地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

見附大橋と刈谷田川

2005年04月25日 19時52分51秒 | 新潟地理歴史
 守門岳を源流とする刈谷田川。写真は国道8号見附大橋からのものであるが、昨年の水害と震災による被害のため、現在堤防の補修工事が入っている。さらに橋の歩道もご覧のとおり。震災時にずれが生じて今は補修を待っている状態。

 さて写真左手、つまり右岸の堤防は先の震災により、土手道の舗装にたくさんの亀裂が入っている。ブルーシートはそれらを覆うものであるが、すべてを覆っているわけではない。写真に写っている手前にはいくつもの亀裂が走っているのを確認できる。一方、写真奥の左岸側は堤防の補強工事をしているのか..?

 ここから下流、旧中之島町(現在は長岡市中之島)は昨年の水害時大変な被害を出している。刈谷田川は以前より暴れ川として知られていたが、久しぶりにその力を思い知らしめた。堤防が決壊。中之島の町中に濁流が流れ込んだのである。その対岸見附市今町ではあふれた水が町中を抜けた。大きな被害を免れたが、被害なしというわけではない。今後河川の直線化工事が予定されていると聞く。


 春の陽気とともに穏やかな姿を見せる刈谷田川。手持ちのカヌーででもこぎ出したくなるようなのどかさである。普段はこんな川である。なお、上流の栃堀には刈谷田ダムがあり、そこを越えて道を進むとやがて守門岳の美しい姿を見ることもできる。秋の紅葉期などはとても良いところだ。

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