バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

某地域巡回バスのオバサンたち

2008年05月26日 16時58分51秒 | バス運転士

私が走れる某地域巡回バスは3種類ほど… 昨日はその中の一つを走りました。1号と2号がそれぞれ違うコースを走っているのですが、私は1号です。

正午過ぎ、始発&終点でもある某所にバスを停めて昼食を取るのですが、一人のオバサンが乗ったまま降りませんでした。私は「すいません。食事休憩に入りますので…」と言ったのですが、オバサンは「乗ってたら駄目?」と食い下がりました。私は「えぇ、くつろげないので…」と言ったのですが、オバサンは「じゃあ、一番後ろに座ってるから…」と言って席を移動しました。私はあきれて何も言えませんでした。オバサンが「次、何分?」と尋ねたので、私は「13時××分の発車です」と答えながらも悩んでいました。バスを降りてもらうようにオバサンを説得するか、私が持参した昼食を外で食べるか… しかし、前例を作ってしまうと他の運転士にも迷惑な話になってしまいます。そこで“やはり降りてもらおう”と私が決意した時、オバサンが「○○だから、歩いて行くわ」と言って降りて行きました。私はホッとしましたが… そのバス停○○とは、2号が走っているコースのバス停でだったのです。おいおい…

夕方、乗客がオバサン(60歳前後?)一人になった時、ちょっとしたことがきっかけで世間話が始まりました。そんな中、「何処でどんな出会いがあるか分からないから!」という職場仲間の台詞が思い出されました。そこで私はオバサンに「どこかに良い嫁さんいませんかねぇ?」と言おうと思ったのですが… 外見が実年齢以上に見られる私は、オバサンが勘違いして迫って来ても困ると思い、何も言えませんでした。う~む…