ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

「理科入門」最後の授業

2012-01-18 21:28:35 | 授業・教育

ドラマとは関係のない授業ですが、理科入門Ⅱという授業を持っています。文系の学生対象の授業です。1回生が主ですが、2~4回生もいます。今日が今年度最後の授業でした。

今年度は、「水の不思議」をテーマに、水の話を中心にできるだけ実験を取り入れて授業を進めました。

一方で、各自が理科に関係する身近な不思議を探して、それに伴った実験・実習をして、プレゼンをするということを提起しました。

27名が各1~3人で計19テーマをプレゼンしました。人数が多かったこともあって、指導が行き届かず(昨年は12名だった)、必ずしも全員が実験をしたわけではありませんが。

学生が実際に家で実験してみたというもので、面白いと思ったのは、「コカコーラに卵は溶けるか」「ダイコンの汁で血液のシミはとれるか」「ラムネ菓子はどうして作るのか―重曹の用途」でした。ラムネ菓子は、作ったものを持ってきてくれましたが、見かけはネバネバして(材料の配分を間違えたらしい)とてもラムネに見えなかったけれど、味はしっかりラムネでした。

余談ですが、ラムネという名前はレモネードが訛ったらしい。ペリー来航によって日本にもたらされたそうな。

プレゼンについて言えば、個人差はあるものの、やはり1回生より上回生のほうが上手でした。とりわけ、4回生は。一つ一つの授業の中で、どの程度自分の成長を自覚しているか分かりませんが、確実に伸びています。

文章を書く力にしてもそうでしょう。

教師の仕事の何が楽しいかといえば、他人の成長に立ち会えることです。それにしても、最近の1回生はとても幼く見えるのですが。周りが大学生を子ども扱いしすぎていないでしょうか。

ところで、「コカコーラに卵は溶けるか」は先週、トップバッターでプレゼンしたのに、その学生に今日「プレゼンした?」と聞いてしまいました。ボケてる。

おまけに夜、パンを焼くのに、イーストを入れるのを忘れました。イーストの入っていないものをパンと呼べるかどうか分かりませんが、でも焼きたてはおいしそうです。実際、おいしい。でも、冷めたらまずい。

Image383_2

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ストレスと脳の活動 | トップ | ニワトリの骨格標本 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

授業・教育」カテゴリの最新記事