中国経済を見て

日本も世界も経済の底打ちを宣言し、中でも中国経済の再興が注目され、世界の国々はその対応が求められているようだ。
 その1面は否定しないが、本当にそうだろうか?
 世界に先駆けて新しいバブルが始まったのではないか?
 中国始め世界は大量に金融を緩和し、財政出動(持ち出し・借金)した。
 借金で経済が大きくなったとすればそれこそ公的なバブルであり、持続発展するはずは無い。
 新興国の場合それ以外の条件の違いもあるが、本質的には同じはずである。
 やがて【財政バブル】は、弾ける。その時は金融緩和の策も無いから、国を統治するには戦後日本がやったように政策インフレしかないのではないか。
(予感は3~5年)
 他の行き詰まりと相俟って、その頃から【本気】で産業構造が問われ転換の方途が模索されるのではないか。(ここに、仮説的な予測を記録しておきたい。)

 
 目の前の直接的な被害や損失は大きいが、長い目で見ると、確実に出口に向う。
  そんなことを想像している。
 今やっていることは、 状況に合わない文明文化を積極的に壊すことで地球的・歴史的意味を(結果としては)持つだろうが、多くの人が望んでいることではない。
 自らを発達した霊長類だというなら、過去のボロボロになって使い物にならない(知識)ばっかし使わず、状況にあった新しい【智恵】を絞れば良いのに! と思う。
 
 
 
 
 
  
 
 
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