世の中の見える世界から見えない世界まで思いっきり。特に、子供、教育、不登校、自閉症等 情緒に関心あり
天まで届け
久しぶりに暗い気持ち
文科省は(学力テスト・愛国心強化・早期実用英語教育 ・パソコン)などに力を入れているようだ。
個々に取り上げればそれなりの有効性はあるのは当然だが、中央の行政府として最も大事なことは教育は基本法の1条にあるように 次代を担う子どもたちの人格形成がどうなるかである。
一人一人の人間を個体として見た時、(主体性の確立)無しに人格形成はあり得ない。
それでなくても、子どもたちは発達上の問題を抱え、世界や日本も社会的に行きづまり混乱している今日
何よりも子供や若者はアイデンティ(自己の役割)を自覚・確立する事が最優先ではないか?
一見、国家の即戦力になるような人材育成を目指しているようだが、それは今のような時代ではなく、社会も子供の教育も 軌道に乗り安定していることが条件だろう。
時代とチグハグな教育政策は国力を落し、子どもや若者の犠牲をさらに大きくする。
(それにしても、機密保護とは関係ないだろうが、教育行政は 既に膨大な数で出現している不登校・発達障害・いじめなどのデーターが揃っていない上開示を渋る傾向があまりに強い。 住んでいるこの市で経験しているところだが、久しぶりに行政の体質を感じている。マスコミは子どもや現状から遠い遠いところで、行政と一緒になって報じている。)
リーダーのいない世界
物事は世界的に動いているのに、未だかつて世界を単位としたリーダーは 一人も現れていないのではないだろうか?
例えば、超大国であるアメリカの大統領であっても、国を単位とした大統領であって、世界に圧倒的な影響力を持っていても それは世界益ではなく国益を優先する立場であって影響力を他に及ぼしているに過ぎない。
過去には湯川秀樹のような世界を1単位として捉えた世界連邦の提唱者はいたが、現在は世界に知られたその種の運動も運動家も見当たらない。
マンデラやガンジーのように世界的リーダーとして期待されそうな人物も,その立場には居なかった。
世界が行き詰まり混乱しているにも関わらず争いに明け暮れているが、世界を1単位として見る目もリーダもないままでは 人類の存否を脅かすようなよっぽど大きな災害でもないと、人類は世界を単位に考えて行動することが出来ないのかもしれない。
地球儀を傍に置いて繰り返し回して見ているが、のうてんきなはしゃぎは 世界のどこを見ても事欠かないが、誰もが安心して暮らせるところ等 1つとして見つからない…