情報の中に閉ざされている自分

 1年に4万種からの生物が絶滅し地上から姿を消していると言う。
 生物の多様性を守る国際会議COP10が名古屋市で開かれ間もなく終わらんとしている。
  人類の存否に関わる地球的な課題に 世界のリーダー的存在のアメリカはどうして参加しないか?
  オリンピック招致に各国のトップリーダーは競ってコペンハーゲンに集まったのに、この会議には主催国の首相ですら参加しない。
  主催国も含めどの国がどんな主張をし、どこで折り合いがつけられないでいるかも分からない。
  人類が地球的規模で 遭遇している課題に各国の政府やメディアがこうも関心が低いのは何故か?
   異常気象や抗体ウイルスによるパンでミックもどこかへ遠ざかった感すらする。
   安全保障上も武力衝突は人意で解決できるが、上記の課題は人意を越え、容易くは手に負えない事は、分かっている筈。
   メディアがCOP10の情報をあまり取り上げず、国会では誰一人質問すらしない」中では、そこには問題が無いものと思いこみ、多くの場合、不足や違和感を感じずやり通してしまう。マスコミ情報の中でしか思考していない自分を自覚し、怖いものを感じた。
(社会が細分化・専門化したからなのか) 地球上の出来事を地球を視野に置かないで思考し情報を繰り出す人たちがほとんどであることを念頭に置かないと、いつの間にか断片的な情報の中に閉じ込められてしまい、それが普通だと勘違いしてしまう。
 
 
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