大阪杯を快勝した牝馬ダイワスカーレットが、脚部不安によって春のG1シーズンを棒に振ることになった。当初は『大阪杯の疲労がなかなか取れない』と言っていたのだが… そこで私は「天皇賞へ出走予定のメンバーで、ダイワスカーレットに惜敗した馬は消そう。大阪杯はそれだけ厳しいレースだったに違いない」と思い込むことにした。それはアサクサキングス、ドリームパスポート、メイショウサムソン… 基本的に天皇賞(春)は4&5歳馬が強いらしいので、この3頭が消えるのはありがたい。あとは残った4&5歳馬から◎を探せばいいだけのことである。アドマイヤジュピタ、アドマイヤメイン、ホクトスルタン… ジュピタは人気の1頭なので、軸として買っても面白くない。ホクトは前走の圧勝で意外と人気になりそう… 圧勝と言っても所詮は準オープン戦ですからねぇ…。そこで◎メインしかないでしょう。一昨年のダービー2着、菊花賞3着、その後は惨敗続き… ですが、『自分でレースをやめてしまう気性に問題がある』らしい。しかし、昨年から今年にかけては、好走したダービー&菊花賞のような逃げるレースをしていない。大阪杯のVTRを見たけれど、騎手にも“逃げる”気がなかったようで… ただ馬群について回っただけで、まったくレースをしていない。だから、冒頭の3頭と違って疲れも何もないはずだ。2000m戦後の3200m戦ならば、スタートダッシュもつきやすいし… 当日、思い切り良く逃げて馬がその気になれば、ひょっとするかもしれないなぁ…