
あきらかに出だしから違う。トップ写真の交差する火柱は今までの各国のスケールを超えている。音ももちろんである。
各国の花火にはBGMを伴ったが、日本にはない。というより意味をなさないのだ。なぜなら一つ一つの玉のサイズが明らかに大きく、炸裂音でBGMなどかき消してしまうからだ。
「粋」というにはあまりにもスケールが大きい。打ち上げ時間は四カ国中最も短い。だが、使った火薬は最大級であろう。見るものにため息すらつかせぬ圧倒的力を見せつけた。
繊細さには当然欠けるものがあるが、雪崩のような光の渦にだれも動けない。それは一挙にたたみかけてくる怒りにも似た勢いである。ほんの短い上演時間であったが、見たもの全員が判定を待つまでもなく、ノックアウトされた瞬間であった。
眼前の左右数百メートルがこの様な状態になった。
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写真撮影:2006.08.04 長岡市・信濃川右岸桟敷席
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2006年 地理の部屋と佐渡島
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http://blog.goo.ne.jp/dachasnowman/
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やはりそのようですね。
それにしても、このような花火大会が見られるのが
うらやましいです。
まさに世界に冠たる思いがいたしました。
米中韓の花火ショーが決してつまらない
ものではありませんでした。
目の肥えている観客の反応からもそのこ
とは十分伝わってきました。
ですが、細かい細工のないシンプルな演
技とは言え、今回の日本のものは他を圧
倒する勢いでした..。
この辺、何とも文章では言い尽くせない
ものがあります..(笑)。