図1.京都市内のクラシック・カフェ
毎年1月から3月ぐらいまでは画像も話題もないので、このブログも冬枯れだ。昨年は、ネガなどのデュープをしていたので古い画像が続いたし、それ以前の何年かは新幹線からの冬の関ヶ原あたりの車窓画像でつないでいた。多分寒いので外を歩く機会が少ないからだろう。
冬枯れで話題もないので休みにしているかというと、実は毎日ブログを書いている。そのあたりが、自分でも不思議だ。そんなわけで今日は、iPhone画像専用のストックにしているMac miniから、目についた5枚を引き出してみた。
上の図1は、表通りの地味な扉を開けると室内は、一つ一つが丁寧に考えておかれた心地よい空間の喫茶店。さてこの喫茶店がどこの通りだったかが思い出せない。足の向くままに歩いていて偶然みつけたのだろう。近所の人達ぐらいしかやってこないほど外観は地味な喫茶店だ。老夫婦の経営者がほそぼそとやっている。どこか風前の灯火のようでもある。まだ京都市内には、こんな喫茶店がいくつかありそうだ。でもなくなりつつある傾向だと思われる。
図2.京都市内の新しいカフェ
新しいといっても古町屋をリニューアルした最近のカフェだ。若い経営者だと町屋の外観を残しつつ、室内は素材感を活かしてシンプルにしあげている。そんなカフェが最近結構多いのだ。そんなもんでいいんじゃないとみんな思っているし、若いテイストで素材感ただよう町屋リニューアルのお店が京都には結構多いのだ。そんな町屋カフェから外をみると一寸だけ日本離れしたような風景に目がとまる。女子高校生が歩いていて安堵。
図3.サンクトペテルブルグ・プルコヴォ空港のカフェ
プーチンの生まれ故郷、そして世界文化遺産がある歴史都市であるサンクトペテルブルグ・プルコヴォ空港のカフェは、スタバでしたか。旧ソ連邦時代の呼び名はレニングラード。街の中には、ZARAもあったしいくつかのブランドショップを見かけた。この街は限りなくヨーロッパ志向だ。多分ロシアはヨーロッパの一員であり、あるいは西欧の主要国家の1つでありたいのかもしれない、ということを感じた。
図4.ロシア・ギジ島のカフェ&レストラン
ギジ島の集落を見学に連れて行かされ帰りは、澄んだ空気の綺麗な田舎道だった。歴史建築家の先生と幸運にも帰りのバスが我々を拾ってくれたので、他の集団よりは先にカフェ&レストランについた。そこで食事前の酒の肴にありついたわけだ。もちろん海外の人たちがたくさん来るためか、食事の味は万民向きに癖がないロシア料理だったが。
図5.最近の機材システム
図5は、オリンパス・システムから乗り換え最近多用しているプロユースの機材システム。私は研究のプロであって、写真のプロではありませんから、プロユースといっても、工学系の建築研究のプロ用、あるいはアートやデザインなどの芸術系の撮影機材です。それに写真のプロやアマチュアは、こんな面倒くさいシステムなんか使わないでしょう。
この機材2台持ちを前提とするシステムの特徴が3点あり、1つはフィルムとデジタル機材のハイブリッド、2つは30mまで潜れるハウジングレスの水中機材、3つはこれらをどのように組み合わせても広角と望遠が使え、どのようにチョイスしてもOKという構成ができる軽量システム。
そして単焦点レンズを主軸にしているのは、歪曲収差が少ないからです。ズームレンズで建築を撮ると一目瞭然で、もうぐにゃぐにゃに歪みます。元が歪んでいるのか、レンズの癖なのかがわからない場合もある。そんな歪んだ画像で建築を撮っていて平気のなでしょうか。
そんなうるさいことに眼をつぶれば、iPhoneの画像でも結構使える。いつも必ず持ち歩くことができ、スッとポケットからとりだして撮影できる身軽さは、撮影機材の基本的な条件を満たしている。そう考えると撮影機材も、いつも持ち歩ける大きさや重さであることが必要条件に思われてくる。
iPhone7
ISO50,焦点距離3.99mm,露出補正0,f/1.8,1/15
ISO160,焦点距離4.12mm,露出補正0,f2.4,1/20
ISO50,焦点距離4.12mm,露出補正0,f/2.4,1/40
ISO,焦点距離4.12mm,露出補正0,f/2.4,1/40
ISO80,焦点距離3.99mm,露出補正0,f1.8,1/15