一灯台守と妻の生き様をつづった名画。主題曲と共に思い出深いものとなっている。原作・脚本・監督は木下恵介。昭和32年松竹映画製作。

 現在はそのような灯台守がいるわけはないが、現場は映画の舞台そのもので、人気のない寂しい場所。とくに冬季はその気候の厳しさ故になおいっそうそのムードが漂い、歌の文句がしみる。(注:すぐ脇に現在はオートキャンプ場があるのでシーズン中は相当にぎわいます。)

 灯台が観光地とはなりにくいが、時間が許せば訪問されてみてはと思う。隣接するキャンプ場内には銅像も建っている。


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
観ました (思ったこと(管理人))
2005-02-20 23:11:45
その映画その昔 観ました

白黒の映画を。

以前その映画の話になった時

リメイク版の方で白黒じゃないよって

言われた記憶が・・・

でも一度訪れたいです
返信する
Re.観ました (管理人)
2005-02-21 05:44:07
思ったこと(管理人)様 おはようございます。



 コメントありがとうございました。チャンスがありましたら是非行ってみてください。ここを含めて付近はとても風光明媚なところです。
返信する
鷲崎灯台 (佐渡ページ)
2005-02-22 18:35:06
こんばんは 映画の灯台と今の灯台では違うんですね 映画では戦時中で頭が赤いのかな?分かりませんが。

http://2.csx.jp/~sadocity/sub4.html
返信する
Re.鷲崎灯台 (地理の部屋と佐渡島・管理人)
2005-02-22 22:30:32
佐渡ページさま こんばんは。



コメントとURL感謝です。



こんな灯台だったのですね..。現在のものとはずいぶん違います。



なによりも、灯台守の社宅?があります。今では考えられない風景です。一度この様な風景の中に自分を置いてみたいものです。

返信する
喜びも悲しみも・・・ (白熊)
2006-02-17 07:00:32
地理佐渡さん

おはようございます。テレビに

まだ色が付いていない

時代だったと記憶しています。



ストーリーは忘れてしまいま

したが、この歌は記憶に残って

います。美しい灯台です。

返信する
Re.喜びも悲しみも・・・ (かんりにん)
2006-02-17 19:41:56
白熊さん。 こんばんは。



一挙にTBやらコメント入

れて済みませんでした。



この映画。昨年久しぶりに

じっくりと見る機会を得ま

した。とっても良かったで

す。



高峰秀子さんがなぜあんな

にマドンナとして..、

なのかも映画を見てよ~く

わかりました。



チャンスがありましたらお

薦めですよ~(笑)。

返信する
映画 (白熊)
2006-02-17 20:20:33
同じ映画もそれを見る年齢により、受ける印象が違うものです。この年齢でもう一度見てみたいものです。

1949年生まれ丑年です。
返信する
Re.映画。 (かんりにん)
2006-02-17 21:17:27
こんばんは。 



コメントありがとうございます。

そのとおりであると思います。



>1949年生まれ丑年です。

 恐れ入りました。先輩にもの申

 したような気がいたします。



 以前の写真で自分と同年くらい

かと.。とは言いつつですが.(笑)。



 映画はお薦めです。晩酌でもし

ながら..。たぶん二晩は楽しめ

ます。長いですから..。

返信する