写真撮影:2009.05.14
丘陵の集落を上がる道すがら、偶然この樹が目に入った。
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集落の中を通る道の幅は広くない。おまけに丘陵を上がる道であるのだから、次から次へとカーブしている。夕日を映そうと急いで丘を登るのだが、この樹を見かけて思わずブレーキを踏んだ。看板があった。なるほど、椎の木であるからこれだけのものが町の指定文化財になってもおかしくはない。以下は説明の看板からである。なお、イタジイという名は、スダジイの別名である。
樹齢300年といわれるイタジイで、根元周り4.6m、樹高16m、地上4~5mで4枝に分かれ、枝張りは東西南北共に18mある。下枝は一部切られているが、よく椎の木の特徴を備えている。
この木は群を抜いて大きいが、羽茂川西側のこの辺り一帯は北西の寒風が当たらす、暖地性の植物、特に椎の木が多い。道の上下にも並木をなしていて、新緑の頃は椎若葉が黄金色の盛り上がりを見せて美しく、秋の深まる頃には、風もないのに椎の実が微かな音を立てて、降るように落ちる。
五百枝さす
椎のしみらの若やぐや
若葉の光家もあかるく
伊藤左千夫
指定年月日 昭和47年5月10日
所有・管理者 大橋471番地
河野三郎
羽茂町教育委員会
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【スタジイ・関連サイト】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%80%E3%82%B8%E3%82%A4
スダジイ - Wikipedia
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/fagaceae/sudajii/sudajii.htm
岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科
植物生態研究室(波田研)
http://www.ki-net.jp/tree/sudaji/
すきな樹(き)
http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-sudajii.htm
樹木図鑑(スダジイ)
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2009年 地理の部屋と佐渡島
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An animal,a plant,an insect and else
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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椎の木ですね。北海道にはありません。
立派です。
ここのシイの実は煎って食べると美味しいです。
お袋が健在だった頃は送って貰いました。
山に持って行って仲間にあげましたが、都会人は食べたことがないようでした。
東京にも神社などにあるようですが、なかなか手に入りません。
淡白な味で大好きです。
秋にもう一度訪ねてぜひ実を拾ってください。
樹齢300年ですか?素晴らしい幹と根回りですね、
4枚目の姿で、立派な枝ぶりまで解ります、
静かで、いい所ですね、子供の頃、
シイノ実を拾い、炒って食べた事が有ります、
少し渋いけど、栗のあじでした、
懐かしいわ、
爺のメル友宅の石楠花・牡丹見物にお付合い頂きありがとう御座います。
樹齢300年の椎の木ですか~!?
立派な根回りをした大木ですね~!
爺も昔、椎の木の実を拾いに行って焼いて食べた記憶が有り懐かしく思いだしました。!
それではまた明日!・・・
立派ですね。思わず手を合わせたくなりますね。
>風もないのに椎の実が微かな音を立てて、降るように落ちる。
この音も聞いてみたいですね。
立派な椎の木ですね。
威厳を感じます。
子供の頃、ドングリと椎の実の見分け方を教わりました。椎は細長いのですよね。食べたことはないですが、栗みたいな味と聞いたことがあります。
東京では、大きな公園や神社などで見かけます。でもこれほどの樹はあまり見かけません。
スダジイと言う木なんですね。
須田さんちの爺さんのことだと思いました(笑)。
「どんぐり」の木も色々な種類があるんですね。