帰宅途中の国道8号。6時30分頃となるともう陽が沈むようになっ
た。思えば、夏至が過ぎて二月がたち、あと一月後には秋分を迎えるこ
とになる。オートバイが時折追い越していく。そうだ、思い出した。
秋はオートパイ乗りにとってはとても良い季節だ。自分は乗らなくなっ
て久しいが、秋のオートバイはとても気持ちがよかったことを思い出す。
仕事について間もない独身時代。秋の夜、実家からアパートのある羽
茂まで帰る途上。国道350号と別れて羽茂本郷方面へむかうと、坂道を
下ったところに石郷か上山田バス停がある。谷あいの小さな集落だが、
田の中に小さなカーブがあり、その手前にバス停がある。
とりとめもないのだが、両津から羽茂へ戻る際、よくここで愛車KL
250からおりてたばこを一服した。あたりは真っ暗のバス停の前。
そんな暗闇の中にテールランプの赤く小さな光が一つ。寂しい風景だ。
だが、気温も湿度も真夏のそれとは違い高くもなく、だれた感じがなく、
少し締まった気分もある。
私の一服を待つ間、愛車KL250はドッドッドッと四サイクル単気
筒独特の排気音を鳴らし続け、ご主人が再びハンドルを握るのを待って
いる。 孤独。
秋のオートバイ乗り。こんな孤独が心地よいときがある。孤独で寂し
い。孤独だけど寂しさはない。色々あったが記憶に残っている。
秋のオートバイ乗り。色々な孤独を感じられるこのころのオートバイ
乗りが最も良いかなと思う。ご覧の皆さんでオートバイ乗りの経験が
あったとすると、季節としてはいつが良いだろうか?
あれからずいぶん月日がたったが、帰りの途中にそんなことを思い出
した。(車中でenyaをかけていた。気分によくあった。)
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画像は、国道8号ぞい。今日は一日晴れた。<写真撮影2005/8.24>
2005年 地理の部屋と佐渡島・管理人
傘をさしてもびしょ濡れになる雨というのは嫌いです。
僕はバイクに乗りませんが、バイク乗りの方の気持ちが伝わりました。
羽茂にいらしたんですね。平川地も羽茂に住んでいます。2人は佐渡へ帰ると、家から直ぐ近くにある公立高校と中学に通う普通の兄弟に戻ります。
羽茂はいい所ですか?
コメントありがとうございました。
今朝は3時30分頃起きてしまいました。
今ラジオを聞きながらタイプしています。
さて、台風がたいしたことなく済むことを
祈ります。朝から横殴りの風雨はいやなも
のです。
つづいて羽茂について。
もう20年くらい前、羽茂本郷の町中の
アパートにいました。1年でしたが、その
せいで佐渡南部の事が色々わかりました。
公立高校とありますので、羽茂高校ですね。
アパートはすぐ近くにありました。
羽茂は田舎ですが、とても穏やかで良いと
ころですよ。ただし、生活面での利便性を
都会のレベルで見てはいけませんが..。
当サイトでは過去幾つか羽茂関係の記事を
アップしていますので、地図を参考にしつ
つご覧になると良いかと思います。
できましたら、佐渡を拡大してあるものが
よいですね。かなりマニアックなところを
紹介していますので..(笑)。
今朝の神奈川県東部の天気は雨です。
昨夜は月に一度の楽しみでもあるJリーグ観戦を
満喫して来ました。(川崎-横浜戦)
元アルビレックスのマルクスが大活躍でしたよ。
さて、思い出に残るバイクの季節ですが
「夏」はどうしても太陽の暑さとエンジンから湧き上がる
熱で大変だった思い出しかありません。
秋は気候的にも風景時にもバイクの良い季節ですね。
風も身体の中を通り抜ける感じがします。
ある紅葉の林道の景色は今でも思い出に残ってますね。
やっぱりバイクが欲しい!。
最近、バイクの本まで買っちゃいました。
コメントありがとうございました。
秋は本当によいですねぇ~。
バイクに乗っていた頃、日に日に
風がさわやかになり、やがて少し冷
え冷えとしていく。
あの時はいつも人より季節を早く感
じることができました。
今では車での通勤。
季節を感じるのは風景の変化に伴っ
てです。それが少し寂しいです。
バイクの本かったんですか?
あぶないですよぉ~。
本格的に欲しくなりますから.(笑)。
工程はほぼ一周と決め込んでいた。
北海道ツーリングで心に残る風景が幾つかある。
サロベツである。日本海に面した未舗装の道路をずい
ぶんなスピードで走り抜けた。というより5速全開。
こんな事ができる場所は北海道くらいなもの。
恐ろしくてあまり周囲に気を配れなかったが、時折
除くバックミラーはタイヤが巻き上げる土埃だけ。
子供の頃、スティーブ・マックイーンが、ホンダの
エルシノアのコマーシャルで見せた高野を走る風景を
勝手に想像した。
今一度北海道を..。オートバイというと思い出すも
のが多々ある。自分にとって青春時代後半はオートバ
イと共にあったなぁ...(しみじみ)。
工程→行程
除く→覗く
高野→荒野
失礼しました。
「孤独だけど寂しさはない」。
これ、分かります。
こういう話は好きですねえ。
私も原チャリや車でのツーリング、あるいは登山で
も単独行を楽しむことがあります。
別に人嫌いではなく、集団での行動も楽しく感じます
が、それとは別に孤独を楽しむのも又、好きです。
しかし、山から下りる頃にはとても人恋しくなっていたりで、なんとも勝手なものだと思います。
いずれにしろ、たまの単独行はやめられません(笑)。
>..山から下りる頃にはとても人恋しく
なっていたりで..
これまた言い得て妙です。
私もワンデイハイク程度でしたが、一時期
よく登りました。
寂しさのない孤独をひとしきり楽しむと、
一方でご発言のような感じになります。
矛盾するようで、矛盾ではない。
そんな感じがいたします。
人恋しいから、人から離れる時がいるのだと
思います。
佐渡を一人歩きますと、そのような心境にも
なりますね..(宣伝?)。
たまの単独行。
男子はこれでなきゃ..と思います。
女子はこうはいきません。
ちょっと独りよがりな発言でしたが..(許しを)。