「受け手が心閉ざさぬ報道を」

    

       ここへ来て明るいニュースが2つある。

    一つは

         中国の経済政策が経済成長路線に別れを告げ、持続可能な調和した経済への転換を内外に表明したことである。

         勿論、内実は今後に待つよりないが、当たり前のこの転換を政治のテーブルに載せた意味は大きい。

    もう一つは 

          音楽家の坂本龍一氏が 東京新聞との討論で「受け手が心閉ざさぬ報道を」と直接マスコミへ注文したことである。

          詳しくは26日に特集すると言う。

         ある意味で マスコミの影響力は政治以上のものがあり、マスコミの誘導で今日の日本や世界があると言える。

           これまで政治を批判してもマスコミへの批判はあまりなく、あっても(ついでにちょこっと)の感じでマスコミの引き立て役の感じすらあった。

          マスコミの評価は現在の社会をどう見るかによって違うが、今ほど立場を越えて社会に危機感を感じている時代は思い起こせない。

                    新聞のこの見出しになった言葉から想像すると、東京新聞も含めマスコミ全体に対し氏の深い感覚で率直に述べられたのではないかと

          期待し わくわくしている。

          私のかなり進行したマスコミに対する拒絶した感覚を「心を閉ざした」と想像もしない言葉で表現してくれた。これだけでも感謝。

    

     

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「それを言っちゃーおしめぇよ」  

 

    150年近く前、日本は世界に向けて開国した。今は世界の国々が 地球に向けて開国する時ではないか。

   現実は おおよそそれとはほど遠いところで 背広をきてはいるものの 刀を差したチョンマゲ頭や 拳銃をかざしてインディアンを追い詰める西部の荒くれ者のような人間が お高い所で彷徨っている。

   

   「それを言っちゃー おしめぇよ 」と 寅さんに言われそう。

    

 

 

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