両立しない競争と自由

自由と競争は両立するものだろうか。

   勝者と敗者の出る競争社会でどうして自由に振る舞えるだろう?

    組織であれ個人であれ 大事な多くのことを犠牲にしないで、設定されたレースに勝ち抜くことは出来ない。

    競争社会=自由社会であるかのように言われているが 協力社会=自由社会 この方がすんなり落ちる。 

    例えば 市場の競争原理は競争の何倍もの協力体制が前提であり、今日のように国同士が国益を競って対立しているようでは環境破壊や原発事故に見られるように社会的恩恵より社会的リスクの方が大きくなり不自由を強いられる。

       競争が意味を持つ限界は 土台の協力関係が壊れるかどうかにかかっている。

    弱肉強食は競争の限度をはるかに超えている。 それが世界の現状か?

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