越路原を小千谷市片貝町に下っていく途上見た露頭が...。
24号で述べた越路原から小千谷市片貝町へ丘陵地を下る途中、道路を直線化する工事現場脇を通った。
砂礫の層を含む地層が遠巻きでも認められたのでついつい現場に。
現場は、丘陵に直交するよう切り通しの道路を造ろうとする途中のものである。丘陵の最上部の断面があらわになっている。単なる不整合と思っていたが、写真の部分はどうも断層の存在を疑いたくなる。
判定は専門的知識のある方に任せるとして、断層であれば、写真左(東)側がせり上がったと見られる。砂礫の層の下部、粘土質の層の先端部分が押し上げているように見える。写真の反対側にも同様の構造が確認されるのでこの露頭だけが偶然そうなっているわけではない。いかがなものであろう..。再度訪れてみたい場所である。