3・11のおかげで、世界の原発行政は停止、G7は円売りドル買い協調して、安保理はリビアに軍事介入を認めた。世界を好転させたかどうかはまだわからないが、3・11のおかげで世界はまとまざるを得ず、日本抜きの世界は考えられないことを知った。そうであったらなあ、ということですがね。
TVとネットに釘付けだった、かつてない10日間。ちょっと疲れたけれど、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、福島には、「ニューディール政策」が必要です。
さらに1935年にはニューディールの第二弾としてWPA(公共事業促進局)を設立し、失業者の大量雇用と公共施設建設や公共事業を全米に広げた。
同様な政策特区を福島に指定し、同時に政治首都機能を福島に移転する。女子どもと若者以外の中高年は、福島で働きましょうや。
大量の放射能物質による核汚染の拡大という最悪の事態は、避けられた模様。消防隊の記者会見は行われたが、そのほかにも、現場で危険な作業を続けた、東電社員、協力会社作業員、自衛隊員、警察官、消防隊員、東芝・日立の社員たちの氏名を公表してほしい。もちろん、その内の何人が犠牲となったのか、重大な被曝を受けて治療しているのか、についてはいうまでもない。
菅内閣や東電や原子力安全保安院などが事態収拾宣言をする前に、報道してほしい。地震や津波の被害とは別に、福島第1原発事故は天災に加えて人災なのだから、人災から人々を救った人たちは別に記憶されるべきだと思う。ジャーナリズムを標榜するなら、せめてそれくらいは、政府や東電や原子力安全保安院などの顔色をうかがわずにやってほしいものだが、過大な期待だろうか。