極貧パソコンの中でも書きましたが、私のパソコンに求める最低の 条件はGoogleEarthが動くことなのですが、今回の一連の極貧パソ コンの中ではXP3台と2000にはインストールもできませんでした。今はメイン機と以前のメインキVista で動いています。このあたりもソフトがバージョンアップすると動かなくなるのかもしれません。
もうひとつ、はブラウザでOperaを使うことですが、これは2000に最新のものは入りませんでした。幸い、以前入れていた古いバージョンがなんと か動かせるようになったので使えるようにはなりました。
私がOperaにこだわるのは何と言ってもページの拡大・縮小が自由に設定できることです。歳がよると目に一番に来るのか小さい字では読めません。と ころがOperaだとこの拡大・縮小が思いのままです。最初の立ち上げの場面も150%に設定しています。そこ から200%にしたりで使っています。お陰でサイト巡回も快調です。他のブラウザーも最近は設定できるようです が、もう今更帰る気持ちはありません。
そんな、Operaに心酔している私にとって後押ししてくれる良い記事がありました。
GIGAZINE(ギガジン)より 2012年11月26日 13時00分57秒
なぜOperaがベラルーシでは最もポピュラーなブラウザなのか
現在世界で最もポピュラーなブラウザの座を争っているの は、StatCounterのデータによるとGoogle ChromeとInternet Explorerで、Firefoxがちょっと離れた第3位、さらに離れてSafariがあり、Operaは第5位となっています。しかし、国別に見てみ ると、ベラルーシだけはOperaがNo.1ブラウザなのだそうです。ノルウェー生まれなので「生まれ故郷では シェアが高い」というわけでもありませんが、いったいなぜOperaはベラルーシで愛されているのでしょうか。
StatCounterは300万以上のサイトのデータからブラウザの シェアを分析していますが、間違いなく「ニッチなブラウザ」であるはずのOperaがベラルーシではシェア No.1という事実があるそうです。これが現在の全体シェア、OperaはSafariよりも下に位置していま す。
Operaは世界で2番目に古いブラウザとして1996年にノルウェーで 誕生しました。MicrosoftがWindowsにバンドル(同梱)していたInternet Explorerは圧倒的なシェアを誇っていましたが、ギークたちが求める機能は搭載されておらず、対抗馬であ るOperaには熱心なファンがついていました。しかし、激しいブラウザ戦争の中で、IEがどんどん人気のある 機能を取り込んでいったことで、Operaのビジネスは危機に瀕しました。
IEがWindowsと一 体化してシェアを伸ばしてコンピュータを支配する中で、IEに立ち向かうブラウザとして、Chromeは GmailをはじめとするGoogleの各種サービスとの結びつきを強めてユーザを囲い込み、Firefoxは コミュニティで構築された膨大なアドオン群を持ち、オープンソースファンたちの支持を得ました。
そんな中、Operaは「最速」をウリとして戦いを繰り広げ、ベラルーシにおいて大きなシェアを獲得することに なりました。その理由は、ベラルーシがBeltelcomという国営企業によってインフラを独占された社会主義 国家であったという点にありました。
Beltelcomの支配 下にあるベラルーシのインフラ状態は最悪だった、と語るのはOperaのコミュニティマネージャー、Espen Andre Overdahl氏。しかし、その最悪な状況下で、OperaにはHTMLや画像を自前のプロキシサーバで最適化することで表示を高速化する機能があった ことなどから支持を得られたそうです。これはベラルーシのミンスクに住むウェブ開発者Gleb Kanunnikau氏も同じ見解を持っています。
2009年から2010年にかけてベラルーシにもADSLが導入され、毎月の転送量規制がなくなりましたが、そ れまではインターネットというと速度制限のかけられたものでした。また、費用も非常に高かったため、少しでも ネット代を浮かすべく、みんながOperaを使っていたそうです。
これはデスクトップだけではなくモバイルも同様で、「モバイル端末のブラウザといえばOpera Mini」が今でも通用しています。これは、2010年までAndroid端末が輸入されず、iPhoneも 2011年まで輸入されなかったことから、いわゆるウェブブラウザの搭載された携帯電話というのがなかったた め。Opera Miniは低機能な端末からでもブラウジングができる無料ブラウザで、高度なトラフィック圧縮アルゴリズムを持っていることから、未だに遅くて高価なベラ ルーシのモバイル通信事情の中では重宝されているそうです。これは、端末がAndroidやiPhoneであっ ても同じだとのこと。
Chromeに代表される ライバルもじわじわと追い上げてきていますが、暗号化通信のようなセキュリティ面もまた欠かせない要素の1つな ので、どんなライバルが現れてもOperaのシェアを脅かすには至らないだろう、とKanunnikau氏は 語っています。
「未 熟なインフラが効率重視のブラウザを求めさせた」ということで、ベラルーシと同じようにインフラ整備が十分とは いえない東欧諸国やカザフスタン、南アフリカでもOpera人気は高め。しかし、ベラルーシ国内のインフレに よってルーブル切り下げが実施され、2009年には45ドル(平均月給が約342ドル)かかっていたネット接続 のコストが、今は7ドル(平均月給は約470ドル)になるなど、優位性は縮小しているようです。
世界で2番目に古いブラウザだったんですね。これは全く知りませんでし た。パソコンを始めた時にはIEと NetscapeでしたがOperaは影も形もなかったと思ってました。
兎に角私にとっては拡大の簡単さが一番です。最初に使ったのは何時だったでしょうか。第1322回で既に使っていたと書いていますから 10年以上使っているようです。これはもうちょっと代えることは難しいでしょうね。
というか今のところ不自由はないのでこのまま使い続けるつもりです。スピードも速いというのも知りませんでしたが、きっといらちの私にあっていたので しょうね。今回こんな記事を見るとますます好きになりました。
何といっても5番目というのが他人と同じことはしたくないというへんこつな私にぴったりです。今のブラウザに不満を持っている人は試してみたらどうで しょう。尤も、トップになったりしたらそれだけで使いたくなりそうなので今ぐらいが良いかも。でも中止になると 困るのでほどほどには普及してもらいたいところです。
これからもお 世話になります!