Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編533. 最近のPhotoshop、デジタル補正の効果

2022年02月27日 | field work

 

 最新のphotoshop2022が優秀だ。前3回のブログ、モノクロフィルムのデュープ画像は、このソフトに救われた感じもする。

昨年小樽で撮影した夜の堺筋商店街は、既に閉店している店ばかりで暗いストリートだった。ニコンF3+MD4にPlanar50mm/F1.4レンズ、フィルムは+2の増感現像にしたが、それでも絞らなければならないので1秒ぐらいの低速シャッターだったのだろう。画像はブレていたから昨年はアップをしなかった。

例えばトップ画像は修正後であり、2番目の画像が修正前の画像である。見比べるとソフトの効果がみられる。もちろん修正後の画像は、よくみれば無理筋補正のところもあるが、全体でなんとかわかる範囲だ。もちろんブログにアップする際に、解像度を下げれば問題ない。といってやはりブレはブレだけど・・・。

それより効果を感じたのは、前3回の過去画像だ。一応撮れていれば、当時のプリント状態まで持ってこれる画像修正だろう。さらに効果が大きいのは、最近の過去映像。どんなソフトを使用したかはわからないが、50年以上前のモノクロ映画が、あれっ!と思うほど大変綺麗だ。特にグレートーンの階調は、大変なめらかでありデジタル補正の効果といえよう。

そんな経験をするとフィルムで撮影しデジタル複写する方法は、デジタルにはみられない不規則なフィルム粒子の粒状感があり捨てがたいところがありそうだ。もう少し冬の北海道で試みたい方法だ。ただしフィルム・トライ-X400の価格が作年時の1.5倍ほど高くなったのは悩ましいけど。

ところで、昨年は2月28に北海道へ出かけていた。当時の感染状況が少し納まった頃であるが、ワクチンも打たずによく出かけた。多分感染は遠ざかったという気分が支配的だったのだろう。それに2月末では雪は溶け出していた。その3週間後に再訪したときは路面から雪が消えていた。あまり雪になれていない京都人からすれば、それで調度よかったのだろう。

 

小樽市2021年

NikonF3+MD4,Distagon25mm/F2.8,Planar50mm/F1.4,Tri-X400

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする