写真撮影:2019.06.13
佐渡ではドンデンへの道沿いで群落をよく見たが、だからといって山の植物とも言いがたい。里でも見ている。長岡では東山丘陵の低い部分でも見かけられる。6月上旬の写真だからもう一月は経ったが、群落の風景は涼やかで良い。一輪挿しにしてみよう。そう思い立ち、翌日職場に一本だけ持ち込んだ。気にしてくれる同僚がいたのが嬉しかった。
. . . 本文を読む
写真撮影:2019.06.13
アリドオシ は、アカネ科アリドオシ属の常緑低木だが、これに葉や花がよく似るからこの名という。常緑性の多年草。今回は白い花を撮影しているが、赤い小さな実をつける。この実もアリドオシに似るという。しかし、こんなことを書いていつつも、肝心のアリドオシの実物は見たことが無い。地を這う小さな植物である。樹木の下などやや日陰の地を好むようである。
&nbs . . . 本文を読む
写真撮影:2019.06.03
季節の良い時期は、通勤ルートをあえて農道にする。水田の中の砂利道であるが、川沿にある農道は開放的。その環境に適した鳥たちなんかをよく見られるれ、その姿を撮影できる。クルマには良くないが、ゆっくりと鳥探しをしながら職場に向かう。カルガモ、ムクドリ、ハクセキレイなどを撮影してみた。こんな風景を見て通勤。田舎暮らしのおかげである。電車通勤の方々には申し訳ない。ついでに . . . 本文を読む
写真撮影:2019.06.02
本州であれば近畿以北の日本海側と分布域が語られる。低山帯から亜高山帯に見られる山の植物。名前は実が赤くそれをアカモモと言い、それが訛ってアカモノになったらしい。花は白く姿形が良い。撮影は結東の石垣田である。良い風景を見たあとに良い花も見た。
Photo-01 赤物 ツツジ科シラタマノキ属
&nb . . . 本文を読む
山里の風景 写真撮影:2019.06.02
結東(けっとう)の石垣田。中津川沿いの狭い傾斜地に広がる棚田だ。田の斜面を石垣で固めた風景はなかなか見られないもので、独特の雰囲気は秋山郷に来る度毎に立ち寄りたくなる場所となる。雪深い地の山里の風景は都会で暮らす皆さんには郷愁も得られよう。いつか現地を訪ねる機会があったら、この地の風景をはずさないでほしい。さて、ずいぶん長くなった秋山 . . . 本文を読む
写真撮影:2019.06.02
「和名は、2本の花序を、能楽「二人静」の静御前とその亡霊の舞姿にたとえたもの」
ウィキペディアでは名の由来をこう説明する。白い花序は二本とは限らず、たまに3~4つというものもある。亡霊の舞い姿。確かにフタリシズカはやや薄くらい日陰を好む気がする。日陰でひっそり。一つ見つけると周囲に次々見つかる。
P . . . 本文を読む
写真撮影:2019.06.02
「名前はこの花を、渡辺綱が羅生門で切り落としたとされる鬼女の腕に見立てたものとされる。」
ウィキペディアにあった名の由来である。渡辺綱は源頼光の家来。羅生門に棲み着いた鬼の切られた腕が後に花の名となろうとは。シソ科最大の花をつけるという。確かにシソ科としては大柄である。湿った日陰に咲く。秋山郷では二カ所で見ているが、今回撮影したポイントは日陰 . . . 本文を読む
写真撮影:2019.06.02
国道405号沿いで見かけた。杉木立などが日陰を作る路肩に小さな群落を作っていた。このクルマムグラによく似る●●ムグラと名付く他種や、クルマバソウ(葉の表面が艶っぽい)というよく似たものもある。均整のとれた出で立ちと、緑。そして小さな白い花。派手さは無いが撮影してみると面白い。
Photo-01 車葎 学名:Galium ja . . . 本文を読む
山の風景137 写真撮影:2019.06.02
国道405号線は信濃川支流の中津川沿いを走る。その道は右岸・左岸を縫い、大赤沢付近で左岸から右岸へうつる。道は広くないし、工事中の区間も多い。他だ心配は無い。交通量が少ない。
鳥甲山の写真は上野原地区の天池付近からだ。近くにのよさの里という温泉宿があるが、山里の風情を楽しむ良い場所だ。そもそも苗場山という火山の . . . 本文を読む
山の風景137 写真撮影:2019.06.02
小赤沢から苗場に向かった帰り。行きとは異なるルートをたどって国道を目指した。見晴らしの良いところがあり、秋山郷奥部とその周囲を囲む山々が望めるのだ。信州方面には志賀高原の山。上州方面には左武流山とかが見られる。どれがどれなのかをきちんと言えないのが申し訳ない。せめて分かるのは中津川源流域で、川を挟んで苗場と対峙する鳥甲山くらいであ . . . 本文を読む
写真撮影:2019.06.02
日本海側で見るイワカガミの仲間である。つややかな葉は他のイワカガミ類より大柄でこの名がついた。越後ではこれだ。長岡市郊外の広葉樹林帯の林床を大きな群落が覆ったりしている。6月でこの風景はここが苗場の三合目という所からである。
Photo-01 大岩鏡 学名:Schizocodon soldanelloides v . . . 本文を読む
写真撮影:2019.06.02
北海道から東北、中部以北の日本海側とウィキペディアは分布域を説明する。まだ雪がわずかに残る新緑の森を歩くと、登山道脇などでこの明るい紫を見る。やはり自生地で見るのが何よりで、毎年楽しみにしている樹木性の花である。
Photo-01 紫八汐躑躅 学名:Rhododendron alb . . . 本文を読む
写真撮影:2019.06.02
6月初旬。苗場山三合目付近はまだ雪が融けて間もなかった。だからいわゆる春の妖精達の姿も見られた。サンカヨウはやがて実をつけ、その存在感はすぐに消える訳では無いが、白い花の時期はごく短い。もう7月に入った今。一月前の風景となってしまった。
Photo-01 山荷葉 学名:Diph . . . 本文を読む
写真撮影:2019.06.02
昨日紹介した三合目からの登山口を少し歩いてみた。秋山郷からの登山口は他にもあり、そこでも登山口から少しは歩いたことがある。山では細心の注意が必要である。やはり第一は熊。第二ははマムシ。第三はスズメバチ。ここに入れていないがサルも危ない。雪の少ない地では一番にはイノシシかも知れないが、新潟県かもさすがに秋山郷ともなるとイノシシはいまい。なお、佐渡で . . . 本文を読む