さて待ち遠しい立春は、七十二候の第一候、東風解凍(はるかぜこおりをとく)、東風が厚い氷を解かし始める頃ですが立春まであと三日。ホントだろうかと思わせる冷たい気温が今日も続いています。今朝は氷が解けるどころか朝の気温は零下よ。夜半に京都市に雪予報がでていましたが、京都の都心部は当然ふりません。一体京都市とあるのはどこのことだい?。
さて画像はこれまでのオリンパスシステムに変わる、今の私の撮影システムだ。画像右側のフィルム機材ニコンF3+MD4は、高そうに見えても今は、中古で一式3万円代で調達できる。もちろんジョルジェット・ジュージアーロのデザインが心地よい。プロダクトデザインとしてみても優れものだ。
そして先日、業務用のカラーフィルム36枚撮り10本セット(期限は2021年)を4,500円で調達できた、これは安い買い物だ。だからカラーフィルムをしばらく使い続けるだろう。それに、最近リバーサルフィルム・エクタクロームが復活という話も聞いた。
やはりデジタルの色に物足りない人たちがいると思います。さあ、安いいまのうちにニコンF3+MD4に標準レンズの一式3万円代で調達してはいかがですか。
それはともかく、オリンパスEM1Mark2用の水中ハウジングが大きすぎるというのがケチの付けはじめ。ならば小さなPENで水中ハウジングにしようと思ったら廃盤になってしまった。ああっ!、オリンパスもついに小さく軽いという基本コンセプトを外れたか(最近登場予定の大きく立派な価格のE-M1Xをみると、小さく軽くリーズナブルとするコンセプトはどこへいったやらだ)。メーカーがコンセプトを変えたら、こちらはシステムを乗り換えようというわけだ。
そこで、もうオリンパスは9年間ご苦労様でした!!、というわけで手元に揃っていた単焦点レンズなどをことごとく売り払った。そうすると手元で少し古いが機材が揃っているのがニコンだ。それに今はニコン機材が値下がりしているのも追い風。でっ、乗り換えたシステムがこれ。
Nikon F3+MD4のボディに、AiAF Nikkor35nn/F2.0Dのレンズ。
Nikon Dfのボディに、AF-S Nikkor85mm/F1.8Gのレンズ。
フィルムとデジタルのハイブリッド・システム。レンズは一番多用する焦点距離の2本だけ。実際にこのシステムの重量なら持ち歩くことができる上に、すべてF2.0以上の明るさでありストレスがない。
実は、もちろん機能的な検討をした上でなんだけど、このハイブリッド・システムがやりたかったのは、WEB上にこの2つの機種が並んでいる画像があって見とれていたからだ。すごく格好いいじゃんというわけだ。つまり動機は単純。
このAiAF35mm/F2.0Sは、いまも販売されており、25cmまで近寄れ、解像度も良く、撮るぞ!、なんて身構える必要もなく、ちゃんと撮れている。ただし最新のニコンシステムにすると(例えばNikonZ7やZ6)、オートフォーカスが使えずマニュアルピント合わせとなる(ボディ内モーターがなくなったからね)。最新型ボディはパスしよう。
そんなわけで、再びニコン・システムに戻った。さしあたり、これで、今度の節分の吉田神社でフィールド調査に向けた試写をする目論見があるが、さて、冬の最後の悪あがきのようで肌を刺すような寒さだからねぇーーっ・・・。いや寒い!、ではなく正確には痛い!!、なんだよ。どうしたもんかねぇー・・・。
SONYα6000,Carl Zeiss Vario-Tessar f4/16-70mm ZA OSS T*
ISO2500,焦点距離70mm,露出補正-1,f/5.6,1/125