Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング173. 石膏室

2019年02月28日 | drawing

 さて仕事も忙しくなってきたので、終日ロケとブログに没頭している幸せな時間をやっているわけにもゆかなくなったきた。だから先ずはありモノ画像で。 

 さて、かって私もデッサンの勉強をした筑波大学の石膏室。

 ギリシャ彫刻の石膏像が多数置かれている。iPhoneのストロボが勝手に発光してしまった光芒の右奥から、ミケランジェロが制作したダビデ像、ギリシャ・サモトラケで発掘されルーブルが所蔵しているニケのビーナス、背中をみせているのは私の時代にはなかったゼウス像かなぁー!?。その他小さな石膏像が所狭しと置かれている。調度学生達が書いているのはモリエール像だ。こうした石膏デッサンをしながら、立体感や空間感や形態や光を勉強させられるわけだ。

 ふと思うと、こんなデッサンは中学生ぐらいから始めていかが!、かと思う。早期教育だが好奇心が急速に拡大してゆくからこそ、この時期にデッサンを勉強することは有効だ。ただし、前にも書いたが教える先生の能力(教育系と美大系)に差があるけどな。せめて絵が描けることが諸外国並みに当たり前になって欲しいですね。

 というのもNHKの番組をみていて、変なポンチ絵を描きよるわけ。真横から見ているのか斜めから見ているのか、両方を合体させたポンチ絵だから、そこへ角度などという数値を当てはめるというわけのわからないことをやってくれる。せめて放送局ぐらい、そのあたりのことはキチンとすべきなのだがポンチ絵で逃げているわけだ。

 さて目下(2月24日)スキー・ノルディック世界選手権2019をみながらブログを書いている。今日はオーストリアのインスブルックから男子団体のジャンプだ。冬のインスブルックの街が美しい。しばらく世界選手権をみつつ、ブログもクロッキーで冬をやりすごそう。私は芸術系の出身だからデッサンのほうがブログは気楽でね。

 

筑波大学体育芸術専門学群棟  2013年6月22日

iPhone5

ISO50,焦点距離4.13mm,f/2.4,1/37

 

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