
震災一年後を迎える直前にあっても、半蔵金の山々が受けた傷は癒えていない。山間部にあって山肌を覆っていた緑を失うということは、景観上の問題だけではない。田畑や道路をはじめ、生活の場を失う危険にもつながる。
復旧工事の際に優先されるのは、まずは生活に直結する建築物や、道路をはじめとするライフラインと生産の場である田畑など。だが、忘れてはいけないのがむき出しのままの地肌である。ちょっとした雨でもたやすく崩れ、妙な言い回しだが、いつも傷口が新鮮であるといった感じがする。
半蔵金地区は、道路の復旧もまだまだの状態。写真の斜面はいつになったら手が入るのだろうか..?
<写真撮影:2005.10.11> 2005年 地理の部屋と佐渡島
高知も緑は豊かですが、自然林が少ない山がほとんどで写真のような風景もよく見ます。なんとかしたい、して欲しいがうまくまわってくれることを。
新潟ですと雪が積もると思いますので、そうなりますと
復旧は春以降という事になるのでしょうか。
時折、貴サイト”電波もよう”にもお邪魔しています。
この間の広帯域受信プリアンプのご案内良かったです。
>やっととも、まだとも感じる1年..
そのとおりだと思います。
生活の再建すら、これからと言う方々も大勢いますので..。とにかく、周囲にいる自分のようなものでも、
必ず復興を信じ、時に励まし、常に事態を風化させない
よう願うだけです。
さて、サケさんの他に高知からのお客様がつい先日当サ
イトへ..。高知と佐渡という妙な取り合わせですが、
幼なじみがそちらに居着いています。
いただいたコメントのとおりです。
場所によってはまだまだであります。
来春以降の復旧。
それが来春なのか、それ以降の春なのか..。
たぶん、本当の春はまだまだ先なのではと危
惧しています。
山間部で失ったものの範囲と、作業の困難さ
があまりにものことなので、いつ完了となる
かすらわかりません。
管理人としても、まだまだ取材活動は継続せ
ねばですね..(笑)。