日本の食料自給率

日本の食料自給率は40パーセント。食卓の5分の3の食べ物はは外国から買っている。工業の貿易立国としてお金を儲け食糧を買う構造。「植木屋殺すのに刃物は要らぬ」ではないが秀吉の鳥取城を攻め落とすのも鳥取のお米を高値で買い上げお城の中のお米の底をついた所で、簡単に落城させた。世界は戦国時代ではないが、市場の経済競争(戦争)と考えると同じ仕組みはある。しかも食料攻めは単に外国によるものばかりでなく、災害、疫病など人為だけではない。所詮人も食い物が無ければ生きていけない。日本は、戦後高度経済成長路線を取り続けてきた。確かに60年代ぐらいまでは荒廃した日本の再建に必要だったに違いない。しかし遅くても70年代中ごろからはむしろ社会的な損失や矛盾が表面化してきたように思う。今は社会は全体的には得るものより失うものの方がはるかに大きくなってはいないか。赤ちゃんではないが頭でっかちで手足が弱くよたよた歩きの感じだ。靖国も大事な問題だとは思うが、人の基本的な条件が省みられず全くこのことが問題ならない政治やメディアの実態。正常な感覚とは思えない。国や産業の論理が企業の論理に取って代わられている。確かに企業の論理は当面の利益を上げるには最も合理的だろう。だからと言ってやりすぎてはことを仕損じる。税金が入るからと言って国のハンドルを任せ渡していいものではない。総理候補の一人ぐらいその程度言っても良いではないか。本当の意味で愛国的な政治家がでてきてもいいのに。いろいろな意味で右も左も総理大臣も(使い走り)が多いように見える。「自分の頭で考えよ」だ。これじゃやっぱり12歳と揶揄されても仕方ない。(ついでに愛国的毒舌になうけど  次期総理の3候補そろって、どこかお坊ちゃん顔だと思いませんか、あれジャー台所の米びつなんかみたことないだろうなあ)
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