株の面白さの新発見

４～５年前から株をやっている。
長い事目に見えない教育の仕事をしてきたので、定年後は逆に誰の目にも見えるお金の事をやってみたくなった。
　一般に言われるように射幸心が無くはなかったが、これまでとは違う畑で仮説実験をするような科学的な興味もあった。
損得はいろいろあるがこの間、世界はいざなぎ以来の好景気から、現在の１００年に１度の経済危機までジェットコースターのような動きで世界は大変な事になっている。
　それとは別に以前は全く予期しなかった面白さのあることに最近気が付いた。
　
世界の国々は体制の如何を問わず現在のグローバル化した市場経済の最大の指標は株式であり、政府やリーダーはその動きから目を離せない。
それが国の内外を問わず社会的関係や政策決定を大きく左右するからである。
　今はネットで、誰でもがボタン一つで世界の市場をリアルタイムで一覧して見られ、追うことが出来る。
　見方はともかく世界のリーダーと同じ数字を追っかけて前後を考えていることになる。
　
　立場や次元は違うだろうが、それなりに数字の意味や背景が見えてくる。
　
　立場や意識の如何を問わず、どの人とも地球空間を共有しているような繋がりを感じる。
　予期していなかった感覚。
　
　　


　
　
　
　
　
　
　
　

　

殿堂に飾る２枚の絵

日本の教育で不登校や発達障害が問題になって久しい。
　色々な努力はされているが、増える一方である。
　東京日野市は過去５年間にそれぞれ２倍に増えている。
　自然現象とは思えないこの現象にどう対処しているのだろうか？
　政策や行政が従来のやり方を転換しない限り、増加傾向は変わらないだけでなく、もっと深刻な死や犯罪につながる深刻な事態を招くだろう・既に招いている、と考えられる。
　要するに子供が人間扱いされていないからである。
　全ての命や心の尊厳は見た目とは違う。誤魔化しは効かない。
　今やられてる殆どの対応は事後処理であり原因取り除き解決するものになっていない。
　（たとえは悪いがモグラたたきである。）
　
　経済も同様で世界がこれまでのような景気浮揚策をとっても世界全体の経済は基本的にはよく成ってこなかったし今後もよくは成らない。
　不景気だといってお金を印刷し、借金してお金を使う、経済力がつくはずがない。子供にも分る話。
　アニメの殿堂を作る話があるが、この２枚は是非飾ってほしい。
　１枚は、木の葉をお金に変えていたタヌキがシャッポを脱いで逃げ出す絵。
もう１枚は、家の外では大人が子供の話を聞かず、一方的に寄ってたかってイジメ、家の中で親子して泣いてる絵。
　尤も、この絵が殿堂に飾られる時には教育と経済の問題は解決に向かっているだろう。
　オバマさんも麻生さんも殿堂を作ってガンバってほしいが、頑張らなくてもやがて、お天道様や大地そしてこの体が教えてくれる。