地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

10.23新潟県中越地震106「横渡にて」

2005年01月31日 19時54分04秒 | 新潟県中越地震
小千谷市の長岡市寄りの郊外(信濃川右岸)に横渡(よこわたし)という集落がある。

 この集落を抜けて長岡市方面へ向かうと、浦柄という集落があるが、横渡との間に大きな土砂崩れ現場がある。

 写真ではわかりにくいが、進んできた道路はここで大きく左にカーブしている。つまり正面の丘陵末端部分が左側にずれ、道路をふさいだ格好になったのである。現場にたつとわかるが、道路右側脇の壁面は、コンクリート製の防護柵で覆われていた。ところが、大きな揺れに伴い、その覆っていた斜面が大きくずれてしまった。

 ずれた斜面はこれを引きちぎって動いているので、ずれた向こう側の土塊にその残骸が確認できる。付近は崩れやすい地質であったのだろうか。それほど傾斜が急には見えぬが、この先の崩れた斜面もあわせてかなり大きな土砂崩れ現場となっている。

 この日(1/29)は残る積雪も多いが、天気が良かった。この向こう側の崩れた斜面では、数台のパワーショベルが忙しそうに動いていた。

2005年1月30日(日)の毎日新聞より。
希望の芽生えと題し、魚沼市竜光地区のタラノメ農家の復興に取り組む記事。
雪崩の危険性高まると題し、土砂崩れで岩肌がでている山間部の雪崩の心配の記事。
村田防災担当省の住宅再建の公費負担に消極的との記事。
長岡市千歳仮設住宅での、焼き肉パーティーでコミュニティー作りの記事。
等があった。タラノメ農家の復興にかける思いに感激。

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