ハイサーグラフ 理科年表・平成25年版より
ポルトガルの首都リスボンである。
グーグルではその地名のポルトガル語での発音を「リジュボア」というと書いている。また、我々がリスボンと言っているのは英語でLisbonと書くところからだと言う。
ウィキペディアのリスボンを見てみると、観測値は古そうだが現地の気候の様子が詳しく分かる。基本的にCs(地中海性気候)であることをまず述べておくが、北緯38°という緯度は佐渡と同じである。夏には時に40℃。真冬の最低気温も氷点下は無さそうである。なにより平均最低気温が8℃台。佐渡ではあり得ない温暖さである。
グラフはそんな緯度の割に暖かい気候を如実に示している。夏の乾季は中緯度(亜熱帯)高圧帯下に入る事でもたらされ、渇きは厳しそうである。しかし、リスボンは町の中をテージョ川が流れていて乾燥するにしてもそんなに困ることは無かろうと想像される。
さて、ポルトガルというと大航海時代。まさに一時世界をスペインと二分した繁栄と、イエズス会の活動と共に各地に植民地を築いた歴史を思い出す。16世紀(1543年?)倭寇の首領の王直をのせた船が種子島に漂着。たまたま乗っていたポルトガル人が鉄砲を領主種子島時堯に献上。以来日本は鉄砲を用いた戦争の時代へとはいる。戦国時代のことである。
ポルトガルとの付き合いは江戸時代初期まで続く。長期にわたるものとは言いがたいが、舶来のものの中にポルトガル語起源のものがいくつもある。また、あちらにも日本の言葉が影響してもいると聞く。パン、カルタ、ボタン、シャボン、カッパ、コンペイトウ等はポルトガル語源です。なお、ポルトガル語になった日本語については参考サイトをご覧下さい。面白いですよ。
【MSNマップから】
msn map01
msn map02 図中リスボンとあるリスのあたりがGEOFと称される地の位置のようである。
【リスボン・関連サイト】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9C%E3%83%B3
ウィキペディア/リスボン
http://www.info.sophia.ac.jp/flcenter/po/top.html
上智大学・言語教育研究センター/ポルトガル語
http://brportuguese.seesaa.net/article/38329112.html
ブラジル・ポルトガル語会話講座/ポルトガル語になった日本語
【ポルトガルと大航海時代・関連サイト】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%82%B1%E8%88%AA%E6%B5%B7%E7%8E%8B%E5%AD%90
ウィキペディア/エンリケ(ヘンリー)航海王子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%B9
ウィキペディア/バルトロメウ・ディアス(ポ語)、バーソロミュー・ディアス(英語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%9E
ウィキペディア/ヴァスコ・ダ・ガマ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AB
ウィキペディア/ペドロ・アルヴァレス・カブラル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E7%9B%B4
ウィキペディア/王直
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E7%A0%B2%E4%BC%9D%E6%9D%A5
ウィキペディア/鉄砲伝来
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%A3%E3%82%B9%E6%9D%A1%E7%B4%84
ウィキペディア/トルデシリャス条約
【かんりにんより】
小さな送別会があります。明日の記事更新を休ませて頂きます。また、頂いたコメントへの返信も滞るかも知れません。ご容赦願います。今の時期は仕方ないのです。
---------------------------------------------------
geographical figure graph list 042
---------------------------------------------------
地理の部屋と佐渡島 2013.03.21(理科年表2013)
---------------------------------------------------
http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
---------------------------------------------------
ソウルの北の緯度です。
メキシコ湾海流の影響でしょうか。
戦国の時代に、鉄砲を初めて見た武将たちは、驚いた事でしょうね。
時代の変化を察した、信長は、先見の明が有ったのでしょう。
ポルトガルといえば鉄砲の伝来程度しか知りません。
緯度が古里佐渡島と同じとは思いも付きませんでした。
ボタン、シャボン、コンペイトウは子供の頃の思い出です。
久し振りに子ども時代にかえって勉強させて貰いました。
やはり春ですね~
かみさんも定年です
出る人入ってくる人 移動の季節ですね
地理佐渡..さん(*^^*)>の移動は有りませんか?
長岡との行き来が大変でしょ
今でも友好的だそうです。
ポルトガル語の語源にはメリヤス、キャラメル、テンプラ
などもあるようです。
長崎にカステラを伝えたのもポルトガル人だそうです。
名前を見て市の名前がわかりませんでした。
リスボンとは!
ポルトガルから来た言葉色いろあり興味深いですね。
送別会、出会いと別れ、その季節ですね。
住みやすそうなところです。
こんな遠くから日本まで来たポルトガル人。
大航海時代ってすごかったんですね。
ポルトガルは音楽もよかったですね。
なんて言いましたっけ。ファドだったかな。
京都嵐山の十三参りで有名な法輪寺参拝にお越し頂きコメントを有り難うございました。
ポルトガルの地理歴史を勉強させて頂きました。
昔から日本とのなじみの深い国ですよね~!
ポルトガルから種子島に鉄砲が渡り織田信長いち早く戦場で使い歴史を大きく変えさせた国ですよね~!
('_')今日からは京都東山:花灯路の様子を3回に分けてアップしますので御付き合いくださ~い!
('_')閲覧感想のコメントもお待ちしていま~す!
!(^^)!それではまた月曜日にお伺いさせて頂きま~す!バイ・バ~ィ!!
最低気温8度だと、想像してたより暖かいですね
広島の明日の最低気温と、同じよ、
ポルトガルと言えば、カステラ、鉄砲しか、思い出しません
貿易船が早くから、日本に渡来してたのでしたね
行ったこともないここの地名をたくさん知っているのは
ポルトガルと日本との関係でしょうね。
意外と暖かく過ごしやすそうですね。
今朝は寒かったのですがお昼ころからは暖かくなりそうです。
リスボンは寒暖の差が少なくて
住みやすそうですね(移住候補か[笑])。
ご紹介していただいた会話のサイトは
ブラポル語 の勉強で使ってました。
ポルトガル語源...
お菓子のボーロ、コップ、先斗(町)、タバコ、
ビードロ(ビー玉)、バッテラ(小舟)...なども(笑)。
今年からポルトガル本国では
ポルトガル語の一部の綴りがブラジル式の書き方に
変更されたようですよ。
人口が ポル=1千万人 ブラ=1億9千万人 ですからね。
では、Ate amanha. tchau!