写真撮影:2011.03.27
海岸段丘の発達顕著な半島です。
Photo-01 視界の向こう下は素浜海岸になります。
水田の分布もありますが、水に乏しい土地もあるわけでして、自ずと畑作地も広がります。佐渡で水田の広い分布地は大佐渡と小佐渡の間にある国仲平野です。僕は水田の風景も好きですが、畑作地の風景も好きです。人の手の入った田畑の風景は、目を見張るほどのものでは無いですが、一方で見飽きない奥深いものを感じるのです。人は自然と共に生きている。これほど顕著な風景は意識していないと忘れがちです。
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このたびの震災がたくさんの町並みと田畑を奪ったこと。皆さんが心を痛めているのは十分に察せられます。ブラブラと移動しつつ写して来たこの風景。同様のことがこの地を襲ったら。なんて考えることすら忌まわしい話です。
心を癒し、皆が故郷と呼ぶ美しい風景を災害で失ったり、また目には見えぬ放射能で別れを余儀なくされるなんて..。特に後者の場合は忍びないことになります。いわゆる耕作放棄地状態になりますから。じわじわと田畑としての体を失っていくのです。それはがん細胞に犯され、死を待つ病人の苦しみに等しいです。田畑は人の手が入っているから田畑。自然は手を入れなくなった田畑を容赦はしません。せっかく地震被害の直接被害を免れているのにです。
Photo-03 柿畑です。
Photo-04 道ばたの水仙。その黄色が春です。
何でこうなったのか。今更犯人捜しを始めたところで、取り返されるものではない事態が起こっています。だけどやるせない憤りが被災地にはあるものと察します。父祖伝来の土地。たくさんの手で、長い時間をかけてはぐくみ守ってきた土地・風景。そんなものが一瞬の事故でアウトと宣告されたのです。今一度、僕らはこれからどうすべきか、真剣に考えねばならない出来事に遭遇したのかもしれません。便利な生活は何かと引き替え。これを忘れてはいけない。改めて思いました。机上にある隣のPCでは、47NEWSの「東電、低濃度汚染水を海に放出へ 福島原発事故」の見出しがくっきりと写っています。そうだ。問題は陸上だけではないと、今度は海に生きてきた人たちのことにも思いが..。
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手入れされた柿畑の美しいこと。奪われてはたまりません。
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写真撮影:2011.03.27
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2011年 地理の部屋と佐渡島 sadotiri
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車で河原田ー小木線を走ると見られる柿畑ですね。
剪定され行き届いた柿の木に、「おけさ柿」を思い出します。
秋には種なしの味覚、「おけさ柿」が出回ることでしょう。
懐かしい風景です。 有難うございました。
寒かった2日間、今日から暖かくなるようです。
日本の美しい風景ですね。
ホント、失いたくない宝物です。
こちら快晴、桜がいっせいに咲き出しそうです。
畑もいいですね。私もやはり北陸のが流れていて田んぼや畑が好きです。
この光景をなくしたくないですね。
水仙の黄色に春を感じます。
ここが「おけさ柿」の産地だということが
よくわかります。
放射能は空も汚し、海も汚します。
もちろん陸地もです。
もう日本だけの問題ではありません。
世界中にはたくさんの原発があります。
この教訓を生かして今後の対策をしっかり
して欲しいと思います。
今日もよく晴れていますが、寒いです。
これからは花で心を癒します。
故郷を無くしてしまった原発被害者の心情を思うと涙が出そうになります。
海にまで被害が及びましたね(涙
日本三景:天橋立観光にお付き合い頂、ありがとう御座いました。
綺麗に整備された柿畑が素敵な光景ですね。
秋には沢山の実をつけ我々に恵みを与えてくれるのでしょうね。
小木半島の春の田畑の風景が心癒しとなりました。
故里をなくされた被災者の方々が一日も早く立ち直られる事を願ってます。
*
森や林で有ったろう土地を永きに渡り一家総出で今の土地まで育ててきた農家の方、それ以外の方でも自分の土地を捨てざるを得ない状況に追い込まれてしまった方がたには何と云えば良いか言葉が出ません。
自分たちには何の落ち度も無いんですから。
今日の写真を見て熱く成ってしまいました。
こんどは海!
「海は広いから…」そんな理屈をつけてで少しずつ汚していけば、やがては取り返しのつかないことになるでしょう。
以前は「核戦争さえなんとか防ぐことができれば…」と言っていたものですが、なんと、身近なところで「安全」と言われていた原発がこんなに簡単に事故を起こし、それを止める技術さえろくに準備していないとは…。
失われた者は「自然」や「環境」だけではありません。「信頼」が失われ、人や組織に対する「疑惑」がぼくの心を蝕んでいます。
話されていましたが、安心と思っていた
原発まで・・・
農家の人達は、種をまいたら良いのか?
途方にくれています。
いい答えを政府が早く出してあげて!
悲鳴が聞こえてきます。
このような、田園風景が見れる日が一日も
早く来るように祈らずにはいられませんね。
今度は海洋汚染ですか!!。
結局 米仏の力を借りないとダメみたいです。
廃炉は30年以上ですか...孫の代まで残しちゃいましたね。
戦後の日本は子供の国。
いつも誰かが何かやってくれる。守ってくれると
思って「大丈夫だぁ」と お花畑...今回の原発も防衛も。
危機管理を考え直す良い機会ですね。