昨日に続いて、本日も小さな旅と題しての記事とした。ボリュームがあって読んでいただく方に少し迷惑かも知れないが、しばしおつきあいを...。
両津の街を背に加茂線を北上すると、梅津地区を過ぎたら羽吉地区となる。この地区は羽吉の大桑で知られるが、それは別の機会にゆずるとして、今回は小さな漁港を中心に、海沿いの地域を紹介する。
まずは羽吉漁港。小さな漁港である。車だと実家からはそう時間がかからないので、よく帰省のおりに釣りに来る港である。良型メバルを爆釣したこともあったお気に入りのポイントである。
お盆のせいなのか、この日は港内に繋留されている漁船がいつもより多いと感じた。遠くに見える煙突は火力発電所である。
その火力発電所。新潟県内の電力供給は東北電力。燃料となる油は昭和シェルが供給しているのだろうか?
発電所前には昭和シェルのガソリンスタンドもある。この辺を過ぎてからはそうそうガソリンスタンドはないので、大佐渡北端方向(弾崎や二つ亀方面)へ移動の際は、ここで給油ができるのはありがたい。なお、佐渡はガソリンの値段が安くないのでご注意を..。
もう一度羽吉漁港に戻る。漁港に入る手前、道路沿いに村社吉住(よしずみ)神社がある。道路を挟んで漁港なので見逃すことはない。
加茂線づたいにこのような村社は多い。特に目立つものではないが、村の風景には欠かせないものの一つである。ちなみに、吉住は羽吉地区内にあって、椿集落との境界にある。
羽吉漁港の防波堤に立った。そんなに沖ではないところで二隻の漁船。定置網(網についている浮き?)の手入れをしているのだろうか。望遠を効かせはしたが小さいのでトリミングした。
防波堤から吉住の集落の方向を望んでいる。浜近くにまで定置網が入っているが、ガラス製の浮きであるのがわかる。なかなか珍しい。
・・そういえば、このサイトで探していたお客さんもいましたが、これはなかなか無いです。とりあえず浜を少しだけ歩いてみました。・・
防波堤上を、もと来た方へ戻る際見かけた潜水工事用の作業船。数隻あったが甲板にあるものはどれも漁船とは違う装備となっている。
あちこちで繋留されている船を見るのは面白い。趣味のせいか、レーダーやら無線用なんかのアンテナに目がいく。小さな漁船とは行っても、業務用の装備は安価ではないはず。どんなメーカーのものを積んでいるのかみて廻るのだ。
羽吉はとてものどかでよい所だ。半農半漁で暮らす(?)集落の風情がたっぷりである。海猫の鳴き声をBGMにして、ひがな釣り糸を縦にし、ゆったりとした時間を過ごすのにうってつけの場所。
この日は時折小雨が混じるあいにくの天気であったが、堤防根本付近に釣りを楽しむ親子がいた。(釣果の方は今一の様子でした。)