昨日は、京都にも雪予報が出ていたが、10分ほど雪が舞ったけどあれのことかい。ほどなく晴天記号に変わってしまった。ただし朝の気温は-1°と寒い。それにしてもiPhoneの局地的な気象予報の最高気温が京都市3°、私のいる京都都心7°と随分開きがある。どこで測定しているのだろう。京都市といっても花脊の山中まで京都市だか、気象予報を行政区分に合わせる物理的な必然性は全くない。
さて私のニコン機材には、もう一つのレンズシステムが構成できる。コシナ&ZEISS共同開発のCarl Zeiss Distagon25mm/F2.8とCarl Zeiss Makro Plenar100mm/F2.0だ。これに標準レンズを加えると焦点距離が倍々となる昔からの定番システムになる。そこで一寸ニコンFフォトミックFTnを加えたシステムにしてみた。露出の信頼性が薄いときはニコンDfを露出計代わりにすればよいしさ。
昔、親父からのもらい物のカメラ(キャノン6L+50mm/F1.4)で撮影の基本を勉強をした。しかしもっと広角や望遠で撮りたい、だけど貧乏高校生では交換レンズが買えなかったし、当時一眼レフがすでに主流だったから、私のもらいものレンジファィンダー機材は相当に型遅れで使い勝手の悪いレンズを増やす意味も発展性もなく肩身が狭かった。
二十歳の頃に、ようやくニコンFのボディと当時のニッコールレンズ2本(後にAiに改造した28mm/f3.5、105mm/f2.5)を調達した。当時の価格で10万円程度。これで肩身の狭いコンプレックスはなくなったが、初めての一眼レフは随分感覚が違うので慣れるのに随分と時間がかかった。
それ以来四十数年のニコン・フリークである。そうなると撮影機材は一生ものか・・・。
デジタル機材はイメージセンサーやカラープログラムに撮影画像が左右されるが、フィルム機材はメカとしての精度が出ていれば写りは無関係だ。変数要素はフィルムとレンズの性能次第というわけだ。そしてネガをデジタルデュープすればパソコンで扱うこともできる。そうなると撮影機材はなんでもよくなる。この四十数年間で撮影機材は何が変わったんだい!?。まあ精密機械は、日本のおはこ技術だから、我々はそれに大いに貢献したけどさ・・・。
そんなわけで、この画像のシステムも今使おうと思えば使えるわけだ。再度慣れれば結構よい味方になるのだろう。
さて2月3日の京都市内は、節分行事で目白押しだ。このときだけ壬生寺から吉田神社へ行く市営臨時バスも運行される。祇園祭が1社で一ヶ月やるのに対して、節分業行事は真逆で複数の社寺で1日でほぼ同時に行われる。行事は、同じ時間に重なるので全部は回りきれないだろうけど、やはり京都の代表的な行事の1つである。京都観光オフィシャルサイト(注)には、そうした節分のスケジュールが大方アップされている。
私のブログでも、節分行事は随分取り上げた(注2)。ブログでは2008年2月5日〜8日、2010年2月8日〜15日と節分行事をとりあげている。まあ参考までに。
注)京都観光オフィシャルサイト:
http://kanko.city.kyoto.lg.jp/eventlist.php?search_type=event
SONYα6000,Carl Zeiss Vario-Tessar f4/16-70mm ZA OSS T*
ISO3200,焦点距離70mm,露出補正-0.7,f/6.3,1/125