言い訳はよせ!朝日の社説

教育三法のことが昨日に続いて社説で取り上げていた。
 この法律の運用は慎重にしたほうがいいとう主張だった。
 4~50年前までならこれでもいいかもしれない。子供からすると『上意下達』の強化で済むようなことではない。今は、子どもの成長発達に太陽や水や空気に繋がるような意味合いを持っていというのに。
 国会の先生方も、大新聞の朝日の社説も(他のメディアは押して知るべし)「教育」の言葉を使うも、子供の実情を論議の対象の外におき、子供たちを今以上に壊すことが分りきったようなことを教育再生の名で大人が法律を作って子供を蹂躙する。
 私は国のおろかで絶望的な政策能力の酷さ、そこに誰も立ち入れずコミットできない、マスメディアや我々大人の存在を再確認させられた。
 朝日の社説は、何の警告もしない他の新聞やテレビよりはよりましだと言えなくもないが、所詮『後の祭り』を社説で取り上げる、現実社会への鈍化さだと、敢て申し上げたい。これではこの政策の間違いが明らかになったときの(貴社がよくやる)のアリバイ工作にしかならない。ここまで来たらしょうがないから、せめて検証作業だけは丁寧にやってほしいものだ。
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