戦争と経済

従来、戦争は経済と民族の誇りが目的だったのではないだろうか。時代と共に経済競争は究極的な手法として戦争と言う【 手段】が用いられたと思う。
戦争で失う富と得る富はプラス>マイナスなら経済だけ考えれば意味がないともいえない
。戦争と経済、これは太古の昔から現在に至るまで「勝てば儲かる」と言う法則は変わらないのだろうか?詳しく見てはいないが時代と共に(勝っても)採算が合わなくなっているように見える。戦後の世界の戦争を見てなおさらそんな気がする。
現在の日本の場合だったらどうだろう?食糧依存60パーセント超、石油ほぼ100パーセント、とにかく経済の構造が海外依存の高い日本にとって戦争と経済の関係はどうなるのか?軍備以前のリスク管理として計算しておく必要はないか。その辺の計算なく軍事の話題が出るのは、60年以上も前の日本が自他の国力や国際的視野を欠き計算もなく突っ込んでいった状況と基本的に変わっていない気がする。
 視野が狭すぎると結果は思いとは逆にでるのは個人も社会も経験済み。世の中(きっと私も同じだとは思うが)は、独りよがりが色々な分野や場面で増えてる感じがする
 

 

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にっちもさっちもいかない壁にぶち当たった号砲

2年前の郵政選挙で自民党が大勝した。その時、私は4~5年内に日本がにっちもさっちもいかない状態になるだろうと予測し、このブログにも書いた。耳を疑うよう出来事。安倍総理があのような経過で職を辞し、今回、福田総理と民主党小沢党首の大連合の密談(?)は端的な表れで号砲のようなもの。どんな壁にぶち当たっているかはどこからも知らされない。ただお二人は共に、そ壁の厚さを感じてのことだろうから気持ちは分る。共に前後や手順も考えず、トップ会談(密談)へ持っていったのは、壁に窮した気持ちは分るが、それぞれ準備してから始めるべきで今回のようなバタバタ劇はリーダーとしては共に情けない。ぶち当たった壁は、日本の経済そのもの。世間では好景気と報道されているが、実際の深刻さはトップシークレットになっているのではないか?(我々の眼に入る経済情報は目に余るほどいい加減で、情報と結果の違いは普通で問題にもならない)

経済の実態を経済の情報で誤魔化しきれないところまできていて、あっちを立てればこちらが立たずの、「王手・飛車取り」のところまで、追い詰められているのではないか。

現実を見て、現今のような「豊かさ」と欲に駆れてた「よこしま」を捨てるだけでいい。そこにこそ政治・経済・文化の【自然な智恵】が必要。焦ることはないのに。

昭和16年生まれ、66歳の私は、それを学んで来たような気がする。
(福田首相や小沢党首の耳にはとても届かないいでしょうけど。)

 

 

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