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アマゾンで見た怪物が、映画ハリーポッターに出た。
先日、夜、テレビでハリーポッターをやっていたので何となく見た。
出だしからあっと驚く凄い映像が続くので、つい引き込まれて見ていると、醜悪奇怪おぞましい生き物が現れびっくり。
なんと私がアマゾンに通っていたころ、こいつを発見しやっとの思いで採集、この標本は我が家の標本箱にある。
ただ、映画では人間的な動きが多く、現実の動きの素早さとは相当違うなあ、まあ映画だからいいか。などと見ている内に映画の流れがだんだん説明調、冗漫になってゆき、気がついたら映画は終わって別の番組になっていた。
途中でテレビを見ながらぐっすり寝込んでしまったのだった。
当時の日記を開いてみましたので紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/72/293296fbf510985e4f008e4934377f9e.jpg)
ウデムシを発見した鬱蒼としたジャングルのキャンプ付近の風景。
2005 Jan. 4 曇りのち雨 Shima Junin Andes Amazon Peru
シマのジャングルでは毎日見たことのない生き物にお目にかかった。黄色黒まだらの猛毒蛇、真っ赤な胴体の蛇、トカゲ、巨大な足長蜘蛛、おぞましい色彩のヤスデの仲間、きれいな色の小昆虫たち、巨大ゴキブリ、よく見ると恐ろしい顔つきの種々雑多な吸血昆虫類、大きな顎の巨大蟻、ハキリアリの行列。しかし、どれもなかなか撮影が難しく映像記録は上手に出来なかった。なかでもこの大きなウデムシの一種は最も迫力があった。夜、ガイドが大声でさわいでいるのでいってみるとこいつが岩の上をすごい速さでいったりきたりしている。やたらすばしこい。私がネットをかぶせ、ガイドが押さえつけ、動けないでいるところにホルマリン・アルコールを注射して採集した。おとなしくなったのでおそるおそる触ってみたがまさに怪物だ。毒はないのかな。長い足を伸ばすと全長40cmほどあった。
帰国後 調べると こいつの和名は ウデムシ。クモの仲間。 節足動物門 Amblypygia(ウデムシ目)に属する生き物で陸性の節足動物としては大型の部類らしい。世界中の熱帯地方に広く分布するようで60種類ほどが知られている。日本には、ペットとして持ち込まれることがあるという。なお、この虫は拙著 ペルーの蝶類 P158 にも紹介されています。
このウデムシよりも巨大な足長クモの写真もありますので、そのうちアップするかも知れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/09/7dabb713246233f8986263a6044601aa.jpg)
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