図1. 辰巳大明神のある観光スポットから空を見上げたら長い雲の帯が街を覆っている。青い空の色をみていると冬の冷たさをたっぷり感じさせてくれる。
図2. 萬養軒と看板にあるから祇園のフレンチレストランだ。その先に建仁寺の屋根が見えていて個人的には好きな風景だ。もう少し夕焼け空になってくれたらよかったのだけど、それがないこと自体が冬の空なのだろう。
図3. 夕方祇園を歩けば、ほぼ舞妓さん達と出会う。もみ手の舞妓さんがいいよな。3人:「おまえ!、この間はしゃぎすぎたろ、うちら超メーーワクやったん!!」、もみ手「へっへっへぇーー!、すんませんねぇー(心で笑う)」そんな会話を連想するが・・・。EOSはなんとも難しい3人組の2番目の舞妓さんにピントを合わせてくれた、本当は左端に合わせて欲しかったのだけど・・・。
図4. いつもの定番ポイント。もちろん人の往来は多いから、人の波が途切れたところを待つほかない。実は人の流れは交通信号があるので、時々とぎれるのだよ。
図5. 観光の定番ポイントをみまわすと冬そのものの冷たそうな風景があった。ズームレンズなのに1/2もトリミングしちゃったよ。何しろ画面の構図よりも速射だからね。そうしないと人が入ってくるからだけど。
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(本文)
半年ぶりに研究用フィールド機材EOS1Dsを持ち出した。というのも最近フィールドにゆかないから、時には陰干しならぬメカの使い回しが必要だった。
2月の半ばを過ぎると暖かくなる天気予報なので、そろそろ冬の終わりか!?。だから冬の街でも撮っておこうと、近所を徘徊し350枚ほど撮影した。RAWに設定しオートブラケットを使って露出を変えながら3枚連写。そしてMacに取り込んで、ブログ用に選んだ画像は5枚。あとは大方捨てた。ホントに写真は選択と大半を捨てる作業の連続だ。だから画像ソフトって撮った画像が捨てやすいというのが大変便利なのだが。
撮影画像は、adobe Lidhtroomにとりこめば簡単だったが、ズームレンズを使用したのでキャノンレンズオプティマイザーですか・・・、周辺光量不足や歪曲収差の補正をする必要があるのでこのソフトを使わざるを得ない。今は周辺光量や歪曲収差は撮影機材側でできるようになったけど、私のは7年前のボディ。それにjpgへの書き出し速度が大変遅く、Lightroom書き出しの20倍位の時間がかかった。今時キャノンのユーザーは、こんなインターフェイスの悪いソフトを本当に使っているんだろうか。
それでもEOS1Dsは、暗くても迷わずピントを合わせてくれるし、余計な機能がないので使いやすい。余計な機能がないということは余計なことを考えなくてよいということだからストリスフリーだ。ただし大きく重たいのは、Peak Designのストラップがフォローしてくれる。それにLレンズは手振れ補正がついているから、ズームレンズは便利じゃん・・・、となってこの実用的機材をしばらく使うんだろうな。
冬ってのは、ヒートテックのインナーや暖かいコートを調達したり、暖房機の算段をしたり・・・などなどと、なにかと身構えないとやりすごせないところがある。だから冬に長くいてもらうと、世話の焼ける存在だけど去ってしまうと、ああっ、いっちまったかと思わせる個性がある。冬が去る前の街を少しばかり撮り歩くのかなぁー!?。
京都市祇園 2019年2月16日
EOS1DsMark3,EF28-300mm/F3.5-5.6
ISO1600,焦点距離28mm,露出補正0,f/3.5,1/25
ISO1600,焦点距離200mm,露出補正0,f/5.6,1/100
ISO1600,焦点距離90mm,露出補正-0.67,f/5,1/25
ISO1600,焦点距離70mm,露出補正-0.67,f/5,1/30
ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.67,f/3.5,1/25