地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

ようこそ。 地理の部屋と佐渡島へ。135 「戦後60年」

2005年08月15日 08時33分06秒 | Weblog
 今朝、娘が「今日の新聞いいよ..。」と私に一言。

 私の家は毎日新聞をとっている。朝食の時に新聞を手にし、パラパラ
とめくっていくと、娘が言っていた意味がわかった。
戦後60年の日本の歴史が写真と共につづられている。

 記事の隅々を見たわけではないが、節々に先の戦争に対する反省の思い
や、平和を願う世相などの記事があった。



 幼い頃、すでにこの世にいない祖母が、我が子(つまり私の父親)の
子供時代のことを語っていたのを思い出す。
 幸い戦争にかり出される一年前の世代であった父ではあるが、祖母は
当時の世相を思い出し、我が子の幼少期の苦労を孫の私に語り継ごうと
していたのだ(きっと我が子の不憫さを訴えていたのだろう)。


 八月一五日は廣島、長崎と原子爆弾が投下された後、敗戦を認めた日
であるが、一方で長く続いた戦争に終わりを告げた日でもある。

 自分は戦後生まれであるが、佐渡もその時代と共に歩んだ歴史があっ
た。八月一五日になると、いつも思い出すのはこの世にいない祖母の
語ったことである。


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 以前の佐渡汽船両津港ターミナルは、加茂湖と両津湾を繋ぐ水路の対岸に
あった。その近くにはその頃から新潟交通のバスターミナルやタクシー会社
などが集まっていた。

 今ではその付近に、当時の面影を残す場所は少なくなったが、ぽつぽつと
思い出のある建物も残っている。写真は何か商店だったと思うが、昔のまま
の建物である。撮影はカラーでしたが、モノクロに変換した。


<写真撮影2005.8.12>


2005年 地理の部屋と佐渡島・管理人

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
旧両津港ターミナル (ねこいらず)
2005-08-15 14:36:01
こんにちは。



旧佐渡汽船両津港ターミナルの周辺には、以前の姿が

今でも残っている所があるようですね。

とても懐かしく感じます。



汽船も今ほど大きくなかったですし、新潟に向け

出港する際には紙テープで別れを惜しんでいました

よね。

船が段々港から離れて行き、紙テープが切れる段階

になると、妙に切なく感傷的になり涙が止まらなく

なったこともありました。

別に今生の別れという訳ではないのに。

今振り返るとバカみたいですが(笑)。

返信する
Re.旧両津港ターミナル (かんりにん)
2005-08-15 17:34:25
ねこいらず様 コメントありがとうございました。



>旧佐渡汽船両津港ターミナルの周辺には、以前 の姿が今でも残っている所があるようですね。



 残っているものもありますが、目立つ所はかなり変わってしまった気もいたします。また、建物は残っていたとしても、廃墟のような状態では..? やはり寂しさを感じてしまいます。



>出港する際には紙テープで別れを惜しんでいま したよね。



 よかったですよね。売店にテープがちゃんと売っていたりなんかして、本当によい思い出です。今の佐渡汽船なんとかしてくれないでしょうか?

岸壁なんか立ち入り禁止ですよねぇ..。



>船が段々港から離れて行き、紙テープが切れる 段階になると、妙に切なく感傷的になり涙が止 まらなくなったこともありました。



 そこに離島の良さがあります。電車・汽車ではそれができません。迎えるときのワクワク感と、送るときの寂しさがあるからこそ印象が強められますね。



 

返信する
お邪魔します。 (木咲の戯言シリーズ 管理人)
2005-08-16 22:21:48
TBとコメントありがとうございました。



Blogを始めたばかりなので、早々に親切な対応をしていただき、とてもうれしかったです。



戦後60年ということでたかだか18年しか生きていない私がべらべらと話すのもおこがましい感じですが、私と同じ年の人たちが違う世代の人たちと共有できる何かがBlogにあったらなぁと思ってBlogに書かきました。



戦争とか平和は難しいものですが、人間がお互いを思いやることを忘れてはいけないと思います。



では、文章がまとまっていませんがこの辺で。

また、お邪魔させていただきます。私のBlogにも是非またお越し下さい。
返信する
Re.お邪魔します。 (かんりにん)
2005-08-17 05:49:12
木咲の戯言シリーズ 管理人様

コメントありがとうございます。



>私と同じ年の人たちが違う世代の人たちと共有

 できる何かがBlogにあったらなぁと..



それがブログの良いところと思います。

本サイトにおつきあいいただいている方々の中には、

私から見ても大先輩と思われる方もおられます。

戦争、平和を考えるに年齢の差からの上下はありま

せんね。親しくコメントをいただいておりまして、

喜んでいます。



もちろん当方も同じスタンスで行くよう心がけてい

ます。



>私のBlogにも是非またお越し下さい。



もちろんであります。

よろしくお願いします。



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