地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

10.23新潟県中越地震191 「癒えぬ傷跡」

2005年11月01日 18時46分38秒 | 新潟県中越地震

 震災一年後を迎える直前にあっても、半蔵金の山々が受けた傷は癒えていない。山間部にあって山肌を覆っていた緑を失うということは、景観上の問題だけではない。田畑や道路をはじめ、生活の場を失う危険にもつながる。

 復旧工事の際に優先されるのは、まずは生活に直結する建築物や、道路をはじめとするライフラインと生産の場である田畑など。だが、忘れてはいけないのがむき出しのままの地肌である。ちょっとした雨でもたやすく崩れ、妙な言い回しだが、いつも傷口が新鮮であるといった感じがする。

 半蔵金地区は、道路の復旧もまだまだの状態。写真の斜面はいつになったら手が入るのだろうか..?


<写真撮影:2005.10.11> 2005年 地理の部屋と佐渡島

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
それぞれの1年 (サケ)
2005-11-01 21:17:27
かんりにんさん、こんばんは。被災された方にとっては、もうとも、やっととも、まだとも感じる1年でしょうね。



高知も緑は豊かですが、自然林が少ない山がほとんどで写真のような風景もよく見ます。なんとかしたい、して欲しいがうまくまわってくれることを。

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Unknown (種子島ブログ)
2005-11-01 21:17:49
まだまだ震災で手付かずの場所があるのですね。



新潟ですと雪が積もると思いますので、そうなりますと

復旧は春以降という事になるのでしょうか。
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お久しぶりですサケさん (かんりにん)
2005-11-01 23:14:37
こんばんは。



時折、貴サイト”電波もよう”にもお邪魔しています。

この間の広帯域受信プリアンプのご案内良かったです。



>やっととも、まだとも感じる1年..



そのとおりだと思います。

生活の再建すら、これからと言う方々も大勢いますので..。とにかく、周囲にいる自分のようなものでも、

必ず復興を信じ、時に励まし、常に事態を風化させない

よう願うだけです。



さて、サケさんの他に高知からのお客様がつい先日当サ

イトへ..。高知と佐渡という妙な取り合わせですが、

幼なじみがそちらに居着いています。



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種子島ブログ様へ (かんりにん)
2005-11-01 23:18:39
こんばんは。



いただいたコメントのとおりです。

場所によってはまだまだであります。

来春以降の復旧。

それが来春なのか、それ以降の春なのか..。

たぶん、本当の春はまだまだ先なのではと危

惧しています。



山間部で失ったものの範囲と、作業の困難さ

があまりにものことなので、いつ完了となる

かすらわかりません。



管理人としても、まだまだ取材活動は継続せ

ねばですね..(笑)。

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