Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

NIKON FREAK493. 難儀な世界

2020年07月16日 | diving

 

今の私のダイビング撮影機材は2種類。

Gopro7とNIKON W300。

軽量システムであるから、魚眼とマクロ撮影が必要なときは2台同時に持ち出すことができる。

水中で2台同時に撮影する機会は多々あるから理屈は正しいが、使い勝手が煩わしい。

水中でダラダラとケーブルが伸びて機材を岩の上で引きずったりたり、

時には身体の姿勢を変えるために機材を支点にしたり、

そもそも機材を水中で大切に使おうという意識は皆無。

当然魚眼レンズなんか傷だらけ。

どうせ後処理で修正できるし・・・。

それが使えなくなったら買い換えればよい程度の価格だし・・・

もし機材が岩に挟まって外せなくなったら、捨てても惜しくない機材だし・・・。

ダイビングのブランクがあくと、NIKON機材の使い勝手を忘れている。

特にマクロ撮影なんかカメラを固定する発想すらない。

泳いだまま撮影しているから、全然ピントがあってない。

比較のために同じシャッター速度で、泳ぎながら撮影した画像と静止して撮影した画像とをアップさせた。

撮影意識次第で、これだけの差がある。

画像1はハマクマノミ。

画像2の尾の黄色い魚は、ウメイロモドキか?。

画像3の白い魚は形からすればハマフエフキだが模様がない・・疑問。

撮影にしても、魚の名前を覚えるにしても、いずれにしても水中は難儀な世界・・。

さて沖縄から戻り扁桃腺炎で内科、耳鼻咽頭科、歯科とかかりつけ医を徘徊。

なかなか普段の体調に戻らない。

もちろん仕事も手につかず、ブログぐらいは心して書いているが歯が痛く鼻が詰まるでは・・・・。

今の気分は、当然病み上がり状態。

地球温暖化だから、暑いだろう。

地上も、難儀だろうな。

 

沖縄県石垣島

NIKON CoolpixW300

1)ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/60

2)ISO125,焦点距離18.1mm,露出補正0,f/4.8,1/200

3)ISO125,焦点距離7.1mm,露出補正0,f/4.2,1/200

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ZEISSの空気108. 小説:小樽の翆135. 最初が肝心

2020年07月15日 | Sensual novel

 

 ナンタルのカフェで翆と待ち合わせてお茶しようというわけだ。もう冬以来使われていないストーブが鎮座している。

翆「アチキー・・・、また来たよ!」

日勤帰りの翆の開口一番。

翆「また小樽でクラスター発生ですぅー」

5月8日以来新型肺炎の感染者は0値だったのに・・・

翆「そう6月23日以降一気に39人増えたよー」

まさにクラスターか・・・。

翆「それも花園1丁目のカラオケだよ、ついにこのあたりも感染値隣接になったね」

もう一月半も感染者0値だったのに、どうしてウィルスがそんなにながく生き延びているのだろうか、不思議なんだけどさ。

翆「晃子さんも防護服に着替えて感染病棟のガラス越しにgooのサインだよ!。『さあ、やるぜ、思い残すことはない、・・・』そんな感じかな。だって晃子さんのお子達カップルが彼らなりにうまくいってんだよ」

晃子さんとこのお子達というと、一緒に暮らしている高校1年生の坊やと彼女だよね。・・・。

翆「それが、彼ら最近根性がしっかりしてきて大人なのよ。それに彼女の料理の作り方が旨くて体格も大人並みの体格に成長中なんだって。それで晃子さんも安心して看護に専念できるわけ」

若いカップルって回りがちょっとだけ手をさしのべると、それでグングン成長してゆくよね。それを年が若すぎるからとか、気に入らないとか、いろんな欲目を大人達が働かすと、さめてゆくんだよ。同じオキトキシンの分泌には違いないのだけどさ。そう思うと、最初に好きになった子って、お互いがピュアな感性の頃だからベストカップルだと思うけどな。

翆「最初が肝心!、あとは惰性だよね。最初に一歩踏み出す、これは勇気かなぁー

翆は、最初に子供作ったしね。

翆「セックスのゆきつくところは、子供だもん」

それを回避すると老人達のセックスになるか・・・。

やっぱりピュアなときが一番かな。

それを思うと、今の高校生は親の目を盗んでセックス三昧して、それで首尾よく卒業するとカップルは離れて行くんだよね。ああーっ、親にしられなくてよかったって。その頃から、セックスを道具化する意識が芽生えて、打算で男と女がつきあいはじめるようになる。そして仮面カップルが大量に量産されるという、実につまんない人生を歩く羽目になるんだろうな。

だから晃子さんのお子達にエール!

 

小樽市南小樽

SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6OSS

ISO6400,焦点距離97mm,露出補正-0.3,f/5.6,1/160

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ZEISSの空気107. 小説:小樽の翆134. 乗り逃げ

2020年07月14日 | Sensual novel

 

 今週も、札幌市内で小さな広告代理店を経営しているベーヤンから昼飯のお誘いがくる。因みにベーヤンは、広告業界で異色の工学系の出身だから、万事構造と数字で物事をみるのが得意。

 ベーヤンの土日は家庭サービスがあるからお誘いは平日に限られる。つまり平日に30代のキャリアーウーマン達と情事を毎週重ねているわけだ・・・。

ベーヤン「うん、夕べもね。キャリアウーマンだって欲求不満になるじゃない。そうするとホストクラブ通いになるわけ。だけど昨今ホストクラブは、コロナウィルスのクラスターになっているところがあるから、彼女達もゆけないわけ。それで俺が毎週捕まるわけ。俺だと、全部費用は俺持ちで安上がりだし、それに安心だし、一石二鳥だというので飛びついてくるキャリアウーマンが多いわけ。俺みたいに小さな会社の経営者だと彼女達の狙い目ね」

それでキャリアウーマン達にご奉仕申し上げているわけ・・。

ベーヤン「キャリアウーマンって貞操観念がないから欲望を処理できれば、あとは人並以上の見識さえあれば誰でも好いみただね。それで朝になると仕事ってんで会社に向かうわけよ。会社のロッカーに着替えがおいてあるから、社員が出社する前に着替えるわけ。キャリアが早朝から会社にいることには誰も疑問を感じないからね」

そんなに仕事に打ち込んで、将来役員になるんだろうか・・・。

ベーヤン「役員になれるのは、数パーセントもいないよ。それに企業によっては学閥があるからね。だからキャリアウーマンは使い捨ての駒の一つに過ぎないさ。知らぬは本人ばかり。俺もそんなこといわないけれど、外から企業をみているから、企業の内懐が、よく見えるんだ・・・」

それでまた中出し、したとふざけたんだろう?。

ベーヤン「だってさあ、女がやりたくなる頃って排卵日のあたりが一番多いんだよ。だからゴム付けろってうるさいけど、燃え上がってしまえばどうでもよくなるじゃん。昨日なんか、あら、ゴム切れていたなんていったら、真っ青な顔をしてさ・・・、笑っちゃうよ。でっ、面白いから、嘘だよとはいわずに放っておいた。少しは、おごった食事代分ぐらいは、リスクしょえよなぁと思うね」

キャリアってぐらいだから一応高学歴だよね。

ベーヤン「大体は海外の大学院で修士の学位ぐらいは、とってくる」

修士たってさあ、最初の1年目は授業単位で受講料払って、のこり1年で論文を書くから放し飼い。それで、審査で少し厳しいこといわれて修士の学位を取得するわけだから、大学卒に毛が生えた程度。だって審査付論文なんか全然書かないから、アカデミック・キャリアはゼロだよね。

ベーヤン「彼女達は、アメリカの文科系大学に欺されていると思うな。あのさあ文科系の女達って、どこかヒステリックなところがあるのよ。今時文科系なんかなんの役にも立たないけど、それを認めさせようとする焦りかな!」

やはりキャリアを目指すなら工学系の博士ね。博士の学位を取ってから全てが始まるといったらよいか。そんなの海外へわざわざ行かなくてもできるけどさ。博士課程になると、文科系は博士の学位なんかめったに出さないのよ。だからみんな理工系を目指すわけね。

ベーヤン「それでも、彼女達にとっては、役員に向かう道筋にいると思ってんだろうな。専門能力といったって経営とか資産運用とか保険ぐらいの知識だろ。そんなアメリカ仕込みの文科系キャリアなんて本の表紙が違うだけだからさ・・」

アメリカの大学って、そのあたりの商売が旨いのよ。それで女達はコロッとだまされて留学するわけね。有能な人材だったら海外へ行かなくても優秀だよ。いまじゃ、そんな小細工は、大手企業では通用しないから、観光業とか広告代理店とかの就職が多いかな・・・。あっ、それでベーヤンは、キャリアウーマンを捕まえやすいわけだ・・。

ベーヤン「キャリアウーマンは、アメリカの大学に欺され、日本の企業に欺され、使い捨ての高学歴者よ。わては、そんな彼女達を乗り逃げするわけさ(笑)」

ゴム切れてた!!・・といって脅しつつね。

ベーヤン「ナンパ打率高いよぉーー・・・」

(大笑)

そうそう!、ベーヤンには後日談がある。先日のキャリア主婦との排卵日ナマだし情事ね。

ベーヤン「俺とやった日に、旦那を誘ったんだって。旦那は公務員らしく地味な性格だって。それで面倒くさがってしないのよ。それで彼女も焦って翌日、翌々日と、もう抱いて抱いてとはしゃいで、ようやく旦那とやって愛でたし愛でたしなのよ。排卵日は通り過ぎているから、まあ旦那とのセックスは形式なんだけど、やっといてよかったって」

つまりベーヤンの種で既に妊娠していたわけだ。

ベーヤン「キャリアウーマンは、生理が来ないといってたから俺の種で妊娠したですね。血液型が旦那と一緒だから遺伝子を調べない限りわからない。女の優性本能かな。地味な公務員の種はいらないってさ。時折平凡な公務員の子供から、突然芸能人が出てくる突然変異ってあるじゃないですか。それって実は突然変異ではなく、実は種が旦那のではなく、別のオトコの種という場合もあるらしいよ。そういうところに女の優性本能が働くみたいです。多いんだって、女の優性本能が働くケースが・・・」

そう言い残して、ベーヤンは、札幌行きの列車で帰っていった。

 

小樽市函館本線

SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6OSS

ISO100,焦点距離18mm,露出補正-0.7,f/5.6,1/250

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ZEISSの空気106. 小説:小樽の翆133. 失禁情報

2020年07月13日 | Sensual novel

 

 今日は、翆の準夜勤の日だ。だから夜の飲み会の約束して、夕方翆は、喜々ようようと出勤していった。

だから房チャンのお店で深夜の夕飯であり、飲み会なのです。

房チャン「市内の病院でまた失禁が登場したらしいよ」

なにそれ、尿を漏らしたぐらいで話題になると、うかつに屁一つかけないや。

翆「失禁て隠語よーーぅ。薬中毒マニアのこと(笑)」

房チャン「麻酔を打つ前に投与する緊張をやわらげる鎮痛剤とか睡眠薬ね。フワーーッていい気持ちになるのよ。でね、こうした薬の中毒患者というのが救急外来でくるわけ。その薬じゃないと痛みがおさまらんのですよー、といって。それで希望した薬がもらえないと、治りましたっていってツツッと帰っちゃうわけ。そんな風にして薬をくれる病院を渡り歩いている人がいるの」

翆「失禁情報は、最近ネットで伝わるから顔が割れているけど。あっ、新しい中毒患者が発生したんだ・・・(笑)」

房チャン「そうなのよ。多分顔が割れていない本州からきたのかな・・・」

本州から鎮痛剤や睡眠薬をもらいに、小樽の病院ですか・・・・。

・・・・

翆は、アンデスのマカを飲んでいる。精力剤だから今夜も激しいセックスをするだろう。今夜は翆の膀胱の上を押さえつけて失禁させてみようかな。「ああ、っでちゃう、でちゃう、ああーーーといって、尿が噴き出す・・・」そりゃ想像するだけで楽しいなぁー。ウッフフ・・・。

翆「あちきぃーー、なに一人で思い出し笑いしてんのぉーーーー」

 

小樽市天狗山

SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6OSS

ISO6400,焦点距離135mm,露出補正-0.3,f/8,1/10

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EOSな日223. 虚飾の花

2020年07月12日 | Kyoto city

 

いつもの海外用フィールド機材も虫干しないと、アカンでしょう。

今でもキャノンのWEBページに製品登録されているこのレンズが、一番使いやすい。

重たいけど・・・。

さて古都の簾に着目して撮り歩いた。

そしたら俗にいう古都のイメージは、この一角だけ。

この程度の資源で観光客を集めていたのか、唖然!。

大いに京都の食をアピールする意図で店舗を改装したが、今ではそんな新しいビストロの看板が痛々しく映る。

店を開けても人は来ない。

やがて借入金の返済ができなくて廃業だろう。

それまでの饗宴が虚飾の花だった。

虚飾であることに人々は気がついた。

だからもう人々は戻らない。

そんなよどんだ街が店をとじていても、近所の公園はあいていた。

木々に射す木漏れ日に新鮮みを感じる日々だった。

饗宴ではなく健康でいられることの価値に気づいたのかもしれない。

そう思っていたら居酒屋は満員だった。

なんだぁー。

さて、ようやく機材の虫干しが終わった。

また海外のフィールドへ出かけられる日がくるだろうか。

 

京都市東山区祗園(2020年6月2日)

EOS1DsMark3、EF28-300mmL IS USM/F3.5-5.6

1)ISO1600,焦点距離135mm,露出補正-0.67,f/8,1/320

2)ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.67,f/5,1/200

3)ISO1600,焦点距離100mm,露出補正0,f/5,1/250

4)ISO1600,焦点距離210mm,露出補正-0.67,f/8,1/160

5)ISO1600,焦点距離28mm,露出補正-0.67,f/8,1/320

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番外編453. 新型コロナウィルス13. 海外と日本の状況

2020年07月11日 | analysis

 

 新型コロナ感染も、属地的な様相をおびてきた。世界で見れば米国が感染者数が増加し続けており、他方でヨーロッパ各国と比較すると日本は、人口数の割には著しく感染者数の値が低い。

 これまで日本のPCR検査数の少なさがメディアなどで指摘されてきたが、その指摘は間違っている。同様のことを7月8日の感染者数累積値で見ると韓国(13,244人)、オーストラリア(8,880人)、ニュージーランド(1,537人)である。これらに共通する点は、いずれも島国であること。韓国は北朝鮮との国交がないから島国と捉えてよいだろう。島国であることによって国境を陸地で接することがないので人の往来の遮断が容易であり、そのことが感染者数の少なさにもつながっていると考えられる。

  他方で同じ島国で大量の感染者を発生させている英国は、海底トンネルで鉄道、バス、自家用車でヨーロッパ大陸諸国と密につながっているので、これを島国と呼ぶのは難しく、やはり制御できない人口流動が感染経路として存在しているのだろう。

 また的中率7割程度のPCR検査数の少なさを指摘するメディア系人種も多いのだが、このPCR検査の及ばないところを埋めているのがレントゲンやCT検査である。むしろレントゲンやCTの方が瞬時に感染状態までわかる能力があり、PCR検査よりはるかに優れている。

 いま病院で内科の診察を受けると、先ず検温され、熱があると直ちに隔離されて、レントゲンやCTによる検査を受けさせられ、即座に結果がわかる。レントゲンやCTによる検査数は感染症検査数にはカウントされていないのだろう。ベッド数50〜100床程度の病院ならばレントゲンとCTは大概備えられているといってよい。

 日本は本来脳梗塞や心臓疾患が多かったので、諸外国より優位な医療設備状況にあり、このことがPCR検査数の少なさにも関係していると私は理解している。PCR検査は空港などの水際対策で使用してこそ効果があると私は考えている。医療設備が整っている日本国内において、的中率の低いPCR検査をわざわざ受ける必然性は少ない。PCR検査は、海外からの大量帰国者の検疫方法なのだろう。

 

1.G7主要国の感染者数推移の状況について

 先ず図1でG7国家+中国、韓国の感染者数累計値を図1、さらに同様の1日あたりの感染者数推移を図2でみてみよう。

 米国が他国と比較し突出した右肩上がりの線形であり、都市封鎖政策の効果も少なく現在に至っている。7月8日時点の感染者数(累計値:8日時の感染者数)をみてみよう。米国2.993,760人:57,683人、次いで英国(287,874人:584人)、スペイン(252,130人:341人)、他方で最小値は韓国(13,224人:63人)である。各国とも10〜500人程度毎日感染者が発生しているが、米国の増加は群を抜いていることは既にメディアが報道しているとおりである。グラフの線形からすれば感染は、全く納まっていない状態だ。

 尚V字上の推移を見せていてる箇所は、元データの欠損値である。累積値だから水辺にはなるが低減することはありえないが、それでも若干の低減がみられるのも元データの集計方法を変えたとか修正したといったデータ集計側の事情を反映している。

図1.G7国家+中国、韓国の新型肺炎患者数累積値の推移(単位:人)

 

 図2. G7国家+中国、韓国の感染者数の推移(単位:人)

 

2.我が国政令指定都市を有する都道府県別感染者数の推移について

 7月7日時点で(感染者累積値:7日時点の感染者数)を、図3と図4でみてみよう。もちろん最大値は東京(6,973人:106人/日)であり、図の線形をみれば、一時期感染者低減期がみられたが、再び増加に転じている。これは夜の風俗業などに対して感染者発掘を積極的におこなってきている結果が反映されているのだろう。今後も感染者数は増加するが、それ自体は、むしろ適切な増加とみてよいだろう。ある一定のところ迄きた頃増加はストップされるだろう。

 それ意外に繁華街での若者の感染が増えていることが要注意だ。こちらは感染経路不明が多く、隣接県へ感染を拡大している可能性がある。実際東京都の1日あたりの感染者数が50人を越える頃から、隣接県の感染者数の増加、あるいは例えば京都、大阪の感染者がそれまで続いていた0値から、京都(1〜15人)、大阪(1〜34人)へと増加している。東京から持ち込まれた可能性が高いことを否定できない1日あたりの発生数の数値の推移である。

図3.政令指定都市を有する都道府県別感染者数累計値の推移(単位:人)

 

図4.政令指定都市を有する都道府県別感染者数推移(単位:人)

 

3.国際比較

 図1の海外と図3の国内の感染者数累計値推移をみていると、数値の相違こそあるが推移構造が類似していることに気づかされる。米国が増加を続け他都市との増加率は桁違いであると同様に、東京が増加を続けており、他都道府県との増加率がやはり異なっている。つまり1極増加他微増とする構造だ。そこに巨大都市ニューヨークを抱える米国と東京の類似性と読み替えてもよいだろう。

 それは巨大都市ならではの都市構造が関係しているのだろう。先ず空間密度が大変狭隘であること。当然昼夜間人口密度は高く、ソーシャルディスタンスも十分とれず、さらにはテナント家賃が高いため店を休業できる状態にはあらず、サービス機能維持のため企業を休みにはできず、さらには検疫できない裏社会を抱えている、などの巨大都市ならではの都市構造だ。

 

4.気になること

 今回の一連の政府や自治体の感染症対策で気になることが一つある。それは感染が発生した属地情報がプライバシーの観点から一切伏せられていることだ。そのため政策も自治体単位で自粛するという広範囲な政策をおこなってきた。もちろんそこには把握できない人口流動があるからなのだが、はたしてそこまでの社会的犠牲を払い広範囲な政策をおこなう必要があったのだろうか。むしろクラスターを発生させた場所がどこかとするスポット的な属地情報の公開こそが重要ではないか。感性地に近づかなければ、感染の可能性は低い。現状では、東京、神奈川、埼玉に近づくなということが図からわかるが、しかし重要なことは東京の全ての地域が感染地ではないのである。感染地は、大変限られた空間である。

 従って目下の所、東京・新宿、渋谷、池袋の夜の歓楽街の一部を一定期間封鎖すればよいと推測できる。因みに手元の厚労省のアプリをみるとこの2週間陽性患者との接触はないと表示されている。もちろん当初から当てにならないアプリだから、私は信用していないが・・・。

 感染者数増加と経済のバランスをとるなどというのは、いかにも微分方程式でモデル式ぐらいはつくれそうに思うが、そんな報道は全く聞かない。せめて数式ぐらい示して欲しい、と私は思う。感染症に関する知識は、高校生迄の知識で十分だからね。

 ニュースを聞いていると実に説明や論理が稚拙すぎる。まして科学技術立国において文科系の官僚や政治家がリーダーシップをとるなんて、私にはゾッとする気分だが、といって文科系の官僚や政治家が一番多いのだから、これも困った現象だ。政府はこれからおこなうとする施策を形式的に発表するだけだが、それを解説するメディアは、もう少し数値や数式を用いて論拠ある実証的解説をしてほしいですね。そうでないと、私のような工学系人間にとっては、なにもわからない。

 

データ依拠:厚生労働省WEBサイト、新型コロナウィルス感染症の状況と厚生労働省の対応について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00086.html

 

SONYα6600、Carl Zeiss Vario-Tessar E 4/16-70mm

ISO100,焦点距離34mm,露出補正+1.3,f/4,1/250

 

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Fisheye34. 魚が少ない

2020年07月10日 | diving

 

6月の沖縄は、魚が少なかった。

絶対量も種類も。

それに稚魚が多かった。

これが7月になると一気に種類も数も増えて沖縄の海になるはずだが・・・。

それとも主に魚眼レンズを使用しているから、私の意識が届かないだけだろうか・・・。

それを考えても、やはり魚は少ない。

だから画像がどこか寂しいのである。

ましてこちらの意識は、大いに萎縮している。

じゃあ、気分をはじき飛ばそうとはゆかないのである。

観察者の意識も変わると、撮される画像も違うのだろうか。

そんなことはないだろうけど。

やはり、沖縄の海にしては魚は少ないけどな・・・。

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO347,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/857

2)ISO317,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO262,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

 

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Fisheye33. 扁桃腺炎

2020年07月09日 | diving

 

こんな時期に風邪をひくと、難儀だ。

新型肺炎も風邪もインフルエンザも症状が似ているからだ。

まず本人自身が、新型肺炎に感染したかもしれないという嫌疑がわきおこる。

だが感染地には出かけていない。そうなると風邪なのかと、思考はぐるぐる回る。

PCR検査が先か、主治医の診察が先か、頭痛と発熱で悩まされる頭で決断しなければならない。

見知らぬ他人の検査よりは、先ずはこれまでの私の診療歴が多大にストックされている主治医にかかるのが適切だろう。

ようやく決断し主治医がいる病院へゆく。

最初にレントゲンを撮られ、場合によってはCTも撮るが、発熱者は隔離されるので別室のモニターで主治医と相談だ。

喉に白い筋もないし、呼吸も苦しいことはない、レントゲンから見ても、扁桃腺炎ですね。

PCR検査の正解率は7割だから、不足分をレントゲンやCTなどで補って確定するわけだが、すでにレントゲンでさえ異常は無いのだから話は容易だった。

薬処方しておきます。

ここまでくるプロセスの長かったこと。

つまり石垣島の宿の強力なエアコン風で喉と鼻をいため、それをズルズルとひきずってきたのだった。

先日エアロビクスをしたら、その後躯を冷やしすぎて、いきなり37.9度の熱がでて扁桃腺炎を発症した。

もともと、喉が弱いのだ。

主治医のところで処方された解熱剤と抗生物質薬が効いたし、石垣島での発症から12日目にようやく扁桃腺炎のジレンマから開放された。

長く悶々とした2週間近くの辛い時間だった。

 

沖縄県慶良間諸島、石垣島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO545,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/622

2)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1331

3)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1162

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ZEISSの空気105. 小説:小樽の翆131. ソープランドスタイル

2020年07月08日 | Sensual novel

 翆は、夜勤あけの朝だ。

帰ってきてから朝飯をたべ、さてお風呂に入って寝るか・・・。

翆「アチキも徹夜だから一緒に寝ようよぉーー」

なんか変な生活だけど、それが我々の日常なんだ。

風呂でボディソープを翆の躯に目一杯塗りたくってバブルマッサージだな。ここは綺麗にしなきゃね・・、といって指で翆の股間をひろげて丁寧に洗ってあげる。翆がうっとりした顔をしている。感じてきているみたいだ。おもしろいから、もっと奥まで・・・。

翆が唇を寄せてきた。ピタリとアチキの口に合わさっている。

翆「ああっ、ああっ、感じてきちゃう」

そういって翆は泡だらけの躯で、アチキにしがみついてくる。

躯をピタリとつけて腰を動かしつつ燃え上がってゆく・・・。

翆「うっ、うっ、うっっっっーーー、いれて!」

そういう女の顔って、無性に可愛いと思う。

翆を抱えて座位で入れてしまう。翆の膣壁の感触・・・。

翆「ウウッ、、ハア、ハア、ハアーーー」

翆の呼吸が速くなってくる。そのまま翆の躯を抱えて湯船に入ると、お湯があふれだし、その音が響く。

翆「あっ、あっ、クル、クル、クルーーーー」

お互いの躯が激しく動くと、湯船に波が立ち、あふれたお湯がザブン、ザブンとこぼれてゆく。

翆「突いて!、ウッ、ウッ、あっあっああああーーー」

翆の腰の動きが速くなる。

翆「あああああっ、ああああああああああっっっっっっーーーー」

翆の躯が後ろにそって躯の高まりを迎えそうだ。

翆の躯ビクビクと震え、膣が収縮を始めた。

お互いにボディソープでヌルヌルした躯をこすりながら、翆の膣に精子を撃ちはなつ。

翆のツメがソープの背中に食い込む・・・・

股間を激しくすり寄せてくる・・・

翆の躯がガクガクと震えて、そしちアチキにもたれかかって、やがて、しおれてくる。

翆「ハア、ハア、ハア、いったね・・・」

湯船の残り湯で躯を流しながら翆にイチブツを入れたまま抱えて風呂から上がり、大きなタオルで一緒にくるまった。

うーーん、これがソープランドスタイルかなぁー。

そのまま布団へ翆を抱きかかえていった。

ソープランドスタイルだけど、翆のボディで満足している。

これが痩せている女だと小骨が喉につまりそうで、やだな。

スタイルがよくても、脱がすとがっかりするような女っている。どうも欲望がわかないのだ。

翆の中肉中背のボディの、皮下脂肪と筋肉が入り混ざった少し太めの二の腕とか、腰回りとか、柔らかい大臀筋とか・・・、そんな躯の量感と肌を触れあわせているのがアチキは心地よい。世の中では話題にすら上がらないけど、躯の量感の相性って絶対にあると思う。

陽が次第に上がる頃、翆を抱きかかえて寝てしまった。

小樽は晴天だ。

 

小樽市相生町

SONYα6600、E18-135mm/F4.0 OSS

ISO100,焦点距離56mm,露出補正-0.7,f/5.6,1/640

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ZIESSの空気104. 小説:小樽の翆130. 月面ムーンサルト!?

2020年07月07日 | Sensual novel

 

 翆は、七夕の日に日勤とはラッキーだった。夜を楽しもう。というわけで中央市場へ食材を買い出しに出かけてきた。この頃は旬の素材の調度切れ目のようで、それでもエゾバフンウニとホッケがあるか。それにメロンかなぁー。

・・・

さて織り姫と彦星は月面ムーンサルトでセックスしたのかなぁー・・。

翆「重力がない宇宙でセックスってどんな感じだろうね。抜くと精子が粒状になって漂うのかなぁー

・・・

翆を小机に押し倒して、股間をイチブツでさぐってゆく。

翆「あらあら、どうしたの!、今日は、早いねぇーー」

翆のロングのスカートをたくし上げて、ショーツの脇から、イチブツで翆の股間を撫でてゆくと、少し濡れてきた。

そのまま切っ先を膣に入れると、

翆「うっ、うーーん、」

翆の躯がそって、顎が上になって、体全体が小机の上でそっている。

翆の足をひろげて奥までつっつくと、翆の躯が前に動き、頭が小机から垂れ下がっている。

翆の喉がググッとみえている。翆の喉を舌で舐めて、柔らかい喉ボトケを噛んでみる。

翆「ウッ、ウッ、ーー、今日は、いきなり入ってくるんだね、うっ、突くと感じてくる・・・・」

次第に翆の骨盤が前後に動きはじめた。

翆「ハッ、ハッ、ハッ、ーーーー」

翆の膣奥まで差し込んでつっくと翆のからだがずり上がる。

翆「アッ、アッ、ああああーーーー」

翆の膣が収縮しだした。骨盤が激しく前後に動き出した。それは翆が膣を動かして、アチキのイチブツをしごいているようだ。

翆「はぁっっー、はあっーー、いっちゃいそう・・・・」

膣が前後に収縮をし、骨盤が激しく動いている。といってそれは、いつもより控えめなのだ。

イチブツが抜けそうになる、だからさらに膣奥へ突きあげてゆく。

衣擦れの音がしている。

翆のからだが大きくそって腹が上下している。

翆「うっうっうーーー」

そのまま翆の躯のなかに精子をぶち込む・・・。

翆「あっ、あっ、ああっっっーーーーー」

膣が小刻みに収縮して精子を吸い込んでゆく。

音にならない収縮の感じが翆の呼吸から伝わってくる。

翆「ハア、ハア、ハア・・・・・」

やがて翆の躯が弛緩し、小机の上でだらりと脱力してきた。

一寸乱暴なセックスをしてみたかったんだ。

翆「七夕と飛躍しているぅー。なんか大地主が農作業小屋で小作人の娘を犯しているみたい(笑)」

そうそう、そんな感じ・・・。

アチキ流の月面ムーンサルト!?、かなぁー(笑)。

翆の躯を起こしてアチキの上に載せて余韻を感じている。

翆のTシャツが汗ばんでいる。翆のスカートがからまっている。

そうやって翆を抱えて一つになっているときって、イチブツと膣が支えになって安定しているわけだ。

ずっとそうしていたい心地よい時間だと思う。

・・・

小樽の七夕の夜。

 

小樽市稲穂

SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6OSS

ISO6400,焦点距離135mm×2倍,露出補正-0.3,f/36,1/125

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ZEISSの空気103. 小説:小樽の翆129. ナースマンをもてあそぶ

2020年07月06日 | Sensual novel

 

 翆は、今日は波子さんと夜勤だ。

夜半の休息タイムにナースマンがやってきた。感染症病棟も目下入院患者がいないので時間をもてあましている。

ナースマン「みなさんお元気ですっかぁーー」

波子「彼女とやってる、なんか勃起気味よ!」

ナースマン「それって、セクハラですよぉーー」

波子「看護の世界にセクハラなんかないの。看護自体がセクハラ行為なんだから。なんかネタないの?」

ナースマン「うーーん、不感症の女ってどうですかぁーー」

波子「不感症・・・、つまり精神分裂症の気がある女の話かぁー!?」

ナースマン「まあ、それに近いんですけどぉー。僕の友達の話ね。彼女と一緒に暮らしているんだけど、全然セックスしないんですって。なんか昔の彼氏がトラウマになって、彼が触ろうとすると拒絶反応がおきるんですって。でも家事はちゃんとやって主婦業はするんですよ。そういうの、どう思います」

波子「そんなの別れればいいじゃん、解決方法はそれだけ・・・、なんかつまんない結末だよね」

翆「あらぁー、セックスが嫌いな女っているみたいよ。なんか煩わしくて、したくないというのが・・・」

波子「それって、女の意識と母親としての意識が分裂しているんだよ。どうしても一緒に動かない。そういう女っているよね。そんなのに捕まったらオトコは悲惨だな」

翆「なんか他に興味の対象があるんじゃない?」

 ナースマン「彼女は、大学の研究員ですって。博士号をめざしているみたいなんですよ」

波子「だもんーーん、セックスなんか煩わしいのよ。多分そこまでの育ち方に難がありそうね。それよか彼氏の精子を採取して、彼女のお腹に中に入れちゃえばいいんじゃない。それで子供ができれば、彼女の意識も変わると思うよ」

ナースマン「変わらなかったどうするんですか・・・」

波子「しらない。それよかみんなで話していたの。ナースマンの精子を採取して、私達のお腹にいれて、細胞分裂させるという話。産婦人科の先生のところで冷凍して、私のお腹に植え付ければ妊娠するでしょう。それで子供作れたら簡単じゃない。あんた生殖コーディネーターの資格があるでしょう」

ナースマン「生殖の看護ですよ。生殖行為そのものは医者の仕事!」

波子「じゃぁ、精子の採取は??」

ナースマン「そのお手伝いぐらいなら・・・」

波子「そんなの私達がお手伝いしてあげる。じゃあナースマンの精子を採取して、産科の先生の所にもってゆけばいいんじゃない。あの先生、ぶっきらぼうだから、あとのことはしらねぇーよ!、といって排卵日のときにやってくれるかもよ」

波子さんがナースマンの股間をさわりながら・・・、大きくていっぱい出そうだよねぇー・・・。

ナースマン「変態看護師!!」

そういってナースマンは、仕事場に戻っていった。

翆「いじめすぎだよー、もう(笑)」

 

小樽市相生町

SONYα6600、E18-135mm/F4.0 OSS

ISO6400,焦点距離135mm,露出補正-0.7,f/5.6,1/15

 

 

 

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EOSな日222. 後ろ向き

2020年07月05日 | Kyoto city

 

緊急事態宣言解除後の散策。

普段使わない機材の虫干しが終わったから、一番使いやすい機材を持ち出した。

久しぶりにフィールド機材EOSだ。

海外のフィールドに出かけないので、最近出番がない。

RAW画像を、キャノンソフトで修正をすると歪曲収差も周辺光量不足も一気に解消される。

お古のLレンズでも画質が向上する。

その後photoshopで色調補正をおこなう。

これで手間はかかるが、レンズの欠点がなくなる。

さて、これで人間のアクティビティを・・・。

いや三密時代だから、そんなの撮れるわけないだろう。

人間が全てのことに後ろ向きになった。

全てがつまらなくなってきた。

つまらないのが一般化してきた。

さて、この先、このままのつまらなさのままでゆくのだろうか。

 

京都市東山区・下京区

EOS1DsMark3、Canon EF16-35mmL USM/F2.8

1)ISO400,焦点距離16mm,露出補正-0.67,f/4,1/13

2)ISO400,焦点距離33mm,露出補正-0.67,f/4,1/40

3)ISO400,焦点距離16mm,露出補正+0.67,f/4,1/250

4)ISO400,焦点距離23mm,露出補正+0.67,f/4,1/160

5)ISO1600,焦点距離16mm,露出補正-0.67,f/2.8,1/250

6)ISO1600,焦点距離19mm,露出補正0,f/2.8,1/15

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番外編452. 虫干し14. バックシャンのプロダクトデザイン

2020年07月04日 | Photographic Equipment

 

 手持ち機材の虫干しが終わり、普段使いしたい機材がある。

それがEOS1Ds mark3+EF16-35mmLのシステム。

撮影者がいつも目にするのは機材の後ろ姿だが、そのバックシャンがシビれるぐらいに格好がよい。

デザイナー目線では、愛でたいほど格好がよすぎるプロダクトデザインだ。

EOS1は、それ自身を越えられないといってよいほど完成度が高い。

キャノンの経営が安定していた頃の自信作だ。

今やカメラ事業から撤退か?・・・。

だから、こんな優れたデザインは、もう二度と出ない。

・・・

EOSは、海外の街やスポーツ選手のユニフォームのような彩度が高い色が好きだ。

だから日本の地味な世界では、その発色の良さをもてあましている。

忘れてはならないのが、Peak Designのストラップだ。

これなくして重たい機材を担いで撮影はできない。

・・・

光軸がズレるほど固いロシアの歩道にぶつけても、

ポルトでカメラを抱えてこけても、

飛行機の座席の下に転がされても、

ボディは傷だらけだが、

それでも正常に動作する信頼性がある。

だから70万のボディは立派に傷だらけで、世界に持ち出した跡がパスポートの押印のようにある。

・・・

それでいてバッテリーの持ちがよい。

1日RAWで約500枚撮影し、2日でメモリーカードが一杯になり、4日目でバッテリー交換と目安が立てやすい。

つまり4日目まで同時挿入できる2枚のメモリーカードで4,000枚撮影し1本のバッテリーで持つわけだ。

4日以内の撮影なら充電器は不用だ。

・・・

さて常用のEF28-300mmに付け替えて・・

パーマセルテープでフードを固定し・・・

リュックに入れて・・・・

旅にゆこうか・・・・・。

・・・

以下にポルトガルで撮影した画像をあげた。

光と空気を撮し込むことができるのがEOS1Ds mark3の実力。

日本では、地味な街で性能をフルに発揮できないEOSは、こんな風景を撮りたがっている。

 

追伸

 ダイビングをしていたら、ダイバー達御用達のオリンパスが投資会社にカメラ事業部を売却する話を聞いた。これまで数多くの名機を世に出してきたオリンパスも、最近のスマホの高画質についに太刀打ちできなかった。売却先が投資会社だから、新規の機種を発売することはない。おそらくオリンパスユーサー達の機材のメンテナンスだけだろう。

 私は以前、E-M1もE-M1mark2も魚眼レンズやハウジングもろとも沖縄のインストラクターにすべてあげてしまったし、多数のレンズも処分したので、オリかバス機材は皆無だ。今思うと、それでよかったと安堵した。

 

SONYα6600、Carl Zeiss Vario-Tessar E 4/16-70mm

1)ISO2500,焦点距離70mm,露出補正-0.3,f/5.6,1/125

京都市下京区

EOS1DsMark3、 EF16-35mmL USM/F2.8

2)ISO1600,焦点距離16mm,露出補正+0.5,f/2.8,1/8000

3)ISO1600,焦点距離35mm,露出補正+0.5,f/8,1/800

4)ISO1600,焦点距離35mm,露出補正+0.5,f/2.8,1/8000

リスボン、カシュ・カイシュ

EF28-300mmL IS USM/F3.5-5.6

5)ISO800,焦点距離135mm,f/5.6,1/3200

6)ISO800,焦点距離35mm,f/4,1/8000

7)ISO1000,焦点距離85mm,f/9,1/160

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Fisheye32. 遅速の理解

2020年07月03日 | diving

 

さて石垣島の宿の強烈エアコンによる鼻と喉のダメージを引きずりつつ、平熱なのでコロナ感染ではないだろう。

そんなことを意識しなければならないのが、いつもの夏と違うようだ。

うかつに風邪も引けない息苦しさがある昨今だ。

当然画像も、いつもと違って積極的ではない。

トップ画像は、黒島ツインロックのドロップオフ。

こういうところに魚はいるのだが、はるか遠くにパラパラとみえるが・・・。

手元の魚眼レンズでは、魚をアップで撮るのは無理と諦めている。

この機材なら水中のランドスケープだろう。

2番目の画像は、下にいるダイバーのはき出すエア。

光が当たれば綺麗なんだけどさ。

他人のエアをあびて、まさにコロナ感染の構図を思い出すというのが今年の悩ましさ。

こちらはゴーグルもレギュレーターもしているから、多分影響ない。

3番目の画像でキホシスズメダイかヒレナガスズメダイだろうか。

季節的には、こんなものしかいない時期なんだ。

6月って、そんな時期だったことを始めて理解した。

我ながら遅速の理解には笑えるが・・・。

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

ISO505,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

ISO396,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

ISO163,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

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Fisheye31. 運動不足、空振り、気分は憂鬱

2020年07月02日 | diving

 

 5ヶ月ぶりのダイビングだったけど・・・、

スポーツ教室が4ヶ月間休みで躯はコロナ太り、もう何年もスポーツをしなかったような案配で運動不足。

潜ったら少し季節が早いのか、魚が少ない、石垣島のマンタも登場せず、つまり空振り

水中のランドスケープ画像は沢山撮影したが、といってこんな岩の形が美しいといっても誰も共感なんかしないでしょう。

撮影枚数こそ多いが、使える画像が少ない。

それにコロナの負の意識もあり、気分は憂鬱。

運動不足、空振り、気分は憂鬱、これだけ揃えば、いつものコンディションではない。

帰ったあとも、強力なエアコンによる鼻と耳の不調が続く、熱はない。

やはりエアロビクスで鍛え直してから行くべきだった。

厚労省のアプリを入れていたが、感染者との接触は皆無。

このアプリ本当に効果があるのだろうか。

何をするにしても憂鬱な時代だ。

 

沖縄県石垣市、慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1088

ISO402,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/936

ISO261,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/80

 

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